家族向け宅食おすすめ12選|4人分の量とまとめ買いのコスパで徹底比較【2026年最新】

夕方6時、仕事から帰って手を洗う間もなく台所へ。冷蔵庫を開けて、今日は何を作ろうと考えるところから始まる毎日は、家族の人数が増えるほど重くなります。4人分となれば買い物の量も、作る量も、片付ける食器の数も一人暮らしの4倍です。

そんな家庭の夕食をまるごと支えてくれるのが宅食サービスです。ただし家族で使うとなると、一人暮らし向けの記事に書かれている1食○○円という数字だけでは判断できません。4人分をまとめて頼むと1回の支払いは4倍になり、冷凍庫にも4倍のスペースが必要になるからです。

そこでこの記事では、家族向けの宅食サービス12社を、4人分の量とまとめ買いしたときのコスパという家庭ならではの視点で比較しました。冷凍庫に何食入るのかの逆算方法や、1ヶ月の食費が自炊・総菜・外食とどう変わるかまで具体的な数字で解説するので、わが家に合う1社を見つける参考にしてください。

※本記事の料金・キャンペーン情報は2026年10月時点の調査内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

家族で使う宅食の選び方|世帯分の量とコスパで外さない5つの基準

家族向けに宅食を選ぶときは、一人暮らしとはチェックすべき順番が変わります。まず押さえておきたい5つの基準を紹介します。

1食単価ではなく世帯分の総額で比べる

宅食サービスの広告で目立つのは1食○○円という表示ですが、家族で使うならこの数字だけを見て決めるのは危険です。4人家族が夕食を宅食にすると、1食の単価がそのまま4倍になって毎回の支払いにのしかかります。

たとえば1食500円のサービスと1食700円のサービスでは、単価の差はたった200円です。しかし4人分を週3回、1ヶ月続けると500円なら約25,800円、700円なら約36,100円で、差は1万円を超えます。一人暮らしなら誤差の範囲だった200円が、家族では家計を左右する金額になるわけです。

比べるときは、必ず次の式で世帯分の月額に換算してから並べてください。

  • 1食単価 × 家族の人数 × 週に置き換える回数 × 4.3週 + 送料(1ヶ月分)

送料を忘れると1〜4千円ずれるので、送料込みの実質単価まで出すのが確実です。総務省統計局の家計調査によると4人世帯の食費は月10万円前後が平均値なので、夕食の宅食化に使える予算は2〜3万円台がひとつの目安になります。

大人と子どもで必要な量は違う|主菜のグラム数とご飯の有無を見る

宅食の1食は、多くのサービスで成人1人分・250〜450kcalのおかずセットとして設計されています。ここが家族利用でいちばん誤解が生まれるポイントです。

厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)では、推定エネルギー必要量は年齢と身体活動レベルで大きく変わるとされています。ざっくり言えば、小学校低学年の子どもは大人の6〜7割、中高生の男子は大人の1.2〜1.4倍ほど必要です。つまり同じ1食を配っても、小さな子どもには多すぎ、部活帰りの中学生には足りません。

そこで見るべきなのが次の3点です。

  • 主菜のグラム数と総重量(おかずのみで200〜300gが標準、350g超ならボリューム型)
  • ご飯が付くかどうか(おかずのみなら白米は自宅で炊く前提)
  • 1食あたりのカロリー(250kcal基準は少なめ、400kcal以上ならしっかり型)

小さな子どもがいる家庭なら、大人向けを3食頼んで4人で取り分けるほうが量も金額もちょうど収まります。反対に食べ盛りがいるなら、主菜が大きめのサービスを選ぶか、ご飯と汁物を必ず足す前提で組み立てましょう。

冷凍・冷蔵・常温のどれが家庭のリズムに合うか

宅食は保存方法によって、使い勝手がまったく変わります。家族の生活リズムに合わないタイプを選ぶと、食べきれずに残るのが典型的な失敗パターンです。

タイプ 特徴 向いている家庭
冷凍 1〜6ヶ月ほど保存でき、好きなタイミングでレンジ調理できる。まとめ買いで単価が下がる 家族の帰宅時間がバラバラ/週末にまとめて受け取りたい家庭
冷蔵 作りたてに近い味で量も多め。賞味期限は3〜5日程度で冷凍庫を圧迫しない 家族そろって食べる日が多い/冷凍庫に空きがない家庭
常温・ミールキット カット済み食材やレトルトが届く。10〜15分の調理でできたてを出せる ある程度は手作り感を残したい/人数分の量を細かく調整したい家庭

冷凍は自由度が高い代わりに場所を取り、冷蔵は場所を取らない代わりに期限が短くて計画的に消費する必要があります。週末にまとめて受け取れるなら冷凍、平日に家族がそろうなら冷蔵という分け方が、いちばん失敗しにくい選び方です。

まとめ買い割引と送料無料ラインで支払う総額が変わる

家族利用が一人暮らしより有利になる数少ないポイントが、まとめ買い割引です。多くの冷凍宅食は7食・10食・20食とセットが大きくなるほど単価が下がる設計になっており、4人分を頼む家庭は自然に最安の食数帯に届きます。

たとえばライフミールは7食520円・10食510円・20食490円(いずれも税込)と食数を増やすほど安くなり、ワタミの宅食ダイレクトも継続割の10食3,845円なら1食385円まで下がります。20食まとめて頼めば送料が1回で済むので、1食あたりの送料負担も半分以下です。

一方で、注意したいのが送料と手数料の条件です。

  • 冷凍宅食の送料は1回800〜1,300円が相場(北海道・沖縄はさらに高い)
  • コープデリのように、一定金額以上の注文で手数料が無料になるサービスもある
  • ヨシケイやワタミの宅食のように、そもそも配送料が無料のサービスもある

1食単価が20円高くても送料無料のサービスのほうが、4人分では結果的に安くなることは珍しくありません。必ず送料込みで比べてください。

冷凍庫の空きスペースで頼める食数が決まる

家族で冷凍宅食を使うときの最大の制約は、価格ではなく冷凍庫です。宅食1食分の容器はおおむね縦18cm×横17cm×厚さ3.5〜5cmで、4人分を1週間分(12食)ストックしようとすると、一般的な冷凍室の半分近くが埋まります。

先に容量を確認せずに20食セットを頼んで入りきらない、というのは家族利用でいちばん多い失敗です。注文前に冷凍室の空きを実際に測り、入る食数から逆算しましょう。どうしても足りない場合は、専用冷凍庫を無料でレンタルできるライフミールのようなサービスや、冷蔵タイプを選ぶ手があります。

冷凍庫の容量と食数の関係は、後ほど冷凍庫に何食入るかの章で詳しく計算しているので、そちらもあわせて確認してください。

家族向け宅食おすすめ12選|4人分の量とまとめ買いのコスパで比較

ここからは、家族で使うことを前提に選んだ宅食サービス12社を紹介します。まずは4人分の目安金額とタイプを一覧で比べてみましょう。

サービス名 1食あたりの料金(税込) タイプ 4人分の使いやすさ
LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
490円〜(20食プラン)・会員ランク最安382円 冷凍 20食まとめ買いで単価最安・冷凍庫の無料レンタルあり
ワタミの宅食
ワタミの宅食
590円〜(まごころ手鞠・宅配料込) 冷蔵(日替わり) 人数分をまとめて頼め配送料が無料・冷凍庫を使わない
Tsuklio(ツクリオ)
Tsuklio(ツクリオ)
848円〜(4人前×週5食・送料込) 冷蔵(手料理) 最初から4人前で届く数少ないサービス
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS(デリピックス)
795円〜(まとめ買い20%OFF適用時・定価994円) 冷凍 100種類以上から選べて家族の好みが分かれても対応できる
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
385円〜(継続割・10食セット) 冷凍 低単価で冷凍ストック向き・お試し10食3,990円
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
1人1食806円〜(食卓サポートプラン換算) 冷蔵 大皿で届くので家族の食べる量に合わせて取り分けられる
コープデリ
コープデリ
ミールキット885円〜(2〜3人前) 冷蔵・冷凍・ミールキット 食材も日用品も同時に届き買い物の回数ごと減らせる
ヨシケイ
ヨシケイ
1人1食453円〜(ミールキット・配送料無料) ミールキット・冷凍 2人用〜4人用の人数指定ができ作りたてを家族で囲める
FitDish
FitDish
1パック463〜561円(送料無料※一部離島・地域を除く) 冷蔵(パウチ) 冷蔵庫に立てて収まり冷凍庫を一切使わない
わんまいる
わんまいる
1,256円(健幸ディナー5食6,280円) 冷凍 主菜1品+副菜2品で食卓の品数を足しやすい
ニチレイフーズダイレクト
ニチレイフーズダイレクト
700円前後〜(セット商品) 冷凍 セット買いなら献立を選ぶ手間がなく単品追加もできる
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
612円〜(12食プラン)・nosh club最安492円 冷凍 1品ずつ選べるので家族全員の好みを反映できる

