産後の宅食おすすめ11選|授乳期の栄養と受け取りやすさで比較【2026年最新】

赤ちゃんを連れて家に戻ったその日から、授乳・おむつ替え・寝かしつけに追われる毎日が始まります。そのすき間を見つけて買い物に出かけ、献立を考え、台所に立つ――産後の食事づくりは、想像していたよりもずっと体力を使う作業です。

それでも産後の体は、出産で受けたダメージを回復させながら母乳をつくっている最中。この時期にしっかり食べられるかどうかは、お母さん自身の回復にも、これから続く育児の余力にも関わってきます。

そこで頼りになるのが、温めるだけで食べられる宅食サービスです。この記事では、産後におすすめの宅食11選を、授乳期に不足しやすい栄養への配慮と、赤ちゃんを抱いたままでも受け取れるかという2つの軸で比較しました。出産前にすませておく準備や、自治体の産後ケアとの使い分けまで解説するので、里帰りから戻る日の備えとして読んでみてください。

※本記事の料金・キャンペーン情報は2026年10月時点の調査内容です。最新の内容は各公式サイトでご確認ください。

産後の食事づくりがつらい理由と、宅食で減らせる負担

「産後くらい家族に頼ればいい」と言われても、現実にはそううまくいきません。まずは、なぜ産後の食事づくりがここまで大変なのかを整理しておきます。理由がはっきりすると、宅食でどこを肩代わりしてもらえばいいのかも見えてきます。

産褥期は体を回復させる時期で、買い物と調理が大きな負担になる

出産後、子宮や体の状態が妊娠前に近づくまでにはおおむね6〜8週間かかるとされ、この期間は産褥期と呼ばれます。会陰の傷や帝王切開の創部が痛む時期でもあり、立ちっぱなしの調理や重い荷物の持ち運びは体にこたえます。

さらに、赤ちゃんを連れての買い物は移動そのものが一大イベントです。ベビーカーや抱っこひもでスーパーへ行き、レジに並び、荷物を持って帰る。この一連の動きだけで、1〜2時間が消えていきます。産褥期にまず削るべきなのは、調理そのものよりも買い物という移動の負担です。

宅食サービスは玄関先まで届くので、この移動をまるごとなくせます。冷蔵タイプなら毎日その日の分が、冷凍タイプならまとめて1〜3週間分が届くため、買い出しの回数を大きく減らせます。

授乳中は必要なエネルギーと栄養が増えるのに、自炊でととのえるのは難しい

母乳をつくるためには、通常より多くのエネルギーと栄養が必要になります。厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)でも、授乳婦には妊娠前の推定エネルギー必要量に対する付加量が設定されており、たんぱく質・鉄・葉酸などの栄養素にも授乳婦向けの付加量が定められています。

つまり授乳中は、妊娠前と同じ量・同じ内容の食事では足りなくなりやすいということです。ところが実際には、片手でつまめるパンやおにぎりだけで済ませてしまう日が続きがちで、主菜や野菜が抜け落ちやすくなります。

こども家庭庁の妊娠中と産後の食事についてのページでも、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べることの大切さが示されています。宅食のお弁当は主菜1品と副菜2〜4品で構成されているものが多く、1食で主菜と副菜をまとめて確保できるのが利点です。

夜間授乳で細切れ睡眠が続き、献立を考える余力が残らない

新生児期は2〜3時間おきの授乳が続くため、まとまった睡眠がとれません。睡眠が細切れの状態では、判断力や段取りを組み立てる力が落ちていきます。

このとき地味にこたえるのが、今日なに食べる?を毎日決める作業です。冷蔵庫の中身を思い出し、賞味期限を考え、家族の好みに合わせる。料理そのものより、この献立を決める意思決定のほうが疲れているときにはつらいという声は少なくありません。

宅食なら、届いたものから選ぶだけ。おまかせ型を選べば選ぶ手間すらなくなります。考える回数を減らすことは、そのまま休む時間を増やすことにつながります。

産後の宅食の選び方|授乳期の栄養と受け取りやすさで見る5つの基準

産後の宅食選びは、一人暮らし向けやダイエット向けとは見るべきポイントが変わります。味や安さよりも先に、授乳期の栄養設計と、赤ちゃんを抱いたままでも受け取れるかを確認するのがコツです。チェックしたい基準は次の5つです。

鉄分・葉酸・カルシウムなど、産後に不足しやすい栄養を補えるか

出産時の出血や授乳によって、産後は鉄が不足しやすい状態になります。葉酸も母乳へ移行するため、授乳婦には付加量が設定されています。カルシウムは授乳婦向けの付加量こそ設定されていないものの、日本人女性全体で摂取量が推奨量に届きにくい栄養素です。

宅食を選ぶときは、栄養成分表示に鉄・葉酸・カルシウムまで記載があるか、産前産後向けの設計をうたっているかを見てみてください。たとえばママの休食は妊娠期・産後を想定したプラン設計で葉酸を最大242μg配合しており、鉄分にも配慮しています。

一方、一般的な冷凍宅配弁当は糖質・塩分・カロリーを基準にしているものが多く、鉄や葉酸の数値までは公表されていないこともあります。その場合は、レバーや赤身肉、小松菜、納豆といった食材が献立に入っているかで判断するとよいでしょう。

塩分やカロリーが授乳期の体に合う設計になっているか

授乳中は水分もエネルギーも多く必要になりますが、塩分の摂りすぎには変わらず注意したいところです。食事摂取基準(2025年版)では成人女性の食塩相当量の目標量が1日6.5g未満とされており、1食あたりに換算すると2g前後が一つの目安になります。

nosh(ナッシュ)やライフミールは全メニューで糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下という基準を設けており、コースを選び分けなくても自然と塩分を抑えられます。ワタミの宅食ダイレクトのいつでも三菜も、管理栄養士監修で食塩相当量2.0g以下(三菜の場合)に設計されています。

ただし、産後はカロリーを抑えすぎないことも同じくらい大切です。1食350kcal前後の低カロリー設計のお弁当だけで1日を過ごすと、授乳期には物足りなくなることがあります。ごはんや汁物、果物を足して調整する前提で選びましょう。

玄関先の置き配や鍵付きボックスに対応し、赤ちゃんを抱いたままでも受け取れるか

産後の宅食選びで、栄養と同じくらい重要なのが受け取り方です。寝かしつけの直後にインターホンが鳴って赤ちゃんが起きてしまう。この一点だけで、宅食が続かなくなることがあります。

チェックしたいのは次の3点です。

確認ポイント なぜ大事か 対応しているサービスの例
置き配・鍵付きボックスの可否 インターホンを鳴らさずに受け取れる。寝かしつけ中でも安心 ワタミの宅食(鍵付き安全ボックス無料貸出)、コープデリ(不在時も玄関前へ)
時間指定・配達日の変更 授乳やお昼寝のリズムに合わせて調整できる ヤマト運輸などの宅配便で届く冷凍タイプ(ライフミール、noshなど)
配送頻度の自由度 里帰りや体調に合わせてスキップ・休止ができる nosh、三ツ星ファーム、ツクリオ(Tsuklio)など

冷蔵で毎日届くタイプは受け取り回数が多くなりますが、ワタミの宅食のように専用スタッフが鍵付きボックスへ入れてくれる仕組みがあれば、在宅している必要はありません。冷凍タイプは宅配便での配送が中心なので、時間指定や置き配指定を活用しましょう。

冷凍庫のすき間に収まるサイズか、配送の頻度を選べるか

冷凍タイプを選ぶなら、必ず冷凍庫の空きを先に確認してください。一般的な冷凍弁当の容器は1食あたり18×17×4cm前後で、10食セットだと家庭用冷蔵庫の冷凍室の半分近くを占めることもあります。産後は冷凍の離乳食ストックや母乳の冷凍保存で庫内が埋まりがちなので、ここを見落とすと受け取った日に途方に暮れることになります。

対策は3つあります。1つ目は7食など少なめのセットにして配送頻度を上げること。2つ目はDELIPICKS(デリピックス)のように薄型容器を採用しているサービスを選ぶこと。3つ目はライフミールの冷凍庫無料レンタル(10食・20食の定期コースが対象)のような特典を使うことです。

冷凍庫にどうしても余裕がない場合は、冷蔵タイプのワタミの宅食やツクリオ(Tsuklio)、シェフの無添つくりおきを選ぶという手もあります。冷蔵タイプの選択肢は冷蔵の宅食おすすめ8選でも詳しく比較しているので、あわせて参考にしてください。

