法人・オフィス向けウォーターサーバー人気ランキング15選|月額コストで比較【2026年最新】

オフィスにウォーターサーバーを導入したいけれど、法人契約をどこに申し込めばいいのか、月々の費用がどれくらいかかるのか、請求書での支払いに対応しているのか。総務担当者や経営者の目線で比較を始めると、家庭向けの情報しか見つからず判断材料が足りないと感じるケースが少なくありません。

ウォーターサーバーは、ペットボトルの買い出しや在庫管理をなくし、来客対応や従業員の水分補給、災害時の備えまでまとめて解決できる設備です。ただし、社員数と水の使用量に合わないタイプを選ぶと、水代がかさんだり給水の手間が増えたりして、かえって負担になることもあります。

この記事では、法人・オフィス向けのウォーターサーバーを、水道水を使う浄水型7選と天然水・RO水を届けてもらう宅配型8選に分けてランキング形式で紹介します。社員数別の月額コストの目安、請求書払いなど法人ならではの支払い方法、経費処理の勘定科目、導入前に決めておきたい社内ルールまで解説するので、稟議の資料づくりにも役立ててください。

※本記事の料金・キャンペーン情報は2026年10月時点の調査内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

法人向けウォーターサーバーとは?オフィスや会社に置くサーバーの基本

法人向けウォーターサーバーといっても、多くは家庭用と同じ機種を法人名義で契約する形です。まずは家庭用との違いと、オフィスで使われるサーバーの種類を整理しておきましょう。

家庭用との違いは契約名義・支払い方法・台数

法人向けウォーターサーバーの大きな違いは、契約名義が会社になること、支払い方法の選択肢が広がること、複数台・複数拠点で契約できることの3点です。

個人契約はクレジットカード払いのみというメーカーが多い一方、法人契約では口座振替や銀行振込、請求書払いを選べるケースがあります。たとえばうるのんは、個人はクレジットカード決済のみですが、法人はクレジットカード決済と口座振替から選べます。クリクラやアクアクララは法人向けに請求書払いを案内しており、プレミアムウォーターも法人プランで請求書払い(送付先1か所につき330円)に対応しています。

また、法人専用の料金プランを用意しているメーカーもあります。プレミアムウォーターの法人プランは、サーバーレンタル料と毎月12.5Lボトル4本分を含んだ月額5,280円(税込)からの定額制です。家庭向けの料金表だけを見て判断せず、法人窓口で見積もりを取ってから比べるのが失敗しないコツです。

業務用ウォーターサーバーとウォータークーラーの違い

工場や学校の廊下で見かける大型のウォータークーラーは、水道管に直結して冷水を出し続ける据え置き型の設備です。冷水専用の機種が多く、設置には給排水の配管工事が必要になります。

一方、オフィスで使われるウォーターサーバーは、コンセントに挿すだけ、または蛇口から分岐させる簡単な工事で設置でき、冷水と温水の両方が使えるため、お茶やコーヒー、カップスープにもすぐ使えるのが特徴です。数十人規模のオフィスまでならウォーターサーバーで十分対応でき、レンタル料にメンテナンスやフィルター交換が含まれるため、設備を購入するより初期投資を抑えられます。

浄水型と宅配型の2タイプがある

ウォーターサーバーは、水の調達方法によって浄水型と宅配型に分かれます。

タイプ 仕組み 費用の特徴 向いている職場
浄水型(給水タンク式) 水道水をタンクに注いでろ過する 月額定額で使い放題 少人数〜中規模で、給水担当を決められる職場
浄水型(水道直結) 水道管から直接給水してろ過する 月額定額+初回設置費 人数が多く、給水の手間をなくしたい職場
宅配型(天然水・RO水) ボトルを定期配送してもらう 水代が使った分だけかかる 水の味を重視する職場、備蓄水を確保したい職場

浄水型は水道水を使うため、人数が増えても水代が変わらないのが最大の強みです。水道水の安全性は、環境省の水道水質基準で項目ごとの基準値が定められており、浄水型サーバーはさらにカルキ臭や微粒子などを取り除いて飲みやすくします。宅配型はボトルの在庫がそのまま非常用の備蓄水になるのが強みで、天然水ならではのおいしさを来客に提供できます。