なお、家族向けに限らず総合的な順位を知りたい方は17社を比較した宅配弁当・宅食サービスのおすすめランキングも参考になります。ここからは12社を1社ずつ詳しく見ていきましょう。

1位 LifeMeal(ライフミール)|20食のまとめ買いで単価が下がり冷凍庫の無料レンタルもある

LifeMeal(ライフミール)

1食あたりの料金(税込) 7食520円/10食510円/20食490円・会員ランク10と8回まとめ買い20食の併用で最安382円
送料 980円(沖縄県は1,480円。ご飯付きセットを含む場合は+250円)
プラン・食数 定期の7食・10食・20食(回数縛りなし・スキップ可)
メニュー数 100種類以上(1品ずつ選択可能)
タイプ・栄養基準 冷凍弁当(全メニュー糖質30g以下・塩分2.5g以下)
4人分の目安 20食=4人×5日分。490円×20食+送料980円=10,780円(1食あたり539円)
特典 初回10食1,900円(1食190円)※冷凍庫無料レンタルとのセット申込・12ヶ月以上(月1回以上)の継続が条件/冷凍庫なしなら最大1万円分のクーポン
メリット

  • 20食プランなら1食490円、会員ランク最安382円と家族向けでは破格の安さ
  • 専用冷凍庫を無料でレンタルでき、まとめ買いの最大の障害を解消できる
  • 100種類以上から1品ずつ選べるので家族それぞれの好みを反映できる
デメリット

  • 商品代とは別に送料980円がかかる
  • 初回190円の特典には12ヶ月以上の継続条件がある
  • おかずのみなのでご飯と汁物は自宅で用意する必要がある

ライフミールは、家族でまとめ買いする前提ならコスパでいちばんおすすめできる冷凍宅配弁当です。運営は高齢者向け配食サービス大手の株式会社シルバーライフで、大量調理のノウハウを活かした価格設定が最大の武器。20食プランなら1食490円、累計購入数に応じて自動で割引されるライフミールClubと組み合わせれば最安382円まで下がります。4人家族が週3回の夕食を置き換えても、月2万円台前半で収まる計算です。

家族利用でうれしいのが、専用冷凍庫を無料でレンタルできる点です。宅食を4人分まとめて頼むと必ずぶつかる冷凍庫問題を、サービス側が解決してくれるのはほかにない強みと言えます。初回10食1,900円のキャンペーンは冷凍庫レンタルとのセット申込と12ヶ月以上の継続が条件になるため、まず味を確かめたい場合は冷凍庫なしの通常定期プラン(回数縛りなし・クーポン付き)から始めるのが安心です。メニューは全品が糖質30g以下・塩分2.5g以下に設計されているので、親世代の健康管理を兼ねたい家庭にも向いています。

2位 ワタミの宅食|人数分をまとめて頼めて毎日決まった時間に届く冷蔵タイプ

ワタミの宅食

1食あたりの料金(税込) まごころ手鞠590円/まごころ小箱620円/まごころおかず690円/まごころ御膳710円(5日間コース・宅配料込)
送料 無料(まごころスタッフが手渡しまたは鍵付き安全ボックスで配達)
注文単位 5日間コース・7日間コース・曜日選択。人数分をまとめて注文できる
タイプ 冷蔵(日替わり・管理栄養士が献立を設計)
4人分の目安 まごころ手鞠×4人×5日=11,800円(1週間・宅配料込)
特典 初めての世帯は初回1週間20%オフ(まごころ手鞠472円/まごころおかず552円)
メリット

  • 配送料が無料なので人数分を頼んでも送料が増えない
  • 冷蔵の日替わりで冷凍庫のスペースをまったく使わない
  • 毎日決まった時間に届き、不在時は鍵付き安全ボックスに保冷剤入りで置いてもらえる
デメリット

  • 当日中に食べきる前提なので買い置きのようには使えない
  • メニューは日替わりで選べない
  • 配達エリアが限られており、対象外の地域では利用できない

ワタミの宅食は、冷凍庫を圧迫せずに家族分をまとめて頼める数少ない冷蔵タイプです。まごころスタッフが平日の毎日、決まった時間帯に届けてくれるスタイルで、宅配料が無料なので4人分を頼んでも送料が4倍になることがありません。冷凍宅食では必ず発生する800〜1,300円の送料が丸ごと不要になるため、実質的な単価では冷凍サービスと十分に張り合えます。

コースはおかず3種のまごころ手鞠が1食590円、5種のまごころおかずが690円、ご飯付きのまごころ御膳が710円(いずれも5日間コース・宅配料込)。初めての世帯なら初回1週間が20%オフになり、まごころ手鞠は472円まで下がります。取り分けを前提に大人向けを3食頼み、小さな子どもは分け合うという使い方をすれば1日あたりの負担はさらに軽くなります。不在時は鍵付きの安全ボックスを無料で貸してもらえるので、共働きで日中に受け取れない家庭でも問題ありません。

3位 Tsuklio(ツクリオ)|4人前×週3食・週5食プランで家族の夕食をまるごと任せられる

Tsuklio(ツクリオ)

料金(税込・送料込) 4人前プラン 週3食10,690円(1食891円)/週5食16,960円(1食848円)・2人前プラン週7,990円
送料 無料(料金に込み)
届く内容 主菜と副菜を専用キッチンで調理し、冷凍せず冷蔵のまま配送
タイプ 冷蔵(手料理サブスク)
4人分の目安 週5食プラン16,960円で4人×5日分の夕食をカバー(1ヶ月約72,900円)
特典 初回は4人前週3食6,690円/週5食12,960円(木・金・土受け取り)
メリット

  • 最初から4人前で届くので取り分けや食数の計算がいらない
  • 送料込みの価格表示で、支払う総額がひと目で分かる
  • 冷蔵で届く作りたての手料理で、子どもも食べやすい家庭的な味つけ
デメリット

  • 1回の支払い額が1万円を超えるため心理的なハードルが高い
  • 賞味期限が短く、届いた週のうちに食べきる計画性が必要
  • メニューはおまかせで、苦手な食材を外す細かい指定はできない

Tsuklio(ツクリオ)は、旧つくりおき.jpから名称を変えた手料理サブスクで、4人前がそのまま届く数少ないサービスです。専用キッチンで調理したおかずを冷凍せずに届けるため、味も食感も家庭料理に近く、累計提供食数は2026年1月末時点で3,000万食を突破しました。

料金は4人前プランが週3食10,690円、週5食16,960円(いずれも税・送料込)。週5食なら1食848円で、4人分の夕食を平日まるごと任せられます。1回の請求額だけ見ると高く感じますが、4人×5日=20食分と考えれば1人1食850円弱で、外食やデリバリーよりはるかに安い水準です。初回は週3食6,690円、週5食12,960円と大きく割引されるので、まずは初回価格で家族の口に合うかを確かめるのがおすすめ。2026年2月には2人前プラン(週7,990円)も加わり、子どもが小さいうちは2人前、成長したら4人前と切り替える使い方もできます。実際の量や味はツクリオのレビュー記事で詳しく紹介しています。

4位 DELIPICKS(デリピックス)|100種類以上から選べてまとめ買いほど1食が安くなる

DELIPICKS(デリピックス)