電子レンジだけで用意でき、容器をそのまま捨てられるか

産後に避けたいのは、湯せんや流水解凍など手数のかかる調理です。抱っこしたまま片手でできるのは、フィルムをはがしてレンジに入れることくらい。電子レンジ調理のみで完結し、食後は容器を捨てるだけというサービスが、産後には圧倒的に扱いやすいです。

冷凍弁当(ライフミール・nosh・三ツ星ファーム・ワタミの宅食ダイレクト・DELIPICKSなど)は、いずれも容器ごとレンジで温めて、そのまま廃棄できます。洗い物がゼロになるのは、シンクに哺乳瓶がたまりがちな産後には大きな助けになります。

一方、わんまいるの健幸ディナーは湯せん・流水解凍が基本で、ツクリオやシェフの無添つくりおきは大皿のおかずを取り分ける形です。味や食材の質では魅力がありますが、産後すぐの時期には少し手間が増える点を理解したうえで選びましょう。

産後におすすめの宅食11選|授乳中でも続けやすいサービスを比較

ここからは、産後におすすめの宅食サービス11選を紹介します。栄養設計・受け取りやすさ・続けやすい価格の3点で評価し、総合1位は価格と選べるメニュー数のバランスが際立つライフミール、2位は鍵付きボックスで外に出ずに受け取れるワタミの宅食、3位は家族分の食事をまとめて用意できるツクリオ(Tsuklio)という結果になりました。

まずは11社を一覧で比較します。

順位 サービス名 1食あたりの料金(税込) タイプ 受け取り方 産後にうれしいポイント
1位 LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
490円〜(定期20食)/初回10食は1食190円 冷凍 宅配便(時間指定可) 冷凍庫の無料レンタルが選べる
2位 ワタミの宅食
ワタミの宅食
590円〜(まごころ手鞠)/初回1週間は20%OFF 冷蔵(毎日配達) 手渡し/鍵付き安全ボックス インターホンを鳴らさず受け取れる
3位 Tsuklio(ツクリオ)
Tsuklio(ツクリオ)
1人1食あたり848円〜/初回クーポン適用で約558円 冷蔵(週1回) 在宅受け取り 家族分をまとめて用意できる
4位 DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS(デリピックス)
994円(まとめ買い割引で795円まで) 冷凍 宅配便(時間指定可) 薄型容器で冷凍庫を圧迫しにくい
5位 ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
385円〜(継続割)/お試し10食は1食399円 冷凍 宅配便(時間指定不可) まとめ買いで単価を抑えられる
6位 ママの休食
ママの休食
初回4食3,960円(1食990円)/2回目以降10%OFF 冷凍 宅配便(時間指定可) 産前産後を想定した栄養設計
7位 わんまいる
わんまいる
1,256円/初回1,300円OFFで1食996円 冷凍 宅配便(時間指定可) 国産食材100%・合成保存料不使用
8位 シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
食卓サポート5,173円/初回3,518円 冷蔵(週1回) 在宅受け取り 化学調味料・保存料・着色料が不使用
9位 nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
620円〜(10食)/nosh clubで継続するほど割引 冷凍 宅配便(時間指定可) 糖質30g以下・塩分2.5g以下で選ぶ手間が少ない
10位 三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
711円〜927円/定期初回14食は1食497円〜 冷凍 宅配便(時間指定可) 彩りのよい主菜と副菜で気分転換になる
11位 コープデリ
コープデリ
商品により異なる(ミールキットは2〜3人前1,000円前後) 食材宅配・冷凍弁当・ミールキット 週1回の定期配送(不在時も置き配) 赤ちゃん割引で手数料が無料になる

1位 LifeMeal(ライフミール)|1食490円台から始められて授乳期の食費を抑えられる

LifeMeal(ライフミール)

運営会社 株式会社シルバーライフ(東証プライム上場)
タイプ 冷凍弁当(電子レンジ調理・容器はそのまま廃棄)
1食あたりの料金 定期7食520円/10食510円/20食490円(税込)。初回限定10食1,900円=1食190円(冷凍庫無料レンタルが条件)。8回まとめ買いなら10食427円・20食395円、会員ランク最上位かつまとめ買い20食の組み合わせなら1食382円
栄養基準 全メニュー糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下・430kcal以下(ごはん付きセットは対象外)
メニュー数 100種類以上(和食・洋食・中華・デザート)から1品ずつ選べる
セット数 7食・10食・20食
送料 全国一律980円(沖縄・離島は1,480円)※2026年3月11日の改定で値下げ
受け取り 宅配便(日時指定・置き配指定が可能)
産後にうれしい点 10食・20食の定期コースで冷凍庫の無料レンタルか最大1万円分クーポンを選べる
メリット

  • 定期便で1食490円〜と、毎日使っても家計が痛みにくい価格帯
  • 初回10食1,900円(1食190円)で、口に合うかを少ない出費で試せる
  • 冷凍庫を無料レンタルできるので、離乳食ストックと場所を取り合わない
  • 100種類以上から1品ずつ選べ、授乳中に食べたいものを自分で決められる
  • 容器ごとレンジで温めて、食後はそのまま捨てられる
デメリット

  • 送料980円が別途かかる(沖縄・離島は1,480円)
  • 1食430kcal以下のため、授乳中はごはんや汁物を足したい場面がある
  • 初回1,900円のキャンペーンは冷凍庫の無料レンタルが条件になる

ライフミールは、東証プライム上場の株式会社シルバーライフが運営する冷凍宅配弁当です。産後の宅食で一番のネックになりやすい冷凍庫のスペース問題を、無料レンタルという形で解決してくれるのが、他社にはない強みです。10食・20食の定期コースを選ぶと、冷凍庫の無料レンタルか最大1万円分のクーポンかを選択できます。

料金も続けやすく、定期20食なら1食490円。1日1食を宅食に置きかえても、送料込みで月1万数千円に収まる計算です。2026年に入ってから1食あたり10円の値下げと送料980円への引き下げが続いており、価格面では宅食全体でもトップクラスといえます。

栄養面は全メニュー糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下・430kcal以下で統一されています。塩分を抑えたい授乳期には使いやすい設計ですが、カロリーは控えめなので、ごはんやみそ汁、果物を添えて量を調整すると満足感が出ます。100種類以上のメニューから1品ずつ選べるため、つわりの名残で食べたくないものがある場合でも避けられます。

初回は10食1,900円(1食190円)とお試ししやすい価格なので、出産前に一度頼んで味を確かめておくのがおすすめです。

2位 ワタミの宅食|手渡しと鍵付きボックスで外に出ずに毎日受け取れる

ワタミの宅食

運営会社 ワタミ株式会社
タイプ 冷蔵(その日の分を毎日配達)
1食あたりの料金 まごころ手鞠590円(5日間コース2,950円)/まごころおかず690円/まごころ御膳710円/宅配料込みの「好い日の御膳」は450円(いずれも税込)
コース まごころシリーズ6種類(手鞠・御膳・おかず・ダブル・小箱・小箱(小))ほか「好い日の御膳」「ワタミdeおいしい健康」
送料 無料(自社の専用スタッフが配達)
受け取り 手渡しのほか、鍵付き安全ボックスを無料で貸し出し。不在でも受け取れる
注文単位 5日間コース・7日間コース・曜日を選べるコース
初回特典 初めての世帯・6ヵ月以上休止していた世帯限定で、初回1週間が20%OFF(まごころ手鞠5日間なら2,950円→2,360円)。10日分の「2週間おためしセット」もあり
産後にうれしい点 冷凍庫を使わない/インターホンを鳴らさずに受け取れる/ごはん付きコースも選べる
メリット

  • 鍵付き安全ボックスを無料で借りられ、寝かしつけ中でも受け取れる
  • 冷凍庫のスペースを一切使わないので、離乳食や母乳の保存と競合しない
  • 送料が無料で、表示価格がそのまま総額になる分かりやすさ
  • まごころ御膳・まごころ小箱などごはん付きコースがあり、炊飯もいらない
  • 初回1週間20%OFFで、まずは5日間だけ試せる
デメリット

  • 冷蔵のため消費期限が短く、その日のうちに食べる必要がある
  • 配達の時間指定ができない
  • 配達エリアが限られており、住所によっては利用できない

ワタミの宅食は、その日の分だけを冷蔵で毎日届けてくれる数少ないサービスです。産後の宅食としてこれを2位に挙げた理由は、鍵付き安全ボックスによる受け取りやすさと、冷凍庫を一切使わない点にあります。