法人向け浄水型ウォーターサーバーおすすめランキング7選

まずは、水道水を使うので水代がかからない浄水型のおすすめ7選です。月額料金と設置タイプ、法人で使うときのポイントを一覧で比較してみましょう。

サービス名 月額料金(税込) 設置タイプ 契約期間・解約金 法人で使うときのポイント
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
3,300円の定額 床置き・給水タンク式 3年(3年未満の解約は40,000円) 50物質除去・PFASにも対応、6段階の温度設定
ウォータースタンド ピュアライフ L
ウォータースタンド ピュアライフ L
2,860円〜3,300円 床置き・給水タンク式 縛りなしプランは解約金0円 工事不要、法人は銀行振込等も選べる
クリクラ feel free putio
feel free putio
3,140円(お得プラン) 卓上・給水タンク式 プランにより異なる 幅24cmの卓上型、年1回のサーバー交換付き
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
3,410円の定額 床置き・給水タンク式 2年(期間内の解約は33,000円) 1日約10Lまでの使用を想定した大容量設計
Locca litta
Locca litta
2,380円〜2,580円 卓上・給水タンク式 5年または6年 月額2,000円台、29物質除去でPFASにも対応
ウォータースタンド プライムスタンド
ウォータースタンド プライムスタンド
5,500円+初回設置費9,900円 床置き・水道直結 1年未満の撤去・機種変更は6,600円 法人向けの直結型、定期メンテナンス込み
楽水 ピュレスト
楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)
3,850円(ライトプラン) 床置き・水道直結 3年(解約金は残月数に応じて) 法人は口座振替に対応、6つの温度帯

1位 エブリィフレシャス tall|水道水を入れるだけの定額制で人数が増えても水代が変わらない

エブリィフレシャス tall

月額料金(税込) 3,300円の定額(サーバーレンタル料・浄水カートリッジ・配送料込み)
設置タイプ 床置き・給水タンク式(幅290×奥行363×高さ1,125mm)
タンク容量 上部貯水タンク5.7L・冷水1.5L・温水1.5L
温度設定 冷水5〜10℃・温水80〜85℃に加え、常温水・高温水・ECO冷水・ECO温水の6段階
浄水性能 除去物質数50種類(PFASの除去率99.9%以上)
契約期間・解約金 3年(3年未満の解約は40,000円)
支払い方法 クレジットカード
キャンペーン 実質4か月半額キャンペーン・乗り換えサポートを実施中(2026年10月時点。乗り換えサポートは10月25日まで)
メリット

  • 社員がどれだけ飲んでも月額3,300円から変わらない
  • 50物質除去とPFAS対応で水質にこだわる職場も安心
  • 常温水や高温水まで使えて薬の服用やお茶出しにも便利
デメリット

  • 3年未満の解約は40,000円と解約金が高め
  • 支払いはクレジットカードのみ
  • 人数が多いとタンクへの給水回数が増える

エブリィフレシャス tallは、天然水サーバーで実績のあるフレシャスが手がける浄水型の床置きモデルです。水道水を上部タンクに注ぐだけで、冷水・温水に加えて常温水や約90℃の高温水まで使えます。月額3,300円の定額でどれだけ使っても料金が変わらないため、社員が増えても水代の見積もりを取り直す必要がありません。

除去物質は50種類で、PFAS(PFOS・PFOA)は99.9%以上除去できるとされています。PFASについては、環境省の有機フッ素化合物(PFAS)についてにあるとおり、2026年4月からPFOSとPFOAの合算値50ng/L以下が水道水の水質基準になりました。水道水そのものも管理されていますが、サーバー側でも除去できるのは、社員の健康に配慮したい会社にとって安心材料です。

上部タンクは5.7Lなので、10人前後のオフィスなら1日1〜2回の給水で回せる計算です。契約期間は3年と長めなので、移転の予定がない拠点に向いています。浄水型ウォーターサーバーの比較ランキングでも、価格と性能のバランスで高く評価している1台です。

2位 ウォータースタンド ピュアライフ L|床置きの大容量タンクで給水の手間を減らせる

ウォータースタンド ピュアライフ L

月額料金(税込) 縛りなしプラン3,300円・3年プラン3,080円・5年プラン2,860円
設置タイプ 床置き・給水タンク式(幅260×奥行370×高さ1,204mm)・工事不要
タンク容量 給水タンク4.5L・冷水2.0L・温水1.5L・常温水1.0L
温度 冷水4〜8℃・温水約92℃・常温水
浄水性能 ナノトラップフィルターでJIS 17項目+JWPAS 3項目を除去(フィルターは9か月ごとに無料でお届け)
契約期間・解約金 縛りなしプランは解約金0円(3年・5年プランは期間内の解約で解約金あり)
支払い方法(法人) クレジットカードまたは銀行振込等
メリット