1食あたりの料金(税込) 定価994円・まとめ買い割引で795〜894円(7,000円以上10%OFF/10,000円以上15%OFF/15,000円以上20%OFF)
送料 1,089円〜(地域・食数により異なる)
プラン 食数を選べる定期便。ごはん付き・おかずのみを選択可
メニュー数 100種類以上(ミシュラン星付き店経験のフレンチシェフ監修)
4人分の目安 20食まとめれば20%OFFが適用され795円×20食=15,900円+送料
特典 初回お試しセット(5食+ごはん1食)3,218円・送料無料
メリット

  • 100種類以上から1品ずつ選べ、家族4人の好みがバラバラでも対応できる
  • ごはん付きプランがあり、子どもの分は主食ごと任せられる
  • レストラン品質の味つけで、宅食にありがちな物足りなさが出にくい
デメリット

  • 1食あたりの価格は家族向けとしては高めの部類
  • 送料が1,000円超とかさみやすい
  • 20%OFFの適用には1回15,000円以上の注文が必要

DELIPICKS(デリピックス)は、ミシュラン星付きレストランで経験を積んだフレンチシェフが監修する本格志向の冷凍宅配弁当です(旧シェフボックス)。メニューは100種類以上と業界屈指の豊富さで、肉が好きな子ども・魚を食べたい大人・糖質を控えたい人が同居する家庭でも、それぞれに合う1食を選べます。

定価は1食994円ですが、まとめ買いの金額に応じて7,000円以上で10%OFF、10,000円以上で15%OFF、15,000円以上で20%OFFと割引され、最大で1食795円まで下がります。おかずのみとごはん付きを選べるので、部活帰りの子どもにはごはん付き、ダイエット中の大人にはおかずのみと使い分けられるのも家族向きです。初回はごはん1食が付く5食セットが3,218円・送料無料で試せるため、まず味を確かめてから食数を増やす流れが無駄になりません。毎日ではなく金曜の夜だけ少しいいごはんにする、といった週1回のごほうび使いにも向いています。

5位 ワタミの宅食ダイレクト|冷凍おかずをストックしておける家族の予備軍

ワタミの宅食ダイレクト

1食あたりの料金(税込) いつでも三菜 継続割10食3,845円=385円/定期おまかせ10食4,645円=465円/五菜 定期10食5,633円=563円
送料 本州・四国・九州990円/北海道1,320円/沖縄2,420円
主なコース いつでも三菜(おかず3品)、いつでも五菜(おかず5品)、ごはん付きセット
タイプ 冷凍弁当(管理栄養士が献立を設計)
4人分の目安 20食(10食×2回)で4人×5日分。385円×20食+送料990円×2=9,680円
特典 お試し割(1人1回限り)いつでも三菜10食3,990円=1食399円/いつでも五菜10食4,990円=1食499円
メリット

  • 継続割なら1食385円で、家族分をストックしても負担が小さい
  • おかず3品と5品を選べ、食べる量に合わせて使い分けられる
  • 冷凍なので買い置きでき、帰りが遅い日の保険として使える
デメリット

  • 注文のたびに地域ごとの送料がかかる
  • 1食の容器は小ぶりで、食べ盛りには量が物足りない
  • お試し割は1人1回限りで、繰り返し使えない

ワタミの宅食ダイレクトは、冷蔵のワタミの宅食と同じグループが手がける冷凍版です。主力はおかず3品のいつでも三菜と5品のいつでも五菜で、専任の管理栄養士が塩分・カロリー・品目数に配慮した献立を設計しています。継続割を使えば10食3,845円(1食385円)と、冷凍宅食のなかでも最安クラスです。

家族向けには、毎日の主軸として使うよりも冷凍庫に常備しておく予備として使うのが現実的です。部活で帰りが遅い子ども、残業になった親、習い事で食事の時間がずれる日など、家族の予定がバラバラになる夜に1食ずつ取り出せると、その都度の献立の心配がなくなります。はじめての人はお試し割のいつでも三菜10食3,990円(1食399円)から始めると、送料を含めても4,980円ほどで4人が2〜3食ずつ味見できます。

6位 シェフの無添つくりおき|主菜2種+副菜3種で大人2人と子ども1人の2日分をカバー

シェフの無添つくりおき

料金(税込) 食卓サポートプラン5,173円(主菜2品+副菜3品)/食卓おまかせプラン13,607円(主菜3品+副菜6品)
送料 990円
量の目安 サポートプラン=大人2人+子ども1人の2日分/おまかせプラン=大人2人+子ども2人の3日分
タイプ 冷蔵(週1回配送・スキップ可)
4人分の目安 食卓おまかせプラン13,607円+送料990円=14,597円で4人×3日分(1人1食あたり約1,216円)
こだわり 合成保存料・合成着色料などを使わない無添加調理
メリット

  • 大皿で届くので、大人と子どもで取り分ける量を自由に調整できる
  • 無添加調理にこだわっており、小さな子どもがいる家庭でも安心して出せる
  • 冷蔵なので冷凍庫のスペースを取らず、届いたその日から食べられる
デメリット

  • 1人1食あたりの単価は800〜1,100円台と高め
  • 賞味期限が短いため、届いた週のうちに消費する必要がある
  • メニューはおまかせで自由に選べない

シェフの無添つくりおきは、合成保存料や合成着色料を使わない無添加調理にこだわった冷蔵の惣菜宅配です。1食ずつ小分けにされた弁当型ではなく、主菜と副菜が大きめの容器で届くため、家族それぞれの食べる量に合わせて取り分けられるのが最大の特徴。よく食べる父親には多めに、幼児には少なめにと、同じ食卓で自然に調整できます。

プランは主菜2品+副菜3品の食卓サポートプランが5,173円(大人2人+子ども1人の2日分目安)、主菜3品+副菜6品の食卓おまかせプランが13,607円(大人2人+子ども2人の3日分目安)。送料は990円です(初回は送料無料)。1人1食あたりに直すと800円台後半〜1,200円程度と決して安くはありませんが、幼児がいて食材の添加物が気になる家庭や、手作りに近い品数を並べたい家庭にとっては納得感のある価格帯と言えます。週1回配送でスキップもできるので、忙しい週だけ頼むという使い方もしやすいサービスです。初めての世帯は食卓サポートプラン・食卓おまかせプランとも初回限定33%OFF・送料無料で試せます。

7位 コープデリ|食材も日用品もまとめて届く生協の宅配で買い物ごと減らせる

コープデリ

価格帯(税込) ミールキット1品コース885円〜(2〜3人前)・冷凍弁当や惣菜、食材、日用品まで幅広く取扱い
手数料 東京都の場合は基本手数料+配達手数料の合計198円。6,000円(税別)以上の注文で無料
配送 週1回の定期配送(不在時は指定場所に留め置き)
タイプ 冷蔵・冷凍・ミールキットの複合
4人分の目安 ミールキットを2セット(約1,800円)で4人分の主菜1品。食材を組み合わせて1週間分をまとめ買いできる
割引制度 赤ちゃん割引・子育て割引(妊娠中〜1歳未満は手数料無料、1歳〜小学校入学前は割引)
メリット

  • 夕食のミールキットと食材・日用品を1回の配送でまとめられる
  • 子育て割引で手数料が無料または割引になり、小さな子どもがいる家庭の負担が軽い
  • 離乳食や幼児向け食材も充実しており、家族の成長に合わせて使い続けられる
デメリット

  • 加入時に出資金が必要(脱退時に返還される)
  • 注文から届くまでに1週間ほどかかり、急な需要には対応できない
  • 配達曜日と時間帯が固定される

コープデリは、関東を中心に展開する生協の宅配サービスです。宅食専門のサービスではありませんが、夕食のミールキットと1週間分の食材・日用品を1回の配送でまとめて受け取れるため、買い物という家事そのものを減らせるのが家族にとって大きな価値になります。

ミールキットは1品コースが885円(税込)からで、2〜3人前の主菜が10分ほどで作れます。4人分なら2セット頼むか、副菜を自分で足すのが定番の使い方です。注目したいのが子育て割引で、妊娠中からお子さんが1歳未満までは手数料が無料、1歳から小学校入学前までは1回3,000円(税別)以上の注文で手数料が無料になります。東京都の場合、通常は1回198円(税込)の手数料がかかり、6,000円(税別)以上の注文なら無料になるため、まとめ買いする家庭では実質無料で使えることも多いです。