配達は宅配便ではなく、まごころスタッフと呼ばれる自社の担当者が行います。不在の場合や、インターホンを鳴らしてほしくない場合は、無料で貸し出される鍵付きボックスに入れてもらえるので、赤ちゃんが寝ている間に届いても起こされません。これは宅配便の置き配とは違い、保冷剤入りの専用ボックスで温度管理される点も安心材料です。

コースはおかずのみのまごころ手鞠(1食590円)から、ごはん付きのまごころ御膳(710円)、ボリュームのあるまごころダブルまで6種類。授乳中で食欲がある時期はごはん付き、食が細い時期はおかずのみ、と体調に合わせて切り替えられます。累計販売食数は9億食を突破(2010年3月〜2025年8月)し、病者・高齢者食宅配市場で16年連続売上シェアNo.1(2010〜2025年/富士経済調べ)という実績もあります。

はじめての世帯には初回1週間20%OFFの割引があり、まごころ手鞠の5日間コースなら2,950円が2,360円になります。実際の使い勝手はワタミの宅食を徹底レビューした記事でも詳しく紹介しています。

3位 Tsuklio(ツクリオ)|作りたての手料理が大皿で届き、家族の食事をまとめて用意できる

Tsuklio(ツクリオ)

運営会社 株式会社Antway(2026年3月につくりおき.jpからリブランド)
タイプ 冷蔵のつくりおきおかず(週1回まとめて配達)
プラン・料金 2人前×週3食 7,990円/2人前×週5食 11,990円/4人前×週3食 10,690円/4人前×週5食 16,960円(いずれも税込・送料込)
1人1食あたりの目安 約848〜891円/初回クーポン適用時は約558円〜
消費期限 到着日を含めて冷蔵で4日(冷凍保存も可)
味つけ 管理栄養士監修。子どもからお年寄りまで食べられる薄味
注文方法 LINE上で注文・スキップ・休会・解約まで完結
配送エリア 沖縄を除く46都道府県(一部地域を除く)※2人前プランは29都道府県(2026年8月時点)
初回特典 4人前×週3食・4人前×週5食で初回限定4,000円OFFクーポン(4人前週3食なら初回6,690円=1人1食約558円)
メリット

  • 大皿のおかずが届くので、自分と上の子、パートナーの分をまとめて用意できる
  • 冷凍せずに届く作りたての味で、食事そのものが気分転換になる
  • 注文もスキップもLINEで完結し、アプリを開く手間がない
  • 管理栄養士監修の薄味で、幼児食に取り分けやすい
  • 送料込みの総額表示で、家計の見通しが立てやすい
デメリット

  • 1人前単位では注文できず2人前から
  • 消費期限が到着日を含めて4日と短く、食べきる段取りが必要
  • 置き配に対応せず、在宅での受け取りが必要
  • 沖縄県は配送対象外

ツクリオ(Tsuklio)は、専用キッチンでプロが手作りしたおかずを、冷凍せずに冷蔵のまま週1回届けてくれるサービスです。上の子がいる家庭や、里帰りせずパートナーと乗り切る家庭にとっては、家族全員分の夕食が一度に片づくのが最大の価値になります。

2026年3月に「つくりおき.jp」から名称が変わり、2026年7月時点で累計提供食数3,500万食を突破、年間流通取引総額100億円の達成も発表されています。メニューは1,000種類以上が開発されており、週替わりで主菜と副菜が組み合わせて届きます。味つけは管理栄養士監修の薄味なので、離乳食後期から幼児食に移った上の子にも取り分けやすいのが助かるところです。

注意点は、置き配に対応していないことと、消費期限が到着日を含めて4日と短いことです。受け取りの時間に在宅している必要があるため、産後すぐで来客対応がつらい時期には向きにくい面もあります。食べきれない分は小分けにして冷凍保存できるので、届いた日に取り分けておくと無駄が出ません。

4人前×週3食・4人前×週5食のプランには初回限定4,000円OFFクーポンがあり、4人前週3食なら初回6,690円(1人1食あたり約558円)で試せます。ツクリオを実際に評価したレビュー記事も参考にしてみてください。

4位 DELIPICKS(デリピックス)|100種類以上から選べて、産後の食べたい気分に合わせやすい

DELIPICKS(デリピックス)

運営会社 DELIPICKS株式会社
タイプ 冷凍弁当(薄型容器・電子レンジ調理)
1食あたりの料金 定価994円(税込/2026年7月13日改定)。まとめ買い割引で最大20%OFF・1食795円まで
栄養基準 全メニュー平均で糖質30g以下・たんぱく質15g以上。1食分の野菜(1日の目標350gの1/3量)が摂れる設計
メニュー数 150種類以上(毎月テーマを決めて新メニューを追加)
注文方法 定期購入(最低注文金額 税抜5,000円以上)。お弁当・おかず・朝食・ごはんを自由に組み合わせ可能
送料 地域により異なる(関東で1,089円前後)
初回特典 お試し6食セット(おかず5食+ごはん1食分)が初回限定3,218円・送料はキャンペーン中無料。マイランク制度は3〜13%OFF
産後にうれしい点 薄型容器で冷凍庫を圧迫しにくい/ごはん付きを選べる/たんぱく質15g以上
メリット

  • 容器が薄型でコンパクトなので、冷凍庫のすき間に差し込みやすい
  • たんぱく質15g以上・1食分の野菜という設計で、授乳期の栄養を底上げしやすい
  • 全メニューでごはん付き(雑穀ごはん)を選べ、炊飯の手間がいらない
  • 150種類以上から自由に組み合わせられ、食べたい気分に合わせやすい
  • お試し6食セット(おかず5食+ごはん1食分)が3,218円・送料無料で始めやすい
デメリット

  • 定価994円と、冷凍弁当のなかでは高めの価格帯
  • 定期購入の最低注文金額(税抜5,000円以上)がある
  • カロリーや塩分の明確な基準設定はない

DELIPICKS(デリピックス)は、フランスと東京の星付きレストランで調理経験を持つシェフが開発長を務める冷凍宅配弁当です。旧CHEFBOX(シェフボックス)からリニューアルしたサービスで、レシピ考案から現場の調理指導までシェフが一貫して携わっている点が、味の満足度につながっています。

産後の視点で見て価値が高いのは、容器の薄さとごはん付きが選べることの2点です。冷凍弁当は容器がかさばりがちですが、DELIPICKSは薄型なので、離乳食ストックで埋まった冷凍庫にも差し込みやすい形状です。またごはん付き(雑穀ごはん/半分をブロッコリーに変更も可)を選べるため、炊飯器を回す余裕がない日でもこれ1つで食事が完結します。

栄養面は全メニュー平均で糖質30g以下・たんぱく質15g以上。厚生労働省が推奨する1日の野菜目標摂取量350gの1/3量が摂れるよう設計されています。授乳中はたんぱく質の必要量が増えるので、この数値は心強いポイントです。

価格は定価994円とやや高めですが、まとめ買い割引(税抜7,000円以上で10%/10,000円以上で15%/15,000円以上で20%)とマイランク制度を組み合わせると1食795円まで下がります。初回はおかず5食とごはん1食分のお試し6食セットが3,218円(キャンペーン中は送料無料)なので、味を確かめてから判断できます。

5位 ワタミの宅食ダイレクト|冷凍でまとめ買いでき、里帰りから戻る日の備えに向く

ワタミの宅食ダイレクト

運営会社 ワタミ株式会社
タイプ 冷凍弁当(電子レンジ調理)
1食あたりの料金 いつでも三菜385円〜(継続割適用時)/いつでも五菜484円〜/お試し10食セット3,990円=1食399円(お一人様1回限り・送料別)
栄養基準 管理栄養士監修。1セット平均250kcal基準・食塩相当量2.0g以下(三菜の場合)
コース いつでも三菜・いつでも五菜・いつでも二菜・満足ディッシュ・介護食・アラカルト
送料 本州・四国・九州990円/北海道1,320円/沖縄2,420円(税込)
購入方法 都度購入/定期購入(10%OFF)/初回限定の継続割(800円割引×3回+最大3回分送料無料)/プレミアム会員制度
産後にうれしい点 10食・20食をまとめて置いておけるので、退院日や里帰り明けの備えになる
メリット