  • 工事不要でコンセントがあれば賃貸オフィスにも置ける
  • 縛りなしプランなら解約金0円で試しやすい
  • 法人はクレジットカード以外に銀行振込等も選べる
デメリット

  • 給水型なので水道水を補充する手間はかかる
  • 3年・5年プランは期間内の解約金が高め
  • お手入れは自分たちで行うセルフメンテナンス

ウォータースタンド ピュアライフ Lは、水道直結型で知られるウォータースタンドの給水タンク式モデルです。工事をせずにコンセントだけで使えるため、原状回復が必要な賃貸オフィスやテナントでも導入しやすいのが強み。冷水2.0L・温水1.5Lに加えて常温水タンクも備えており、来客へのお茶出しや薬を飲むときの常温水まで1台でまかなえます。

料金は縛りなしプランなら月3,300円で解約金がかからず、長く使うと決めたら3年プランで3,080円、5年プランで2,860円まで下がります。法人契約ではクレジットカードのほか銀行振込等も選べるので、経理の処理ルールに合わせやすいのもポイント。まずは縛りなしで導入して、使用量を見てから直結型への切り替えを検討する、という使い方もできます。

3位 feel free putio|卓上に置けるコンパクトさで少人数オフィスに向く

クリクラ feel free putio

月額料金(税込) お得プラン3,140円(サーバーレンタル料2,680円+あんしんサポートパック460円)
設置タイプ 卓上・給水タンク式(幅240×奥行362×高さ415mm)
タンク容量 給水タンク3L・冷水1L・温水1L
温度 冷水・温水・常温水・再加熱の4温度帯
浄水性能 活性炭・UF膜・不織布のフィルター(半年に1度交換)
初期費用 0円
法人の窓口 クリクラの法人窓口で取り扱い(請求書払いは販売店により対応)
キャンペーン 3か月間月額半額(お得プランなら月1,570円)・乗り換えキャッシュバック(2026年10月時点)
メリット

  • 幅24cmで会議室や受付カウンターにも置ける
  • 年1回サーバーを丸ごと交換してもらえる衛生管理
  • クリクラの法人窓口で請求書払いや見積書発行に対応
デメリット

  • 給水タンクが3Lと小さく人数が多いと補充回数が増える
  • あんしんサポートパック料が毎月かかる
  • 契約期間や解約条件はプランごとに確認が必要

feel free putio(プティオ)は、クリクラの法人向けラインアップにも含まれる浄水型シリーズfeel freeの卓上モデルです。幅24cmのコンパクトな本体に、冷水・温水・常温水・再加熱の4温度帯を搭載しています。床置き型を置くスペースがない少人数のオフィスや、会議室・受付に1台追加したいときにちょうどよいサイズです。

月額にはあんしんサポートパック460円が含まれ、年1回サーバーを交換してもらえるので、衛生管理を担当者任せにしにくい職場でも清潔な状態を保ちやすくなります。クリクラの法人向けページでは、feel freeも法人向けラインアップに含まれており、請求書払いの選択や複数拠点の支払いの一本化、無料の見積書発行にも対応しています(請求書払いは販売店によって異なります)。

4位 ハミングウォーター flows|定額で飲み放題の床置き型で来客対応もしやすい

ハミングウォーター flows

月額料金(税込) 3,410円の定額(北海道3,630円・沖縄3,740円)
初期費用 初回出荷手数料2,200円(設置後1か月は月額0円)
設置タイプ 床置き・給水タンク式(幅約26cmのスリム設計)
使用量の目安 1日約10L
浄水性能 2段階式浄水フィルターで除去対象31項目(PFOS・PFOAにも対応)。フィルターは8か月ごとに無料交換
温度 冷水・温水・常温水
契約期間・解約金 2年(期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円)
メリット

  • 1日約10Lの使用を想定しており人数の多い職場でも使いやすい
  • 除去対象31項目と浄水性能が高い
  • 設置後1か月は月額0円で試せる
デメリット

  • 2年以内の解約は33,000円の引取手数料がかかる
  • 選べる機種がflowsのみで卓上型がない
  • 給水の手間は残る

ハミングウォーター flowsは、月額3,410円の定額で使える浄水型の床置きモデルです。公式では1日約10Lの使用を目安にしており、コーヒーやお茶をよく飲む20人前後のオフィスでも、定額のまま気兼ねなく使えるのが魅力です。2段式の給水タンクで、補充した水をしっかりろ過してから使えます。