8位 ヨシケイ|人数分の食材とレシピが届いて作りたてを家族で囲める

ヨシケイ

1食あたりの料金(税込) ミールキット1人1食453〜685円程度/冷凍弁当シンプルミール430円〜
送料 無料(毎日自社スタッフが配達)
人数指定 2人用・3人用・4人用から選択。5人分以上は多人数割引あり
タイプ ミールキット(カット済み食材+レシピ)・冷凍弁当
4人分の目安 4人用コースを平日5日利用で1ヶ月45,000〜60,000円程度(コースにより変動)
特典 お試し5daysは1食約半額(初回のみ・全コース対象)
メリット

  • 2人用から4人用まで人数を指定でき、量の過不足が起きにくい
  • 配送料が無料で、鍵付きのあんしんBOXを無料で借りられる
  • 調理して出せるので、宅食に抵抗がある家族にも受け入れられやすい
デメリット

  • 10〜20分の調理と後片付けは必要で、完全な時短にはならない
  • 毎日配達のため受け取りの手間がある
  • 4人用を毎日使うと月4万円を超えることもある

ヨシケイは、カット済みの食材とレシピが届くミールキットの老舗です。2人用・3人用・4人用と人数を指定して注文でき、4人用は2人用を2セット頼むより1人あたりの単価が安くなるのが家族にとっての強みです。5人分以上を頼む場合は多人数割引も用意されています。

料金はコースによって幅があり、ミールキットは1人1食453〜685円程度。配送料は無料で、不在時は鍵付きのあんしんBOXに保冷剤入りで置いてもらえます。調理時間が10〜20分ほど必要なので完全な時短にはなりませんが、献立を考える負担と買い物がなくなるだけでも夕方の慌ただしさは大きく変わります。手作りの食卓を続けたい、宅配弁当には抵抗があるという家族にとって、ちょうどよい落としどころになるサービスです。初回はお試し5daysが約半額で使えるので、まずは1週間分から試してみてください。

9位 FitDish|同じ主菜を人数分えらべてパウチで冷蔵庫にコンパクトに収まる

FitDish

1パックあたりの料金(税込) 463〜561円(パック数が増えるほど単価が下がる)
送料 無料※一部離島・地域を除く
コース 基本コース(主菜・副菜)/たんぱく質コース(主菜のみ)
タイプ 冷蔵パウチ(常温保存不可・要冷蔵で約1ヶ月)
4人分の目安 主菜4パック(約2,000円)で家族4人の主菜1品。副菜を足せば1食が完成する
特典 初回は基本コース1,000円OFF/たんぱく質コース2,000円OFF(回数縛りなし)
メリット

  • 冷蔵パウチなので冷凍庫をまったく使わず、冷蔵庫に立てて収納できる
  • 送料が無料(※一部離島・地域を除く)で、パック単価がそのまま支払額になる分かりやすさ
  • 同じ主菜を人数分そろえられ、家族で同じおかずを囲める
デメリット

  • 1パックは1人分の主菜または副菜で、これだけで1食は完結しない
  • ご飯・汁物は自宅で用意する必要がある
  • ボリュームは控えめで、食べ盛りには1人2パック必要なことも

FitDish(フィットディッシュ)は大阪ガスが手がける冷蔵パウチのおかず定期便です。冷凍庫を1マスも使わずに済むため、家族向けの宅食で最大の障害になる保管スペース問題が最初から発生しません。パウチは薄く、冷蔵庫のドアポケットや空いた段に立てて並べられます。

約100種類の主菜・副菜から自動でセレクトされる基本コースと、主菜のみのたんぱく質コースの2種類。1パック463〜561円で送料は無料(※一部離島・地域を除く)なので、表示価格がそのまま支払額になる分かりやすさも魅力です。家族で使うなら、同じ主菜を人数分そろえてご飯と味噌汁を足す形が定番。冷蔵で約1ヶ月もつので、作る気力がない日の保険として常備しておくのにも向いています。初回は基本コースが1,000円OFF、たんぱく質コースは2,000円OFFになり、回数縛りもないため気軽に試せます。

10位 わんまいる|主菜1品と副菜2品の献立セットで食卓の品数を足しやすい

わんまいる

1食あたりの料金(税込) 1,256円(健幸ディナー5食セット6,280円)
送料 本州・四国・九州1,080円/北海道・沖縄2,645円
届く内容 主菜1品+副菜2品を個包装。湯せんまたは流水解凍で最短5分
タイプ 冷凍(個包装・国産食材にこだわり)
栄養基準 5食平均で1食あたり塩分3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下
4人分の目安 5食セット×4(20食)で4人×5日分。25,120円+送料
メリット

  • 主菜1品+副菜2品が個包装なので、必要な品だけ解凍して食卓に足せる
  • 国産食材にこだわった和食中心の献立で、親世代にも好まれる味つけ
  • 湯せん・流水解凍で調理でき、レンジが1台しかない家庭でも回しやすい
デメリット

  • 1食1,256円と家族向けでは高価格帯
  • 湯せんは鍋と時間が必要で、レンジだけで完結しない
  • ご飯は付かないため主食は別途用意する

わんまいるは、国産食材にこだわった和食中心の冷凍惣菜セットです。健幸ディナーは主菜1品と副菜2品がそれぞれ個包装で届くため、今日は副菜だけ足したいという使い方ができます。家族の夕食を丸ごと任せるというより、自炊した主菜に品数をプラスする補助役として使うと真価を発揮します。

5食セット6,280円(1食1,256円)と価格は高めですが、5食平均で塩分3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下に抑えられており、健康管理を重視する家庭には選ぶ価値があります。送料は本州・四国・九州が1,080円。湯せんまたは流水解凍で最短5分と、レンジを取り合わずに複数人分を一度に温められるのも、4人分をまとめて出すときには意外と効いてきます。品数を増やしたい週末や、来客がある日のもう一品として活用してみてください。

11位 ニチレイフーズダイレクト|冷凍食品大手のセット買いで献立を選ぶ手間がいらない

ニチレイフーズダイレクト

1食あたりの料金(税込) 700円前後〜(セット商品は単品より割安)
送料 送料込みのセットは全国無料。それ以外は注文金額とエリアで変動(都度購入は5,000円未満800円・7,500円以上で無料)
ラインナップ 気くばり御膳シリーズを中心にセット商品15種類・単品55種類
タイプ 冷凍弁当・冷凍おかず(単品購入も可能)
4人分の目安 セットを組み合わせて20食前後を購入すれば送料無料ラインに届きやすい
特典 お試し4食コースあり(送料無料セットも用意)
メリット

  • 冷凍食品大手ニチレイの品質で、味の安定感と保存技術に信頼がある
  • セット買いなら献立を選ぶ手間がなく、注文の判断がラク
  • 単品購入ができるので、家族が好きなメニューだけ買い足せる
デメリット

  • 定期縛りのない都度購入は送料がかかりやすい
  • 1食あたり700円前後と家族向けには中〜高価格帯
  • セットの中身は選べず、苦手なメニューが混ざることがある

ニチレイフーズダイレクトは、冷凍食品大手ニチレイが運営する宅配サービスです。主力の気くばり御膳シリーズは、カロリーや塩分に配慮しながらも味の満足度が高く、冷凍技術に定評のあるメーカーならではの解凍後の食感のよさが支持されています。セット商品は15種類、単品は55種類あり、セット買いなら献立を選ぶ手間がかかりません。

家族で使うなら、セット商品を軸にしつつ子どもが好きな単品を買い足す組み立てがおすすめです。送料は、送料込み表示のセットなら全国無料、それ以外は注文金額とエリアで変わり、7,500円以上の注文で無料になります。4人分をまとめて頼めば自然に送料無料ラインに届くので、家族利用のほうが単身よりコスパは有利です。まずはお試し4食コースで味の傾向を確かめてから、セットの種類を決めるとよいでしょう。

12位 nosh(ナッシュ)|メニュー数が多く続けるほど1食の単価が下がる

nosh(ナッシュ)