  • 1食385円〜と、宅食全体でもトップクラスに安い
  • お試し10食セットが3,990円(1食399円)で、備蓄目的でも手が出しやすい
  • 冷凍でストックできるため、退院日や里帰りから戻る日に合わせて用意しておける
  • 量が欲しい人向けの「満足ディッシュ」もあり、授乳期の食欲に合わせられる
  • 都度購入が選べるので、必要な時期だけ使って止められる
デメリット

  • 配達の時間指定ができない
  • 送料が本州でも990円かかり、単価の安さが相殺されやすい
  • 注文確定後の変更・キャンセルができない
  • 10食・20食セットは冷凍庫のスペースを大きく取る

ワタミの宅食ダイレクトは、2位のワタミの宅食を冷凍で届けるサービスです。産後の使い方としておすすめしたいのは、日常使いというより退院日や里帰りから戻る日に合わせた備蓄です。冷凍で長期保存できるので、家に誰もいない状態で帰ってきても、レンジで温めるだけの食事が用意されている状態をつくれます。

主力のいつでも三菜は継続割適用で1食385円〜、いつでも五菜は484円〜。さらにお一人様1回限りのお試し10食セットが3,990円(1食399円)で、価格だけを見れば宅食全体でも最安級です。管理栄養士監修で1セット平均250kcal基準・食塩相当量2.0g以下(三菜)と塩分にも配慮されています。

ただしカロリーは控えめなので、授乳中はごはんや汁物を必ず足すか、全体量200g以上で450kcal以下の「満足ディッシュ」を組み合わせるとよいでしょう。送料は本州・四国・九州で990円(北海道1,320円、沖縄2,420円)かかります。定期の継続割を選べば初回から3回目まで800円割引+最大3回分の送料無料になるので、まとめて使う予定があるなら定期のほうがトータルは安くなります。

6位 ママの休食|妊娠期・産後の栄養設計でたんぱく質と葉酸をしっかり補える

ママの休食

運営会社 株式会社MYPLATE
タイプ 冷凍弁当(電子レンジ調理)
1食あたりの料金 初回4食セット3,960円(25%OFF・通常5,280円)=1食990円。2回目以降はずっと10%OFF。12食セットの定期なら1食945円前後
プラン 妊娠中向けの「プレママ向けプラン」と産後向けの「育児ママ向けプラン」。4食・8食・12食から選択
栄養面 管理栄養士と産婦人科医が監修。葉酸は最大242μg配合、鉄分にも配慮。1食に15種類以上の食材を使用
添加物 化学調味料・着色料・香料・甘味料・保存料は不使用
配送 配送サイクルは1〜31日の間で自由に設定可能。回数縛りなしでいつでも停止・解約できる
サポート 管理栄養士にいつでも栄養相談ができる
産後にうれしい点 妊娠期から産後までライフステージに合わせてプランを切り替えられる
メリット

  • 妊娠期・産後を想定した栄養設計で、葉酸や鉄分に配慮されている
  • 化学調味料・保存料などを使わず、中身にこだわりたい人でも選びやすい
  • 1食に15種類以上の食材を使い、副菜の品数が多い
  • 管理栄養士に栄養相談ができ、産後の食事の不安を聞いてもらえる
  • 初回4食3,960円(25%OFF)で、少ない食数から試せる
デメリット

  • 1食1,000円前後と、冷凍弁当のなかでは高めの価格帯
  • 初回は4食セットのみで、まとめ買いは2回目以降になる
  • 毎日3食すべてを置きかえるには費用がかさむ

ママの休食は、その名のとおり妊娠中・産後の女性に向けて設計された冷凍宅配弁当です。産後の宅食を探している人にとって、もっとも狙いが合っているサービスといえます。

最大の特徴は、管理栄養士と産婦人科医が監修した栄養設計です。葉酸は最大242μg配合され、鉄分にも配慮されています。授乳婦には葉酸や鉄の付加量が設定されているため、普段の食事にこの1食を組み込むことで、意識しなくても不足しにくい状態をつくれます。1食に15種類以上の食材を使っており、副菜の品数が多いのも特徴です。

プランは妊娠中向けの「プレママ向けプラン」と産後向けの「育児ママ向けプラン」に分かれており、ライフステージに合わせて切り替えられます。化学調味料・着色料・香料・甘味料・保存料は使われていないので、体に入れるものに気をつかいたい時期でも選びやすいでしょう。

価格は1食1,000円前後と決して安くはありませんが、初回は4食セットが25%OFFの3,960円(1食990円)。毎日すべてを置きかえるのではなく、自炊がつらい日の切り札として週2〜3食だけ使うという取り入れ方がおすすめです。管理栄養士への栄養相談ができる点も、産後の心細さを和らげてくれます。

7位 わんまいる|国産食材中心の無添加志向で、授乳中の中身にこだわりたい人に

わんまいる

運営会社 株式会社ファミリーネットワークシステムズ
タイプ 冷凍(健幸ディナーは湯せん・流水解凍/美食弁当は電子レンジ)
1食あたりの料金 健幸ディナー5食6,280円=1食1,256円/初回限定1,300円OFFで4,980円=1食996円
食材 国産食材100%。合成保存料・合成着色料は不使用
構成 主菜1品+副菜2品を個包装で。和食中心でご当地食材も使用
送料 本州・四国・九州935〜1,080円/北海道・沖縄2,500〜2,645円
産後にうれしい点 個包装なので食べたい品だけを解凍でき、少量ずつ食べたい時期にも合う
メリット

  • 国産食材100%で、合成保存料・合成着色料が使われていない
  • 和食中心のやさしい味つけで、産後に胃が重い日でも食べやすい
  • 個包装なので主菜だけ、副菜だけと少量ずつ食べられる
  • レンジだけで食べられる「美食弁当」も選べる
  • 初回は1,300円OFFの4,980円(5食)から試せる
デメリット

  • 健幸ディナーは湯せん・流水解凍が基本で、産後すぐには手間に感じやすい
  • 1食1,100円台〜と価格が高め
  • メニューの種類が他社より少ない

わんまいるは、国産食材100%にこだわった冷凍のお惣菜セットです。合成保存料・合成着色料を使わず、和食中心のやさしい味つけなので、授乳中に口にするものの中身を気にしたい人に向いています。

主力の健幸ディナーは、主菜1品と副菜2品が個包装で届く形式です。温かく食べるものは湯せん、冷たいまま食べるものは流水解凍と、料理ごとに適した方法で戻すため、和食本来の温度帯で味わえます。個包装なので、食欲がない日は副菜だけ、しっかり食べたい日は3品すべて、と量を自分で調整できるのも産後には便利です。

一方で、産後すぐの時期に湯せんの手間は正直つらい場面もあります。その場合は電子レンジで温めるだけの「美食弁当」を選ぶとよいでしょう。価格は1食996円〜(初回1,300円OFF適用時)と高めですが、毎日ではなく、体を労わりたい日の1食として取り入れる使い方なら続けやすい価格帯です。

8位 シェフの無添つくりおき|冷蔵のおかずが週1回まとめて届き、調理も盛り付けもいらない

シェフの無添つくりおき

運営会社 株式会社AIVICK
タイプ 冷蔵のつくりおきおかず(週1回まとめて配達)
プラン 食卓サポートプラン(3人前×2食分/主菜2種+副菜3種)/食卓おまかせプラン(4人前×3食分/主菜3種+副菜6種)
料金 食卓サポート5,173円/食卓おまかせ13,607円(税込・2026年6月改定後)
初回特典 初回限定価格(食卓サポート3,518円/食卓おまかせ9,241円)+初回送料無料
消費期限 届いてから冷蔵で4日(冷凍保存も可)
送料 全国一律990円(初回は無料)
添加物 化学調味料・保存料・着色料をすべて不使用。小児栄養の専門家もメニュー監修に参加
産後にうれしい点 やさしい味つけで上の子と同じおかずを食べられる/献立を考えずに済むおまかせ型
メリット

  • 無添加にこだわった設計(にがりなど伝統的な製法で使う添加物を除く)
  • 小児栄養の専門家も監修に関わり、上の子と同じおかずを出せる
  • おまかせ型なので、メニューを選ぶ判断そのものがいらない
  • 冷蔵で届くため冷凍庫のスペースを使わない
  • 初回は3,518円+送料無料で試せる
デメリット