幅約26cmのスリムな本体はホワイトやブラックなど落ち着いたカラーがそろっており、来客スペースに置いても違和感がありません。水受けトレイは大きなポットにも給水しやすい設計なので、来客用の冷水ポットや給湯ポットの補充にも重宝します。規定利用期間は2年と浄水型の中では短めなので、3年以上の縛りを避けたい会社にも選びやすい1台です。

5位 Locca litta|月額2,380円からの定額制でPFAS除去にも対応する卓上型

Locca litta

月額料金(税込) お得プラン2,380円・基本プラン2,580円(レンタル料・配送料・カートリッジ代込み)
初期費用 初回登録事務手数料3,300円
設置タイプ 卓上・給水タンク式(高さ500×幅230×奥行347mm)
タンク容量 給水タンク3.0L・冷水1.0L・温水1.0L
浄水性能 29種類の物質を除去(JIS規格17物質+その他12物質)。PFOS・PFOAの除去にも対応
契約期間 お得プラン6年・基本プラン5年(期間内の解約は利用期間に応じた契約解除料)
キャンペーン 初月0円・乗り換えキャッシュバック(2026年10月時点)
メリット

  • 月額2,000円台と浄水型の中でも最安クラス
  • 幅23cmの卓上型で狭い事務所にも置きやすい
  • カートリッジ代や配送料も月額に含まれ予算化しやすい
デメリット

  • 最低利用期間が5〜6年と長い
  • 常温水機能がなく冷水と温水のみ
  • タンクが小さく大人数の職場には向かない

Locca litta(リッタ)は、天然水宅配大手のプレミアムウォーターが手がける浄水型ブランドLoccaの卓上モデルです。月額2,380円から使えるため、まずは小さな事務所や支店で固定費を抑えて導入したい会社に向いています。カートリッジ代や配送料も月額に含まれるので、毎月の経費が一定で予算を組みやすいのもメリットです。

浄水カートリッジは29種類の物質を除去し、PFOS・PFOAにも対応しています。ただし、最低利用期間はお得プランで6年、基本プランで5年と長く、期間内に解約すると契約解除料がかかります。オフィス移転の予定が数年以内にある場合は、移設の扱いを事前に問い合わせておきましょう。法人での申し込み可否や支払い方法は公式サイトに明記がないため、契約前に窓口で確認しておくと安心です。

6位 ウォータースタンド プライムスタンド|法人向けの水道直結型で補充いらずの床置きタイプ

ウォータースタンド プライムスタンド

月額料金(税込) 5,500円(定期メンテナンス・6か月ごとのフィルター交換・故障修理込み)
初回設置費(税込) 9,900円(設置作業・分岐水栓・部材・廃材回収込み)
設置タイプ 床置き・水道直結(幅320×奥行490×高さ1,260mm・33kg)
温度 冷水5℃・温水約93℃・常温水
浄水性能 3層フィルターでJIS 17項目+JWPAS 3項目を除去(有効浄水量7,300L)
解約・撤去 1年未満の撤去・機種変更は6,600円(引越しによる再設置は移設費用なし)
支払い方法(法人) クレジットカードまたは銀行振込
メリット

  • 水道直結で給水もボトル交換も一切不要
  • 有効浄水量7,300Lの大容量フィルターで大人数でも安心
  • 定期メンテナンスと故障修理が月額に含まれる
デメリット

  • 月額5,500円と浄水型の中では高め
  • 初回設置費9,900円と分岐工事が必要
  • 本体が大きく設置スペースを取る

ウォータースタンド プライムスタンドは、公式サイトで法人向けと案内されている水道直結型の床置きモデルです。オフィスや図書館、学校などの公共施設での利用を想定しており、水道から直接給水するので、社員数が多くても給水担当を決める必要がありません。有効浄水量は7,300Lと大きく、フィルターは6か月ごとにスタッフが交換してくれます。

月額5,500円には定期メンテナンスや故障修理、電話サポート、経年劣化時の無償交換まで含まれるので、設備管理の手間を総務部門に残したくない会社に向いています。法人はクレジットカードまたは銀行振込で支払えます。引越しで再設置する場合も移設費用がかからないため、拠点の移転が想定される会社でも安心です。なお、2026年10月1日には同じシリーズの新機種プライムスタンド クールも登場しています。

7位 楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)|完全定額の水道直結型で法人契約は口座振替にも対応