1食あたりの料金(税込) 10食620円/12食612円・継続割引のnosh clubで最安492円
送料 1,023〜1,992円(地域・食数により異なる)
プラン 6食・8食・10食・12食から選択(定期のみ・回数縛りなし)
メニュー数 約90種類(毎週新メニューが登場。スイーツやパンもあり)
栄養基準 全メニュー糖質30g以下・塩分2.5g以下
4人分の目安 12食プラン7,344円(1食612円)+送料。4人×5日分の20食に足りない分は追加で注文する
特典 初回購入時1,500円OFF
メリット

  • 家族それぞれが好きなメニューを1品ずつ選べて不満が出にくい
  • nosh clubの割引で続けるほど単価が下がり最安492円になる
  • スキップや停止がアプリから簡単にでき、旅行や帰省にも対応しやすい
デメリット

  • まとめて届くため、冷凍庫にまとまった空きが必要
  • 注文のたびに送料がかかり、地域によっては2,000円近い
  • 容器が大きめで冷凍庫のスペースを取りやすい

nosh(ナッシュ)は冷凍宅配弁当の定番サービスで、家族利用での最大の強みは好きなメニューを1品ずつ自由に選べることです。肉が好きな子ども、魚を食べたい親、糖質を控えたい人が同じ家にいても、全員が自分の食べたい1食を選べます。スイーツやパンもラインナップされており、子どものおやつを兼ねて頼む家庭もあります。

料金は10食プランで1食620円、12食プランなら1食612円です。累計購入数に応じたnosh clubの割引は最大19.5%で、最安492円まで下がります。12食プラン(7,344円)なら、1食612円でまとめて頼めます。ただしまとまった食数が一度に届くので、冷凍庫の空きは事前に確保しておきましょう。スキップや解約はアプリから数タップで完結するため、旅行や帰省で不要な週は止めるという柔軟な使い方がしやすいサービスです。

冷凍庫に何食入る?家庭の冷凍室から注文する食数を逆算する

家族で冷凍宅食を使うなら、注文する前に冷凍庫の容量を確認するのが鉄則です。ここでは実際の数字を使って、わが家に何食入るのかを逆算してみましょう。

家庭用冷蔵庫の冷凍室の容量と宅食1食分のかさの目安

まずは容量の目安を押さえます。家庭用冷蔵庫の冷凍室は、容量によっておおよそ次のようになっています。

冷蔵庫の総容量 冷凍室の容量の目安 宅食を入れられる食数の目安
200〜300L(2〜3人向け) 約60〜90L 他の食品を減らして6〜10食
400〜500L(4人向け) 約100〜130L 他の食品と共存して8〜14食
500L以上(大家族向け) 約130〜170L 他の食品と共存して14〜20食

宅食の容器はおおむね縦18cm×横17cm×厚さ3.5〜5cmで、1食あたりの体積は1.1〜1.5L程度。ただし隙間なく詰められるわけではないので、実際には1食あたり2L前後の空きが必要だと考えてください。つまり100Lの冷凍室でも、宅食だけで使える空きが40Lなら20食入る計算ですが、冷凍食品やアイス、作り置きと共存させるなら10食前後が現実的な上限になります。

4人家族が週3日分をまとめて頼むとどれくらい場所を取るか

4人家族が夕食の週3回を宅食にすると、1週間で12食が必要です。1食あたり2Lの空きが必要と考えると、12食で約24L、一般的な400Lクラスの冷凍室(約100〜130L)のおよそ2割を占有します。

ここで見落としがちなのが、冷凍室にはすでに先住者がいることです。冷凍ご飯、作り置き、市販の冷凍食品、製氷トレー、アイス、保冷剤。これらが冷凍室の6〜7割を埋めているのが普通の家庭の状態で、実際に空いているのは30〜40Lというケースが大半です。

20食セットを頼むと約40Lが必要になるため、いきなり最安の20食プランを選ぶと入りきらない可能性が高くなります。最初は10食前後から始めて、実際にどれだけ収まるかを見てから食数を増やすのが安全です。安さだけで20食を選んで床置きの発泡スチロールで保管する、という事態は避けたいところです。

冷凍庫が足りないときの3つの逃げ道|冷蔵タイプ・分割注文・冷凍庫レンタル

入りきらないと分かったときの選択肢は3つあります。それぞれのコストと手間を比べてみましょう。

解決策 やり方 向いている家庭
冷蔵タイプに切り替える ワタミの宅食・ツクリオ・FitDish・シェフの無添つくりおきなど、冷凍庫を使わないサービスを選ぶ 家族がそろって食べる日が多く、届いた週のうちに消費できる家庭
注文を分割する 20食を一度に頼まず、10食を2回に分けて届けてもらう(配送間隔を短く設定) 送料が増えても保管を優先したい家庭
冷凍庫を増やす ライフミールの無料レンタルを使うか、100Lクラスのセカンド冷凍庫を購入する 長く続ける前提で、まとめ買いの単価メリットを最大化したい家庭

なかでもコストパフォーマンスが高いのは、冷凍庫を無料でレンタルできるライフミールを選ぶ方法です。セカンド冷凍庫は100Lクラスで2〜3万円ほどかかるうえ電気代も増えますが、レンタルなら初期費用ゼロで保管の悩みが消えます。冷蔵タイプに切り替えるなら、家族そろって食べる習慣があるかどうかを先に確認しておきましょう。

作り置きや冷凍食品と共存させる詰め方のコツ

冷凍室は詰め方で実効容量が2割ほど変わります。家族分の宅食を無理なく収めるコツは次のとおりです。

  • 宅食の容器は平積みせず、本のように立てて並べる(取り出しやすく、デッドスペースが減る)
  • 冷凍ご飯は薄く平らにして冷凍し、立てて収納する(茶碗型のままだと場所を取る)
  • 市販の冷凍食品は外箱を捨て、中袋だけにしてブックスタンドで仕切る
  • 製氷は自動製氷に任せ、製氷トレーや氷のストックは置かない
  • 保冷剤は2〜3個だけ残し、届いた分は都度処分する
  • 届いたら賞味期限の近い順に手前へ入れ替える(古いものが奥で眠らない)

冷凍室は詰まっているほうが保冷効率が上がるという特性があるため、ぎゅうぎゅうに詰めること自体は問題ありません。問題なのは何がどこにあるか分からなくなることで、結果として食べ忘れやムダにつながります。消費者庁の食品ロス量の推計でも家庭から出る食品ロスは年間224万トンと大きく、宅食を導入するなら在庫が見える収納にしておくことが結果的に節約にもなります。

4人家族の夕食を宅食にすると1ヶ月いくら?自炊・総菜・外食と並べて検証

家族で宅食を導入するときにいちばん気になるのが、結局いくらかかるのかという点です。ここでは4人家族が夕食を置き換えた場合の金額を、他の選択肢と並べて検証します。

週3回×4人分を1ヶ月続けたときの総額の目安

4人家族が夕食の週3回を宅食にすると、1ヶ月で約52食(4人×3回×4.3週)が必要です。単価別に総額を出すと次のようになります。

選んだサービスの単価帯 代表的なサービス 1ヶ月(52食)の総額目安
1食400円台 ワタミの宅食ダイレクト(継続割385円)・ライフミール(20食490円) 約23,000〜29,000円(送料込み)
1食600円前後 ワタミの宅食まごころ手鞠590円(宅配料込)・nosh 620円 約31,000〜37,000円
1食800〜900円前後 Tsuklio 4人前週3食(10,690円/週)・DELIPICKS 795円 約43,000〜46,000円
1食1,000円以上 わんまいる1,256円・シェフの無添つくりおき 約60,000円以上

総務省統計局の家計調査では4人世帯の食費は月10万円前後が平均です。そのうち夕食が占める割合を4割程度と見ると約4万円なので、1食400〜600円台のサービスを週3回使う分には、食費の枠内に十分収まることが分かります。反対に1食1,000円を超えるサービスを週3回続けると、それだけで夕食予算を使い切ってしまいます。

自炊にかかる食材費と手間を金額に置き換えて比べる

自炊の場合、4人分の夕食にかかる食材費は1回あたりおおむね1,200〜1,600円です。週3回・1ヶ月(約13回)で16,000〜21,000円ほどになります。単純な金額だけを比べれば、自炊のほうが宅食より月6,000〜10,000円ほど安い計算です。