  • 2回目以降は毎回990円の送料がかかる
  • 消費期限が4日と短く、食べきる段取りが必要
  • 濃い味が好きな人には薄味に感じることがある

シェフの無添つくりおきは、名前のとおり無添加へのこだわりが最大の特徴です。化学調味料・保存料・着色料を使わずに冷蔵で4日間の日持ちを実現しており、専属の管理栄養士に加えて小児栄養の専門家もメニュー監修に関わっています。

産後の家庭でこのサービスが効くのは、上の子がいるケースです。子どもでも食べやすいやさしい味つけなので、大人用と子ども用を作り分ける必要がなくなります。プランは3人前×2食分の食卓サポートプランと、4人前×3食分の食卓おまかせプランの2種類。メニューはおまかせなので、献立を考える作業そのものがなくなります。

2026年6月6日お届け分から価格が改定され、通常価格は食卓サポートプランが5,173円、食卓おまかせプランが13,607円(いずれも税込・送料990円は別途)になりました。初回は送料が無料になるうえ、初回限定価格として食卓サポートプランが3,518円、食卓おまかせプランが9,241円と通常より約32%安く申し込めます。

注意したいのは消費期限が4日と短いことです。食べきれない分は小分けにして冷凍しておくと無駄になりません。

9位 nosh(ナッシュ)|糖質と塩分を抑えた献立で産後の体調管理にも使いやすい

nosh(ナッシュ)

運営会社 ナッシュ株式会社
タイプ 冷凍弁当(電子レンジ調理・容器は燃えるごみとして処分可)
1食あたりの料金 10食6,206円=1食620円/6食719円・8食644円・12食612円(1食あたり目安)。nosh clubで継続するほど割引
栄養基準 全メニュー糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下
メニュー数 100種類以上(随時更新)。主菜1品+副菜3品の構成
プラン 6食/8食/10食/12食/20食(2回目以降)。回数縛り・解約金なし
送料 地域と食数により異なる(最安は関西の1,023円〜)
初回特典 初回〜3回目まで合計3,000円OFFクーポン
産後にうれしい点 いらない週はスキップでき、里帰り中の停止も簡単
メリット

  • 全メニュー糖質30g以下・塩分2.5g以下で、コースを選び分けなくてよい
  • 100種類以上のメニューを1品ずつ選べ、飽きにくい
  • スキップ・停止がマイページから簡単にでき、里帰り中も止めやすい
  • スイーツシリーズもあり、授乳中の甘いもの欲を満たせる
  • 買うほど割引率が上がるnosh club会員制度で、続けるほど1食あたりの負担が下がる
デメリット

  • 定期コースのみで、都度購入ができない
  • 容器が大きめで、冷凍庫のスペースを取りやすい
  • メニューによって糖質やカロリーにばらつきがある

nosh(ナッシュ)は、全メニューを糖質30g以下・食塩相当量2.5g以下に設計した冷凍宅配弁当です。累計販売食数は2026年7月時点で1億7,000万食を突破しています。

産後の使いやすさで評価したいのは、スキップのしやすさです。里帰りする週、実家から食材が届いた週、体調がよくて自炊できた週。産後の生活は予定どおりに進まないので、マイページからワンタップで配送をスキップできる仕組みはありがたいところです。回数縛りや解約金もないため、必要な時期だけ使って止められます。

メニューは100種類以上から1品ずつ選べ、主菜1品+副菜3品の構成。2026年1月からは専属パティシエが開発したスイーツシリーズ「nosh pâtisserie」も登場し、1個200kcal以下の基準を守りながらデザートも楽しめるようになりました。授乳中は甘いものが欲しくなりやすいので、栄養基準のあるスイーツが同じ注文で頼めるのは助かります。

デメリットは容器がやや大きく、冷凍庫を圧迫しやすいことです。冷凍庫に余裕がない場合は6食・8食の少なめのプランから始めて、配送頻度で調整するとよいでしょう。

10位 三ツ星ファーム|彩りのよい主菜と副菜で、食事の時間が気分転換になる

三ツ星ファーム

運営会社 株式会社イングリウッド
タイプ 冷凍弁当(電子レンジ調理)
1食あたりの料金 7食927円/14食819円/21食711円(税込)。定期初回14食は1食497円〜(定期初回キャンペーン価格)
栄養基準 原則カロリー350kcal以下・糖質25g以下・たんぱく質15g以上 ※おかずプレートに限る、一部メニューを除く
メニュー数 125種類以上。ミシュラン掲載店のシェフも監修に参加
セット数 7食・14食・21食
送料 990円(北海道・沖縄2,500円)。14食・21食コースは初回送料無料
産後にうれしい点 見た目が華やかで、外食に行けない時期の気分転換になる
メリット

  • ミシュラン掲載店のシェフ監修メニューがあり、味と彩りの満足度が高い
  • たんぱく質15g以上の設計で、授乳期のたんぱく質補給に向く
  • 125種類以上から選べて飽きにくい
  • 定期初回14食が1食497円〜と、始めやすい価格
  • 回数縛りのないプランを選べる
デメリット

  • 原則350kcal以下のため、授乳中は主食を足さないと物足りない
  • 人気メニューは売り切れることがある
  • 長期継続応援プランは途中解約に7,700円(税込)の手数料がかかる

三ツ星ファームは、ミシュラン掲載店のシェフも監修に携わる冷凍宅配弁当です。独自の三ツ星基準(原則カロリー350kcal以下・糖質25g以下・たんぱく質15g以上 ※おかずプレートに限る、一部メニューを除く)で作られており、2026年1月時点で累計4,000万食を突破しています。

産後にこのサービスをすすめたい理由は、味と見た目の満足度です。赤ちゃんが小さいうちは外食もカフェも遠のきます。そんな時期に、彩りのよいプレートが目の前にあるだけで、食事の時間が少し特別なものになります。125種類以上のメニューがあるので、同じものが続く退屈さもありません。

2025年11月19日にサービスが全面リニューアルされ、おかずプレート中心の定期便からミールキット・主食・ホットスナックなども買える食品総合ECへと拡充されました。定期プランに好きな商品を追加できる「プラス商品」も用意されています。

注意点は、原則350kcal以下と低めのカロリー設計であることです。授乳中はこれだけでは足りないことが多いので、ごはんや汁物、乳製品を足して量を補いましょう。定期初回14食が1食497円〜(4,500円OFF/ブランドサイト定期14食セット総額との比較)で始められるキャンペーンが実施されています。

11位 コープデリ|お弁当と日用品をまとめて頼め、おむつ買い出しの回数も減らせる

コープデリ

運営 コープデリ生活協同組合連合会(生協の宅配)
タイプ 食材宅配・ミールキット・冷凍弁当・日用品などの総合宅配
料金のめやす 商品により異なる(ミールキットは2〜3人前で1,000円前後)
対応エリア 東京・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟の1都7県
配送 週1回の定期配送(ウイークリーコープ)。不在時も保冷ボックスで玄関前に置き配
赤ちゃん割引・子育て割引 妊娠中〜小学校入学前の子どもがいる世帯が対象。赤ちゃん割引は基本手数料・配達手数料が無料(申請日から一定期間)。子育て割引は利用金額などの条件つきで手数料が無料に
その他費用 加入時の出資金500〜1,000円(退会時に全額返還)。週ごとの基本手数料・配送手数料(エリアと利用金額で変動)
産後にうれしい点 おむつ・お尻拭き・洗剤まで一緒に届くので、買い出しそのものが減らせる
メリット

  • おむつや日用品まで一緒に届き、買い物へ出る回数を大幅に減らせる
  • 赤ちゃん割引・子育て割引で手数料の負担を抑えられる
  • 不在でも保冷ボックスで玄関前に置いてもらえる
  • 離乳食向けの裏ごし野菜キューブなど、赤ちゃん用の商品が充実している
  • 出資金は退会時に全額返還され、入会金・年会費はかからない
デメリット

  • 利用できるのは関東・信越の1都7県のみ
  • 注文しない週も基本手数料がかかる(割引適用時を除く)
  • 注文から届くまでに約1週間のタイムラグがある

コープデリは、関東・信越エリアで利用できる生協の宅配サービスです。ここまで紹介してきた宅食サービスとは性格が違い、お弁当やミールキットだけでなく、野菜・肉・お米・おむつ・洗剤までまとめて玄関先に届くのが最大の特徴です。

産後の家庭にとって大きいのは、赤ちゃん割引・子育て割引の存在です。妊娠中から小学校入学前の子どもがいる世帯が対象で、母子健康手帳などで確認できれば申請できます。赤ちゃん割引では基本手数料と配達手数料が無料になり、その後の子育て割引でも条件を満たせば手数料の負担を抑えられます。手数料が実質かからない状態で使えるなら、注文しない週があっても気になりません。