ただし、自炊には金額に表れないコストがあります。

  • 献立を考える時間(1回10分×13回=約2時間)
  • 買い物の時間(往復と店内で1回40分×週1〜2回=月4〜6時間)
  • 調理と後片付けの時間(1回50分×13回=約11時間)
  • 食材を使い切れずに捨てるロス(1週間で数百円規模)

合計すると月に17時間前後の時間が食事づくりに消えている計算になります。宅食に置き換えたときの月6,000〜10,000円の差は、時給換算すると1時間あたり350〜600円ほど。共働きで時間に追われている家庭なら、この金額で17時間を買えるのは十分に合理的な判断と言えます。

スーパーの総菜や外食に頼った場合との差

疲れた日の選択肢は宅食だけではありません。スーパーの総菜や外食、デリバリーと並べると次のようになります。

夕食のスタイル 1回(4人分)の目安 週3回×1ヶ月の目安
自炊 約1,200〜1,600円 約16,000〜21,000円
宅食(1食500円の場合) 約2,000円+送料 約26,000〜29,000円
スーパーの総菜 約2,000〜2,800円 約26,000〜36,000円
外食(1人1,200円) 約4,800円 約62,000円
デリバリー(配達料込み) 約5,000〜6,500円 約65,000〜85,000円

注目したいのは、スーパーの総菜と宅食がほぼ同じ価格帯にあるという点です。総菜は揚げ物に偏りがちで塩分も高めですが、宅食は管理栄養士が設計した献立で塩分やカロリーが管理されています。同じ金額なら栄養面で宅食に軍配が上がります。

外食やデリバリーに週3回頼っていた家庭なら、宅食に切り替えることで月3〜5万円の節約になります。宅食は高いという印象を持たれがちですが、比較対象を何に置くかで評価はまったく変わります。もっと安く抑えたい場合は送料込みで比べた安い宅食ランキングも参考にしてみてください。

家計を圧迫せずに続けられる利用頻度のライン

家族で宅食を続けるなら、全食置き換えではなく頻度を決めるのが現実的です。単価500円で計算した頻度別の月額は次のとおりです。

利用頻度 1ヶ月の食数(4人分) 月額の目安(1食500円)
週1回 約17食 約8,500円+送料
週2回 約34食 約17,000円+送料
週3回 約52食 約26,000円+送料
平日5日 約86食 約43,000円+送料

食費の総額を大きく変えずに始めたいなら、まずは週2回・月17,000円前後のラインがおすすめです。この程度なら外食やデリバリーを2回減らすだけで相殺でき、家計への影響をほぼゼロにできます。慣れてきて効果を実感できたら週3回に増やす、という段階的な導入が失敗しにくい進め方です。

家族で宅食を使うメリット

家族で宅食を導入すると、単に食事が楽になる以上の変化が起こります。実際に得られる効果を4つに整理しました。

毎日の献立を考える負担がまるごと減る

家事のなかでも献立を考える作業は、時間の割に負担感が大きいものです。家族の人数が増えるほど条件が複雑になり、昨日と同じにできない、子どもが食べられない食材がある、栄養も偏らせたくない、といった制約を同時に満たす必要があります。

宅食を使えば、この意思決定そのものがなくなります。届いたものを温めるだけという状態は、夕方の思考の負担を丸ごと消してくれます。特に効果が大きいのは、仕事を終えて帰宅する途中の時間帯です。今日は何を作ろうという考え事から解放されるだけで、帰り道の気分がまったく変わったという声は多く聞かれます。

献立づくりは家庭内で特定の1人に集中しやすい家事でもあります。宅食に置き換えることで、その1人に偏っていた負担が自然に平準化されるという副次的な効果もあります。

家族全員分の栄養バランスが同時に整う

宅食サービスの多くは、管理栄養士が献立を設計しています。塩分・カロリー・品目数に基準が設けられており、たとえばライフミールやnoshは全メニューが糖質30g以下・塩分2.5g以下、わんまいるは5食平均で塩分3.5g未満・400kcal以下といった具合です。

家庭の食卓では、どうしても家族の好みに引っ張られて献立が偏りがちです。子どもが野菜を食べないから炒め物中心になる、夫が薄味を嫌がるから濃いめになる、といったズレが積み重なります。宅食を取り入れると、好みとは切り離した設計の食事が定期的に食卓に上がるので、栄養の偏りをリセットできます。

厚生労働省の日本人の食事摂取基準でも、塩分の摂取目標量は成人男性で1日7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされていますが、実際の平均摂取量はこれを上回っているのが現状です。塩分管理された宅食を週に数回取り入れるだけでも、1週間の平均値は着実に下がります。

買い物の回数と食材を余らせるムダが減る

宅食を週3回使うと、その分の買い物が不要になります。4人分の食材を買うと1回でレジ袋2〜3袋分になり、運ぶ手間も冷蔵庫に詰める手間もかかります。週1回の買い物を減らせるだけで、月に4〜6時間が浮く計算です。

さらに見逃せないのが、食材ロスの削減です。4人分の献立を組むと、中途半端に余る食材が必ず出ます。半分だけ使ったキャベツ、1本残った長ねぎ、使い切れなかった豆腐。これらが冷蔵庫の奥で傷んでいくのは、多くの家庭で起きている日常です。

消費者庁などの発表によれば、家庭から出る食品ロスは年間224万トン。国民1人あたりに換算すると毎日おにぎり1個分に近い量を捨てている計算になります。宅食は必要な分だけが1食単位で届くので、この種のロスが構造的に発生しません。

月ごとの食費がぶれにくく予算を組みやすい

自炊中心の家計では、食費は月によって上下します。特売でまとめ買いした月、来客が続いた月、疲れて外食が増えた月。ぶれ幅は月1〜2万円に及ぶことも珍しくありません。

宅食を定期で使うと、その分の支出が固定費に近い形になり、食費の予測精度が上がります。週3回・1食500円なら月26,000円前後と読めるので、残りの食費予算をどう配分するかも計画しやすくなります。

家計管理の観点では、この予測しやすさは大きな価値です。特に教育費や住宅ローンで支出が固まっている家庭では、変動費の一部を固定化できると月末の帳尻合わせが不要になります。スキップ機能を使えば支出をゼロにできる月も作れるので、固定費のように硬直化しない点も宅食の利点です。

家族で宅食を使う前に知っておきたい弱点

いいことばかりではありません。家族で使うからこそ起こる弱点も、始める前に把握しておきましょう。

人数分をまとめると1回あたりの支払いが大きく見える

1食500円という表示は安く感じますが、4人×5日分(20食)をまとめると1万円を超えます。ツクリオの4人前週5食プランなら1回16,960円です。単価では納得していたのに、決済画面の数字を見て手が止まるというのは家族利用でよくある心理的なつまずきです。

対策は、必ず1回の請求額まで計算してから申し込むことです。単価×人数×日数+送料を事前に出しておけば、決済時の驚きがなくなります。また、初回は10食など小さい単位から始めて、家計への影響を実感してから食数を増やすのも有効です。

なお、初回限定価格で申し込む場合は継続条件の確認を忘れないでください。国民生活センターにも定期購入に関するトラブル相談が多く寄せられており、初回の安さだけで判断せず、2回目以降の価格・解約条件・最低継続回数を最終確認画面でチェックしておくことが大切です。

冷凍庫や冷蔵庫のスペースを確実に圧迫する

前章で詳しく見たとおり、4人分の冷凍宅食は確実に冷凍庫を圧迫します。12食で約24L、20食なら約40L。これは一般的な冷凍室の3〜4割にあたる量です。

冷蔵タイプを選べば冷凍庫は空きますが、今度は冷蔵室が埋まります。ツクリオやシェフの無添つくりおきは容器が大きめなので、届いた日は冷蔵室の1段がほぼ占有されると考えてください。どのタイプを選んでも保管場所の問題からは逃げられないのが、家族利用の現実です。

対策としては、届く曜日に合わせて冷蔵庫を整理する習慣をつけること。配達前日に在庫を減らしておくルールを作るだけで、入らないという事態はかなり防げます。

好みが分かれると特定のメニューだけ残りやすい

家族4人の好みが一致することは、まずありません。おまかせ型のサービスを選ぶと、魚料理だけが冷凍庫に残る、辛いメニューを誰も食べない、といった偏りが必ず発生します。残ったものは結局賞味期限まで放置され、最終的に捨てることになります。

これを避ける方法は2つです。

  • メニューを1品ずつ選べるサービス(nosh・ライフミール・DELIPICKS)を選び、注文時に家族の希望を聞く
  • 大皿で届くサービス(シェフの無添つくりおき・ツクリオ)を選び、取り分けで調整する

特に子どもがいる家庭では、注文画面を一緒に見て選ばせると食べ残しが激減します。自分で選んだという事実があるだけで、食べる意欲がまったく変わるためです。おまかせ型を選ぶなら、苦手な食材が少ない家庭かどうかを先に確認しておきましょう。

ご飯や汁物は別に用意する必要があるサービスが多い

冷凍宅配弁当の大半は、おかずのみのセットです。白ご飯は自宅で炊く必要があり、汁物も別途用意することになります。温めるだけで完結すると思って始めると、結局は炊飯と味噌汁づくりが残って拍子抜けすることがあります。

対策は次のとおりです。

  • 休日に多めに炊いて、1食分ずつ薄く平らにして冷凍しておく
  • インスタントの味噌汁やスープを常備しておく
  • ご飯付きプランがあるサービス(DELIPICKS・ワタミの宅食ダイレクト・ワタミの宅食まごころ御膳)を選ぶ

特に食べ盛りがいる家庭では、おかずだけでは満足感が足りないため、主食と汁物を足す前提で考えたほうが現実的です。ご飯を別に用意することは、糖質量を家族ごとに調整できるというメリットにもなります。

家族構成別|わが家に合う宅食の選び分け

同じ4人家族でも、子どもの年齢や同居する家族によって最適なサービスは変わります。ここでは典型的な4つのパターンごとに、いちばん合うサービスを具体的に紹介します。

大人2人と小さな子ども2人の4人家族

未就学児や小学校低学年の子どもがいる家庭は、1食を大人1人分で数えると必ず余ります。大人向けを3食頼んで4人で取り分けるか、最初から大皿で届くサービスを選ぶのが正解です。このパターンでいちばんおすすめなのがTsuklio(ツクリオ)です。4人前がそのまま届くので食数の計算がいらず、子どもの分だけ少なめによそうといった調整が自由にできます。

Tsuklio(ツクリオ)

小さな子どもがいる家庭での使い方 4人前プランをそのまま注文し、子どもの分は取り分けで量を調整する
料金(税込・送料込) 4人前 週3食10,690円/週5食16,960円・2人前プラン週7,990円
味つけ 専用キッチンで調理した冷蔵の手料理。家庭的で子どもも食べやすい
保管 冷蔵のため冷凍庫を使わない(届いた週のうちに消費)
初回特典 4人前 週3食6,690円/週5食12,960円(木・金・土受け取り)
メリット

  • 取り分け前提なので、子どもの食べる量が日によって変わっても対応できる
  • 幼児向けに薄味にしたい場合も、調味料を足す方向で調整できる
  • 冷凍庫を使わないので、子ども用の冷凍ストックを圧迫しない
デメリット

  • 1回の支払いが1万円前後とまとまった金額になる
  • アレルギー対応や苦手食材の除外は細かく指定できない
  • 届いた週のうちに食べきる計画性が必要

食べ盛りの中高生がいて量が必要な家庭

中高生がいる家庭では、宅食1食では確実に足りません。厚生労働省の食事摂取基準でも、12〜17歳男子の推定エネルギー必要量は成人女性を大きく上回ります。この層には量を人数分きっちり確保でき、ご飯も一緒に食卓に出せるヨシケイのミールキットが現実的な選択肢です。4人用を指定できるので、宅配弁当のように1人分ずつ計算する必要がありません。

ヨシケイ

食べ盛りがいる家庭での使い方 4人用コースを注文し、ご飯を多めに炊いて量を調整する
料金(税込) ミールキット1人1食453〜685円程度・配送料無料
人数指定 2人用・3人用・4人用。5人分以上は多人数割引あり
調理時間 10〜20分(カット済み食材とレシピが届く)
初回特典 お試し5daysは1食約半額
メリット

  • 4人用を指定でき、量が足りないという不満が出にくい
  • 調理段階で肉や野菜を足せるので、ボリュームを自由に増やせる
  • 配送料が無料なので、毎日使っても送料が積み上がらない
デメリット

  • 10〜20分の調理が必要で、完全な時短にはならない
  • 毎日配達のため受け取りの段取りが要る
  • 4人用を平日毎日使うと月4万円を超えることもある

親と同居していて食べる量や味の好みに幅がある家庭

三世代同居では、同じ献立で全員を満足させるのが難しくなります。親世代には和食の日替わり、現役世代にはボリューム、という具合に求めるものが違うためです。このパターンには冷蔵の日替わりで人数分をまとめて頼め、コースごとに量を変えられるワタミの宅食が向いています。親には手鞠、大人にはおかず5種のまごころおかず、というように1世帯のなかでコースを混ぜて注文できます。

ワタミの宅食

同居家庭での使い方 親世代はまごころ手鞠、大人はまごころおかずと、人ごとにコースを変えて注文する
料金(税込・宅配料込) まごころ手鞠590円/まごころ小箱620円/まごころおかず690円/まごころ御膳710円
配送 宅配料無料。まごころスタッフが平日の毎日、決まった時間帯に届ける
受け取り 不在時は鍵付きの安全ボックスに保冷剤入りで置いてもらえる
初回特典 初めての世帯は初回1週間20%オフ(まごころ手鞠472円)
メリット

  • 人ごとにコースを変えられるので、量と味の好みの差を吸収できる
  • 冷蔵の日替わりで、同じメニューが続く飽きが起きにくい
  • 配達時に顔を合わせるため、日中1人になる親世代の見守りにもなる
デメリット

  • 当日中に食べきる前提で、買い置きのようには使えない
  • メニューは日替わりで選べない
  • 配達エリア外の地域では利用できない

やわらか食や見守りサービスまで含めて検討したい場合は、高齢者におすすめの宅食12選もあわせて確認してみてください。

単身赴任や部活で人数が日によって変わる家庭

今日は3人、明日は2人、週末は4人。人数が読めない家庭で定額の人数分プランを契約すると、確実に余ります。この場合は1食ずつ冷凍庫から出せて、必要な週だけスキップできるnosh(ナッシュ)のような単品型が最適です。メニューを1品ずつ選べるので、家族それぞれの好みに合わせたストックを作れます。

nosh(ナッシュ)

人数が変わる家庭での使い方 10〜20食を家族の好みで選んでストックし、必要な日に必要な人数分だけ温める
料金(税込) 10食620円/12食612円・nosh clubの継続割引で最安492円
送料 1,023〜1,992円(地域・食数により異なる)
柔軟性 配送間隔の変更・スキップ・停止がアプリから数タップで完結
初回特典 初回購入時1,500円OFF
メリット

  • 1食単位で取り出せるので、その日に家にいる人数だけ用意できる
  • スキップ・停止がアプリから簡単で、帰省や長期不在にも対応できる
  • 約90種類から1品ずつ選べ、家族それぞれの好みをストックできる
デメリット

  • まとめて届くため、冷凍庫にまとまった空きが必要
  • 注文のたびに送料がかかる
  • 容器が大きめで冷凍庫のスペースを取る

家族分の宅食をムダなく使い切る運用のコツ

せっかく導入しても、余らせてしまっては意味がありません。家族で続けるための運用のコツを4つ紹介します。

毎日ではなく週の何食かだけ置き換える

家族で宅食を使うときの大原則は、全食を置き換えようとしないことです。いちばん続くのは、しんどい日だけ宅食に頼るハイブリッド運用です。

具体的には、次のような割り振りが現実的です。

  • 月・水・金の残業になりやすい日は宅食
  • 火・木は簡単な自炊(丼ものや麺類)
  • 土日は家族で料理を楽しむか、外食

週3回なら1ヶ月26,000円前後で収まり、冷凍庫の占有も12食分で済みます。毎日使うと金額も保管場所も一気に厳しくなるため、まずは週2〜3回から始めて、家族の反応を見ながら調整してください。