離乳食が始まる時期には、裏ごし野菜のキューブや刻み済みの冷凍野菜といった商品が助けになります。産後すぐは冷凍弁当やミールキットで食事を、数か月後は離乳食の材料調達を、という形で長く使い続けられるのがコープデリの強みです。

一方でエリアが1都7県に限られるため、対象外の地域の方はパルシステムや生活クラブなど別の生協を検討することになります。まずは500円からのお試しセットで品質を確かめてみてください。

産後に宅食を使うメリット

料金や栄養だけを見ていると気づきにくい、産後ならではのメリットがあります。宅食を導入した家庭が「もっと早く頼めばよかった」と言うのは、たいていこの3つの理由です。

買い物に出なくても栄養のととのった食事がとれる

産後1か月健診が済むまでは外出を控えるよう案内されることが多く、そもそも買い物に行きにくい時期です。ネットスーパーという手もありますが、届いた食材を調理する工程が残ります。

宅食なら、玄関に届いた時点で食事が完成しています。買い物・調理・後片付けという3つの工程をまとめて外注できるのは、この時期ならではの価値です。

しかも届くのは主菜と副菜が組み合わされたお弁当。菓子パンやカップ麺で済ませる日が続くよりも、たんぱく質と野菜を確保しやすくなります。

献立を考える時間がなくなり、その分を睡眠と授乳に回せる

1食分の献立を考えて買い物リストを作り、調理して片付けるまでには、どんなに手早くても1時間前後かかります。1日2食を宅食に置きかえれば、単純計算で1日2時間が浮きます。

この2時間は、赤ちゃんが寝ている間に一緒に横になる時間にあてられます。産後の睡眠不足は自分の意思ではどうにもならないので、削れる作業を削って睡眠の機会を増やすのが現実的な対策です。

また、献立を決める・買う・作るという一連の判断を手放せること自体が、疲れているときには大きな負担軽減になります。

パートナーや里帰り先の家族も、温めるだけで同じ食事を出せる

宅食のもう一つの利点は、家族の誰でも同じ食事を出せることです。料理が得意でないパートナーでも、冷凍庫から出してレンジに入れるだけなら確実にこなせます。

夜勤明けや残業で帰宅が遅くなった日に、「自分の分は温めて食べて」と伝えるだけで済むのは、産後の家庭運営を軽くしてくれます。食事の用意が誰にでもできる作業になることで、お母さんに集中していた家事の負担が自然に分散されます。

里帰り先で使う場合も、実家の親に毎食作ってもらう負担を減らせます。届け先の変更に対応しているサービスなら、里帰り中は実家へ、戻ってからは自宅へと切り替えられます。

産後の宅食で困りやすいことと、その減らし方

いいことばかりではありません。実際に使い始めてからつまずきやすいポイントを、対処法とセットで整理しておきます。先に知っておけば、ほとんどは注文時の設定で防げます。

冷凍庫がすぐいっぱいになる|配送数と保管場所の調整で防ぐ

いちばん多いつまずきがこれです。10食セットを頼んだものの冷凍庫に入りきらず、届いた日に慌てて食材を捨てる——という話は珍しくありません。産後は搾母乳や離乳食の冷凍ストックも増えるため、冷凍庫の争奪戦になります。

対策は次の3つです。

対策 具体的なやり方 向いている人
セット数を減らして配送頻度を上げる 10食を1回ではなく、6〜7食を2週に1回に分ける 冷凍庫が家庭用サイズだけの家庭
薄型容器のサービスを選ぶ DELIPICKSなど容器が薄いものを選び、立てて収納する すでに冷凍庫が半分埋まっている家庭
冷凍庫を増やす・借りる ライフミールの冷凍庫無料レンタル(10食・20食の定期コース)を使う 長期間しっかり使う予定の家庭

冷凍庫をこれ以上使いたくない場合は、冷蔵タイプ(ワタミの宅食・ツクリオ・シェフの無添つくりおき)に切り替えるのが確実です。

授乳中は食べる量が増え、1食では足りないと感じることがある

冷凍宅配弁当の多くは1食350〜430kcal程度に設計されています。ダイエット目的なら適量ですが、授乳中はエネルギーの付加量が設定されているくらいなので、お弁当1つだけでは物足りなく感じるのが普通です。

足りないと感じたら、我慢せずに次のようなものを添えてください。

足すもの 目安 補える栄養
ごはん(パックごはんでOK) 150g前後で約230kcal エネルギー・炭水化物
インスタントのみそ汁・スープ 1杯 水分・ミネラル。授乳中の水分補給にも
牛乳・ヨーグルト・チーズ コップ1杯/1個 カルシウム・たんぱく質
果物(バナナ・みかんなど) 1個 ビタミン・食物繊維。片手で食べられる

こうした「足すもの」を常備しておけば、宅食1食を土台にして量を自由に増やせます。ごはん付きのコース(ワタミの宅食のまごころ御膳、DELIPICKSのごはん付きなど)を選ぶのも手です。

自炊より食費は上がる|使う時期を区切って考える

冷凍宅配弁当を1日1食、1か月使うと、送料込みでおおむね2万円前後かかります。自炊と比べれば確実に高くつきます。

ただし産後に限っていえば、これは一時的な支出として割り切って考えるほうが現実的です。体力が戻れば自炊に戻せますし、産後1〜3か月だけと期間を区切れば総額は数万円に収まります。家事代行を頼むことを思えば、選択肢としては手が届きやすい部類に入ります。

なお、初回限定の安さだけを見て申し込むと、2回目以降の金額に驚くことがあります。国民生活センターも通信販売の定期購入トラブルについて注意を呼びかけており、最終確認画面で継続回数の条件や2回目以降の金額をチェックするよう促しています。産後は判断力が落ちやすい時期でもあるので、申し込む前に「2回目以降はいくらか」「いつでも解約できるか」の2点だけは必ず確認してください。

好みに合わないメニューが届くことがある|選べる方式との使い分け

おまかせ型のサービスは、献立を考えなくていい代わりに、苦手な食材が入ったメニューが届くことがあります。産後は味やにおいに敏感になる人もいるので、これがストレスになる場合があります。

対策はシンプルで、最初は1品ずつメニューを選べるサービスから始めることです。ライフミール、nosh、DELIPICKS、三ツ星ファームはいずれも自分でメニューを選べます。何度か注文して味の傾向がつかめてから、おまかせ型に移るとミスマッチが減ります。

逆に、選ぶこと自体が面倒だと感じる人にはおまかせ型が向いています。ツクリオやシェフの無添つくりおきのように週替わりで届く形式なら、注文操作すらほとんど発生しません。自分がどちらのタイプかは、初回のお試しで見きわめるとよいでしょう。

出産前にすませておく宅食の段取り|入院中から退院直後までをつなぐ準備

産後に宅食を使うと決めたら、出産前に準備しておくと段違いにスムーズです。退院してから探し始めると、初回の到着までに数日かかって結局間に合わないことが多いため、妊娠後期のうちに手を打っておきましょう。

妊娠後期に初回セットを試して、口に合うかを先に確かめる

宅食は味の好みが分かれます。産後にいきなり10食セットを頼んで口に合わなかったら、冷凍庫を占領するだけの荷物になってしまいます。妊娠後期で体が重くなり、自炊がつらくなってくる時期は、そのまま宅食の試食期間として使うのがちょうどいいタイミングです。

各社の初回お試しは、通常価格より大きく安く設定されています。主なサービスの初回価格を比較してみましょう。

サービス名 初回お試しの価格(税込) 内容
LifeMeal(ライフミール)
LifeMeal(ライフミール)
10食1,900円(1食190円) 冷凍庫の無料レンタルが条件。送料980円は別途
ワタミの宅食
ワタミの宅食
初回1週間20%OFF(まごころ手鞠5日間2,360円) 初めての世帯・6ヵ月以上休止した世帯限定。送料無料
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
お試し10食セット3,990円(1食399円) いつでも三菜。お一人様1回限り・送料別
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS(デリピックス)
お試し6食セット3,218円 おかず5食+ごはん1食分・送料無料
ママの休食
ママの休食
初回4食セット3,960円(1食990円・25%OFF) プレママ向けプランを妊娠中から利用可能
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
食卓サポートプラン3,518円 初回は送料990円も無料