主菜だけ宅食にしてご飯と汁物は家で用意する

宅食を主菜の担当と割り切ると、コストも満足度も両立しやすくなります。FitDishのように主菜パックだけを人数分そろえたり、わんまいるの個包装から主菜だけ解凍したりすれば、1人あたり500円前後で家族全員の主菜がそろいます。

ご飯と汁物は自宅で用意します。休日にまとめて炊いて1食分ずつ薄く平らに冷凍しておけば、平日は解凍するだけ。味噌汁は具だくさんにして作り置きするか、インスタントを常備しておけば十分です。

この方法なら、宅食の弱点であるご飯が付かないという点がそのまま強みに変わります。食べる量に応じてご飯の量を家族ごとに調整でき、食費も抑えられます。

まとめ買いとスキップを組み合わせて単価を下げる

冷凍宅食の単価を下げる王道は、大きい食数セットで注文することです。ライフミールなら20食490円、ワタミの宅食ダイレクトなら継続割の10食385円というように、まとめるほど単価が下がります。

ただし毎週届くと余るので、配送間隔を2週間や3週間に伸ばすか、スキップ機能で調整するのがポイントです。20食を3週間かけて消費するペースなら、4人家族が週2回使う分にちょうど合います。

スキップは多くのサービスで無料・回数無制限です。旅行や帰省で1週間家を空ける月は止めておけば、ムダな在庫も出費も発生しません。定期契約は縛られるものというイメージがありますが、実際には配送間隔とスキップを使いこなせば、都度購入に近い柔軟さで運用できます。

家族の好みをメニュー選択に反映して残さない

残る原因のほとんどは、誰も食べたくないメニューが混ざっていることです。これを防ぐ最も確実な方法は、注文を家族イベントにしてしまうことです。

  • 注文画面をタブレットやスマホで家族に見せ、1人2〜3品ずつ選んでもらう
  • 子どもには自分の分を選ばせる(選んだ責任が生まれ、食べ残しが減る)
  • 初めてのメニューは1品だけ試し、好評なら次回複数注文する
  • 残りがちなメニューはメモしておき、次回以降は外す

この運用を2〜3回繰り返すと、わが家の定番が10品ほど固まります。そこまで来ると注文は5分で終わり、食べ残しはほぼゼロになります。おまかせ型のサービスを使う場合は、苦手な食材を登録できる機能があるか事前に確認しておきましょう。

家族向けの宅食に関するよくある質問

最後に、家族で宅食を始めるときによく寄せられる質問にお答えします。

家族4人分だと1ヶ月でいくらくらいかかりますか?

置き換える頻度と単価で決まります。夕食の週3回を1食500円のサービスに置き換えた場合、4人×3回×4.3週=約52食で、月26,000円前後+送料が目安です。

1食385円のワタミの宅食ダイレクト(継続割)なら送料込みで月23,000円ほど、1食800円台のツクリオ4人前週3食プランなら月約46,000円になります。総務省統計局の家計調査では4人世帯の食費は月10万円前後が平均なので、1食400〜600円台のサービスを週2〜3回使う分には無理のない範囲に収まります。

1食分は大人1人分の量として足りますか?

多くの宅食は成人1人分として設計されていますが、おかずのみで250〜450kcalのため、よく食べる大人や中高生には物足りないことが多いです。

目安としては、成人女性や小食の方はちょうどよく、成人男性はご飯を足せば十分、中高生男子はご飯・汁物・追加の一品が必要というイメージです。物足りない場合は、おかず5品のワタミの宅食ダイレクトいつでも五菜や、ボリューム重視のミールキットを選ぶと解決しやすくなります。

家族の人数分をまとめて注文することはできますか?

できます。冷凍タイプなら食数を増やして注文するだけですし、ワタミの宅食のような冷蔵の日替わりタイプも、1つの住所に複数人分をまとめて配達してもらえます。人によってコースを変えることも可能です。

さらにツクリオのように、最初から4人前という単位で提供されているサービスや、ヨシケイのように2人用・3人用・4人用から選べるサービスもあります。人数分を頼む前提なら、こうしたサービスのほうが計算も注文も簡単です。

冷凍庫が小さくてもまとめ買いできますか?

そのままでは難しいことが多いです。20食のまとめ買いには約40Lの空きが必要で、一般的な冷凍室の3〜4割にあたります。

解決策は3つあります。1つ目は、ライフミールのように専用冷凍庫を無料でレンタルできるサービスを選ぶこと。2つ目は、20食を10食×2回に分けて届けてもらうこと。3つ目は、ワタミの宅食・ツクリオ・FitDish・シェフの無添つくりおきなど冷凍庫を使わない冷蔵タイプに切り替えることです。特にFitDishは冷蔵パウチなので、冷蔵庫の隙間に立てて収納できます。

人数が増えると送料も高くなりますか?

サービスによって扱いが異なります。冷凍宅食の送料は1回の配送につきいくらという設定が一般的なので、人数が増えても送料自体は基本的に変わりません。むしろ20食をまとめて1回で受け取れば、1食あたりの送料負担は半分になります。

逆に、6食や8食といった小さいセットを何度も頼むと、そのたびに送料がかかって割高になります。送料を抑えたいなら、20食プランがあるライフミールや12食プランのあるnoshでまとめて受け取るか、そもそも配送料が無料のワタミの宅食・ヨシケイ・FitDishを選ぶとよいでしょう。

旅行や帰省のときに配達を休むことはできますか?

ほとんどの定期サービスでスキップ機能が用意されており、無料・回数無制限で利用できます。マイページやアプリから数タップで設定でき、追加費用はかかりません。

注意点は締切日です。配送予定日の4〜6日前までに手続きが必要なサービスが多いため、旅行の予定が決まった時点で早めに操作しておきましょう。締切を過ぎると出荷準備に入ってしまい、スキップできません。長期の不在なら、スキップではなく配送間隔そのものを変更しておくほうが確実です。

賞味期限はどのくらいで、まとめ買いしても食べきれますか?

冷凍タイプの賞味期限はサービスによって異なり、ライフミールはお届け後1か月以上、DELIPICKSはお届け日から14日以上が目安です。4人家族が20食を頼んでも、週2〜3回のペースで3週間ほどで消費できるので、届いたら期限表示を確認し、食べ切れる食数から始めると安心です。

一方、冷蔵タイプは3〜5日程度と短く、届いた週のうちに食べきる前提です。ツクリオやシェフの無添つくりおきは冷凍保存に対応しているメニューもありますが、基本は計画的な消費が必要になります。なお消費者庁の食品の期限表示に関する情報にあるとおり、賞味期限はおいしく食べられる期限であり、過ぎた瞬間に食べられなくなるものではありません。とはいえ表示どおりの保存方法を守り、期限内に食べきるのが基本です。

まとめ|家族の人数と冷凍庫に合わせて宅食を選べば食卓はぐっと楽になる

家族向けの宅食サービス12社と、4人分の量・コスパ・保管スペースという家庭ならではの視点での選び方を紹介しました。

コスパ重視で20食をまとめ買いするならLifeMeal(ライフミール)、冷凍庫を使わず人数分をまとめて頼みたいならワタミの宅食、4人前がそのまま届く手軽さを求めるならTsuklio(ツクリオ)がおすすめです。二人暮らしから始めたい方は二人暮らしにおすすめの宅食サービス12選も参考になります。

家族で宅食を選ぶときは、1食単価ではなく世帯分の月額と冷凍庫の空き容量という2つの数字から逆算するのが失敗しないコツです。週2〜3回の置き換えから始めれば、家計への影響を抑えながら、献立を考える時間も買い物の手間も確実に減らせます。

夕方の慌ただしさが消え、家族と向き合う時間が増える。それが宅食を導入したご家庭が口をそろえて挙げる変化です。まずは気になるサービスのお試しセットから、無理のない範囲で始めてみてください。

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