とくにママの休食は妊娠中向けのプレママ向けプランがあるので、出産前から使い始めて産後に育児ママ向けプランへ切り替えるという流れが自然です。

入院前に冷凍庫を空けておく食数の目安

冷凍タイプを使うなら、入院前に冷凍庫を整理しておきます。目安は次のとおりです。

1食分の冷凍弁当は、おおよそ18×17×4cm。家庭用冷蔵庫の冷凍室(100L前後)の場合、ほかに何も入っていなければ20食程度、通常の食材が入っている状態なら6〜8食が現実的な上限です。

産後1か月を1日1食の宅食でまかなうなら約30食。これを一度に入れるのはまず無理なので、10食ずつ3回に分けて届くように設定しておきます。搾母乳の保存や作り置きの離乳食のスペースも見込んでおくと安心です。

冷凍庫に入りきらない分は、常温保存できるレトルトのごはんやスープで補完するのも有効です。入院前の数週間で、レンジ調理だけで完結する食品を少しずつ買い足しておきましょう。

退院日に合わせた配送日の指定と、スキップ・休止の設定方法

出産予定日はあくまで予定なので、退院日は前後します。そこで初回の配送日は「退院予定日の翌日」あたりにゆるく設定し、ずれたらスキップで調整するのが確実です。

冷凍タイプは宅配便での配送なので、注文時に配送日と時間帯を指定できます。多くのサービスはマイページやアプリから配送日の変更・スキップができるので、入院中でもスマホから操作可能です。

スキップの締切はサービスごとに違い、お届け予定日の4〜6日前が一般的です。入院が長引きそうなときは早めに操作しておきましょう。なお、ワタミの宅食のような冷蔵で毎日届くタイプは、注文の締切が前週になることが多いので、退院日が確定してから申し込むほうが無駄がありません。

家族が受け取れない日の置き配・宅配ボックスの登録

産後に地味に効いてくるのが、受け取りの設定です。寝かしつけの最中にインターホンが鳴るのを防ぐため、出産前に次の3つをすませておきましょう。

やっておくこと 手順 効果
宅配会社の会員登録 クロネコメンバーズ、佐川の会員サービスなどに登録し、置き配や受け取り場所を初期設定する 毎回の指定が不要になり、インターホンを鳴らさず届く
ワタミの宅食の鍵付きボックス申請 申し込み時にボックスの貸し出しを依頼する(無料) 不在でも冷蔵のお弁当を安全に受け取れる
置き配の場所決め 玄関前・宅配ボックス・自転車かごなど、雨に濡れない場所を決めておく 家族が誰も動かなくても受け取りが完了する

冷凍の宅配便は保冷梱包で届きますが、夏場の長時間放置は避けたいので、置き配にするなら早めに取り込める時間帯を指定しておくと安心です。

自治体の産後ケアや家事支援と、宅食はどう使い分ける?

産後の負担を減らす手段は宅食だけではありません。自治体の制度を組み合わせると、費用を抑えながらもっと手厚くできます。宅食で食事を、自治体の支援で家事と体のケアを、と役割を分けるのが効率的です。

産後ヘルパー・家事支援でお願いできることと頼みにくいこと

多くの自治体には産後ヘルパー(産後家庭支援ヘルパー、育児支援ヘルパーなど名称はさまざま)の制度があります。1時間あたり数百円〜1,500円程度の自己負担で、掃除・洗濯・買い物・調理・きょうだいの世話などを頼めます。

また、こども家庭庁が示す産後ケア事業は、出産後1年以内の母子に対して心身のケアや育児のサポートを行う制度で、宿泊型・デイサービス型・訪問型があります。母子保健法の改正によって市町村の努力義務とされ、2021年4月から施行されています。

一方で、頼みにくい面もあります。利用には事前申請が必要で、数日〜数週間かかることがあります。訪問の時間帯も決まっているので、「今日の夕飯が用意できない」という当日の困りごとには対応できません。制度は計画的に使うもの、宅食は即応性のあるものと考えると整理しやすいでしょう。

自治体の配食サービスや助成が使えるか調べる手順

自治体によっては、産後の家庭に向けた配食サービスや、産後ケア利用料の助成、家事支援の利用券を用意しているところがあります。調べる手順は次のとおりです。

まず、住んでいる市区町村の公式サイトで「産後ケア」「産前産後サポート」「家事支援」などのキーワードを探します。母子健康手帳の交付時に配られる冊子にも、利用できる制度の一覧が載っていることが多いので確認してみてください。

次に、保健センターや子育て世代包括支援センター(こども家庭センター)に電話で問い合わせます。こども家庭庁の産後ケア事業を利用したい方向けの案内でも、まずは市区町村の窓口へ相談するよう案内されています。

申請は妊娠中からできる制度も多いので、出産前に問い合わせておくのがおすすめです。産後に赤ちゃんを抱えて役所へ行くのは、それだけで大仕事になります。

費用と手間で比べた、宅食に任せたほうがよい場面

宅食・家事代行・自治体の産後ケアを、費用と使い勝手で並べて比べてみます。

手段 費用の目安 向いている場面 注意点
宅食サービス 1食400〜1,000円前後+送料 毎日の食事を安定して確保したいとき 食事以外の家事は減らない
自治体の産後ヘルパー 1時間あたり数百円〜1,500円程度(自治体により異なる) 掃除・洗濯・上の子の世話までまとめて頼みたいとき 事前申請が必要で、利用回数に上限がある
民間の家事代行 1時間3,000〜5,000円程度 急ぎで、自治体の枠を使い切ったとき 費用の負担が大きい
自治体の産後ケア事業 助成があり自己負担は数千円程度のことが多い 体を休めたい、授乳の相談をしたいとき 予約が埋まりやすく、施設に空きがないこともある

この表から見えてくるのは、食事に関しては宅食がもっとも安く、かつ申請の手間もないということです。ヘルパーに調理をお願いすると1時間分の枠を使ってしまいますが、その枠は掃除や上の子の相手に回したほうが効率的です。食事は宅食、体のケアは産後ケア事業、家まわりはヘルパーという分担が、費用対効果の面では収まりがよくなります。

産後の宅食はいつからいつまで使う?時期で変える使い方

産後の体調と生活は、数か月単位でどんどん変わります。それに合わせて宅食の使い方も変えていくと、無駄なく続けられます。時期ごとに優先することを決めて、サービスを切り替えるのがコツです。

産後1〜2か月は調理ゼロを最優先にする

産褥期にあたるこの時期は、とにかく台所に立たないことを最優先にします。味や値段よりも、受け取りが楽で、冷凍庫を使わず、手数がゼロであることを基準に選んでください。

この条件に最も合うのが、冷蔵で毎日届くワタミの宅食です。この時期の使い方に合わせて、改めて要点を整理します。

この時期に合う理由 鍵付き安全ボックスで受け取れるため、寝かしつけ中でもインターホンが鳴らない
1食あたりの料金 まごころ手鞠590円/初回1週間は20%OFFで472円(税込・宅配料込)
おすすめのコース ごはん付きのまごころ御膳(710円)なら炊飯もいらない
注文単位 5日間コース・7日間コース・曜日を選べるコース。1週間単位で調整できる
冷凍庫の使用 不要(その日の分だけ届く)
メリット

  • 冷凍庫を空ける準備がいらず、出産直後からすぐ始められる
  • 毎日届くので、まとめて受け取る負担がない
  • ごはん付きコースを選べば、食事の用意が完全にゼロになる
デメリット

  • その日のうちに食べる必要があり、食べそびれた分は翌日に回せない
  • 配達エリア外だと利用できない

授乳が続く間は栄養重視のサービスに切り替える

産後2〜3か月を過ぎて生活のリズムが少し落ち着いてきたら、次は中身を見直す時期です。授乳が続く間は鉄や葉酸、たんぱく質の必要量が増えた状態が続くので、栄養設計が明確なサービスに切り替えると、体調の立て直しにつながります。

この段階でおすすめしたいのがママの休食です。産後向けの育児ママ向けプランに切り替えて使えます。

この時期に合う理由 管理栄養士と産婦人科医の監修で、授乳期に必要な栄養を意識した設計になっている
栄養面 葉酸は最大242μg配合、鉄分にも配慮。1食に15種類以上の食材を使用
料金 初回4食3,960円(1食990円)/2回目以降はずっと10%OFF/12食セットなら1食945円前後
おすすめの使い方 3食すべてではなく、週2〜3食だけ組み込んで栄養を底上げする
サポート 管理栄養士にいつでも栄養相談ができる
メリット

  • 産後のライフステージに合わせたプランがあり、切り替えるだけで使える
  • 化学調味料・保存料などが不使用で、中身を気にする時期でも選びやすい
  • 栄養相談ができるので、食事の不安を一人で抱えずに済む
デメリット

  • 1食1,000円前後と価格は高め。毎食置きかえると負担が大きい
  • 冷凍庫のスペースは必要になる

卒乳や職場復帰の前に量と料金を見直す

卒乳が近づいたり、保育園入園と職場復帰が見えてきたりする時期になると、必要なエネルギー量は落ち着いてきます。一方で、朝の準備や送り迎えで時間の余裕はむしろなくなるため、宅食はやめるのではなく、安く・量を調整して続けるほうが現実的です。

この段階で候補になるのがワタミの宅食ダイレクトです。単価を落としつつ、必要な分だけ冷凍庫にストックしておけます。

この時期に合う理由 1食385円〜と単価が安く、都度購入で必要な分だけ買い足せる
料金 いつでも三菜385円〜(継続割)/お試し10食3,990円=1食399円/送料は本州990円
量の調整 三菜・五菜・二菜のほか、全体量200g以上の「満足ディッシュ」で調整できる
おすすめの使い方 残業や保育園からの呼び出しに備えて、冷凍庫に数食だけ常備しておく
購入方法 都度購入も選べるので、定期を止めても必要なときだけ買える
メリット

  • 宅食のなかでもトップクラスに安く、続けても家計への影響が小さい
  • 都度購入ができるので、使わない月は完全に止められる
  • おかずの品数を三菜・五菜から選べ、食べる量に合わせられる
デメリット

  • 送料が本州でも990円かかり、少量の注文だと割高になる
  • 配達の時間指定ができない

なお、家族の人数や生活スタイルが変わってきたら、二人暮らし向けの宅食サービス12選や17社を比較した宅食サービスのおすすめランキングも参考にしてみてください。

産後の宅食によくある質問

最後に、産後の宅食についてよく寄せられる疑問をまとめました。

授乳中でも宅食の塩分や食品添加物は気にしなくて大丈夫?

塩分については、むしろ宅食のほうが管理しやすい場合が多いです。ライフミールやnoshは全メニュー食塩相当量2.5g以下、ワタミの宅食ダイレクトのいつでも三菜は2.0g以下に設計されています。自炊だと味つけのたびに塩分量が変わりますが、宅食は数値が表示されているので把握しやすいのが利点です。

食品添加物については、日本で使用が認められている添加物は、厚生労働省が食品添加物のページで説明しているとおり、安全性を評価したうえで使用基準が定められています。通常の食生活の範囲で過度に心配する必要はないとされていますが、それでも気になる場合は、ママの休食・シェフの無添つくりおき・わんまいるのように添加物を抑えた設計のサービスを選ぶとよいでしょう。

なお、授乳中の食事と母乳の関係については個人差が大きく、体質や体調によっても変わります。気になる症状があるときは、自己判断せず産科や助産師に相談してください。

産後ダイエットに宅食は使える?いつから始めていい?

体重を戻したい気持ちは自然なものですが、産褥期にあたる産後6〜8週間は、体重を落とすことより回復と授乳を優先する時期とされています。この期間に極端に食事量を減らすのはおすすめできません。

体調が落ち着いてからであれば、糖質やカロリーが管理された宅食は食事量のコントロールに役立ちます。ただし授乳中はエネルギーの付加量が設定されているとおり、通常より多くのエネルギーが必要な状態です。減らしすぎると母乳量や体調に影響する可能性があるため、急激な制限は避けましょう。

始める時期や進め方は、1か月健診や産後健診のときに医師・助産師・管理栄養士へ相談して決めるのが安心です。効果の出方には個人差があります。

冷凍庫が小さい家では冷凍の宅食は無理?

無理ではありませんが、工夫が必要です。まず6〜7食の少なめのセットから始めて、配送頻度を上げるのが基本の対処法になります。

そのうえで選択肢は3つあります。1つ目はDELIPICKSのような薄型容器のサービスを選ぶこと。2つ目はライフミールの冷凍庫無料レンタル(10食・20食の定期コースが対象)を利用すること。3つ目は冷蔵タイプに切り替えることです。

冷蔵タイプなら、ワタミの宅食はその日の分だけ届くので冷凍庫を一切使いません。ツクリオやシェフの無添つくりおきも冷蔵で届き、冷蔵庫の棚1段分あれば収まります。

里帰り先と自宅で届け先を変えられる?

多くのサービスで可能です。冷凍タイプは宅配便での配送なので、マイページから届け先住所を変更すれば里帰り先へ届けてもらえます。変更の締切はお届け予定日の数日前に設定されていることが多いので、早めに操作しておきましょう。

冷蔵で毎日届くワタミの宅食は、営業所の担当エリアが決まっているため、里帰り先の住所が配達対象エリアかどうかを先に確認する必要があります。エリア内であれば、実家で使ってから自宅に戻って再開する形が取れます。

コープデリのような生協の宅配は、組合員登録が住所に紐づくため、里帰り先で使うには別途その地域の生協に加入する形になります。短期間なら、里帰り中は冷凍タイプ、自宅に戻ってから生協という組み合わせのほうが手間がかかりません。

赤ちゃんを抱いたままでも受け取れる?不在時はどうなる?

受け取りの負担を減らす方法は、タイプによって変わります。

ワタミの宅食は鍵付き安全ボックスを無料で貸し出しており、不在時や手が離せないときでも、保冷されたボックスに入れてもらえます。インターホンを鳴らさないでほしい旨を伝えておけば、対応してもらえることが多いです。

冷凍タイプは宅配便で届くので、置き配指定か宅配ボックスを使うのが確実です。クロネコメンバーズなどに登録しておけば、受け取り場所を初期設定できます。不在で持ち帰られた場合も、再配達を依頼すれば問題ありません。ただし冷凍・冷蔵便は保管期限が短いので、早めの再配達依頼を心がけてください。

ツクリオやシェフの無添つくりおきのような冷蔵のつくりおき型は置き配に対応していないため、在宅している時間帯を指定する必要があります。

体調や持病が気になるときは誰に相談すればいい?

産後の体調不良、強い疲労感、気分の落ち込みなどが続く場合は、まず出産した産科や地域の保健センターに相談してください。産後うつは誰にでも起こりうるもので、早めに相談することが回復への近道とされています。

持病があって食事制限が必要な場合や、妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病の経過観察中の場合は、宅食のメニューを選ぶ前に主治医や管理栄養士に確認しましょう。糖質やカロリー、塩分の数値が公表されている宅食なら、相談の材料として持っていきやすいはずです。

授乳に関する悩みは、助産師や地域の母乳外来、自治体の産後ケア事業でも相談できます。食事を変えれば解決する問題ばかりではないので、専門家の手を借りることをためらわないでください。

まとめ|産後の宅食は、体を休めるための現実的な選択肢

産後の宅食選びで見るべきポイントを、最後にもう一度整理します。

1つ目は栄養設計です。授乳期は鉄・葉酸・たんぱく質の必要量が増えるので、数値を公表しているサービスか、産前産後向けに設計されたサービスを選ぶと安心です。2つ目は受け取りやすさ。置き配や鍵付きボックスに対応していれば、寝かしつけ中でもインターホンに悩まされません。3つ目は続けられる価格と、冷凍庫に収まるかどうかです。

迷ったときは、価格と選べるメニュー数のバランスがよいLifeMeal(ライフミール)、冷凍庫を使わず鍵付きボックスで受け取れるワタミの宅食、家族分をまとめて用意できるTsuklio(ツクリオ)の3つから検討してみてください。産後の栄養をしっかり意識したいならママの休食、コストを抑えたいならワタミの宅食ダイレクトが候補になります。

そして忘れないでほしいのは、宅食は一生続けるものではないということです。産後1〜3か月という期間を区切って使い、体力が戻ったら減らしていけばいいのです。この数か月に数万円をかけて体を休められるなら、それは十分に意味のある選択だと思います。

子育て期全体の宅食選びは子育て中の宅食おすすめ12選や共働きにおすすめの宅食12選もあわせて参考にしてください。出産前に一度お試しセットを頼んでおくだけでも、退院後の不安はぐっと減ります。無理をして倒れてしまう前に、頼れるものに頼ってください。

article一覧へ