楽水 ピュレスト

月額料金(税込) ライトプラン(水道直結)3,850円・給水タンクプラン3,630円
初期費用(税込) ライトプラン13,200円・給水タンクプラン8,800円
設置タイプ 床置き・水道直結(給水タンク仕様も選択可)
温度 6つの温度帯から選択
契約期間・解約金 3年(3年未満の解約は残り契約月数×レンタル料の40%+撤去費用等)。4年目以降は1か月前の連絡で解約可能
長期割 6年目以降2,750円・10年目以降2,200円
支払い方法(法人) クレジットカードまたは銀行口座振替
メリット

  • 法人はクレジットカードと口座振替から選べる
  • 水道直結の中では月額3,850円と手頃
  • メンテナンス・修理費用は楽水が負担し長期割もある
デメリット

  • 初期費用が13,200円かかる
  • 3年未満の解約は残月数に応じた解約金がかかる
  • 直結型は蛇口の形状によって部品代が追加になることがある

楽水 ピュレストは、業務用の飲料サービスを手がけるダイオーズの高機能浄水機を、楽水がレンタルで提供しているモデルです。水道直結のライトプランは月3,850円で、水代は水道料金に含まれるため使用量が増えても毎月の支払いはほぼ一定。カートリッジの配送は無料で、メンテナンスや修理費用も楽水の負担です。

法人で申し込む場合は、クレジットカード決済と銀行口座振替のどちらかを選べます。長く使うほど安くなる長期割があり、6年目以降は月2,750円、10年目以降は月2,200円まで下がるので、同じ拠点で長く使う本社や工場に向いています。2026年10月時点では、サーバー設置月のレンタル料が無料になるキャンペーンも行われています。

法人向け宅配型ウォーターサーバーおすすめランキング8選

続いて、天然水やRO水のボトルを届けてもらう宅配型のおすすめ8選です。宅配型は水代が使った分だけかかるため、ボトル1本あたりの価格と注文ノルマ、法人の支払い方法を中心に比較しましょう。

サービス名 水代(税込) サーバーレンタル料(税込) 水の種類 法人で使うときのポイント
コスモウォーター SmartプラスNEXT
コスモウォーター smartプラスNext
12L 2,160円 無料 天然水 足元ボトル交換、法人向け見積書あり
フレシャス Slat
フレシャス Slat
9.3L 1,627円 前月3箱以上で無料(0〜2箱は990円) 天然水 来客スペースになじむデザイン
クリクラFit(フィット)
クリクラFit
12L 1,620円〜 無料(あんしんサポートパック460円) RO水+ミネラル 法人窓口あり、請求書払い・支払い一本化に対応
ワンウェイウォーター smartプラス
ワンウェイウォーター smartプラス
RO水12L 1,350円・天然水12L 2,052円 無料 RO水・天然水 水代が安く大人数でも続けやすい
プレミアムウォーター スリムサーバーⅣ
プレミアムウォーター スリムサーバー4
法人プラン月額5,280円〜(12.5L×4本込み) 法人プランは月額に含む 天然水 法人プランで請求書払い・口座振替に対応
アクアクララ アクアレグノ
アクアクララ アクアレグノ
12L 1,620円(2年割)・1,728円(通常) あんしんサポート料1,650円(2年割)・1,980円(通常) RO水+ミネラル UVクリーン機能、法人は請求書払いに対応
アルピナウォーター エコサーバー
アルピナウォーター エコサーバー
12L 1,436円・18.9L 2,170円 1,100円 RO水 注文ノルマなし、法人は銀行振込にも対応
うるのん Grande(床置型)
うるのん Grande(床置型)
12L 2,170円 330円 天然水 法人はクレジットカード・口座振替から選べる

1位 コスモウォーター smartプラスNext|ボトル足元交換で重い水を持ち上げる負担がない

コスモウォーター SmartプラスNEXT

水代(税込) 12L 2,160円(2本からのお届け)
サーバーレンタル料 無料
初期費用 初回出荷手数料2,200円
設置タイプ 床置き・ボトル足元交換(幅30×奥行34×高さ110cm)
主な機能 温度調整・USB充電ポート・非常用電源ユニット対応・エコモード・チャイルドロック・Wクリーン機能
契約期間・解約金 3年(期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円)
法人向け 法人向けのお見積書ページあり
メリット

  • ボトル交換が足元なので誰でも交換できる
  • 非常用電源ユニットで停電時の給水に備えられる
  • 法人向けの見積書を用意しており稟議を通しやすい
デメリット

  • 12L 2,160円と水代は高めで人数が多いとかさむ
  • 3年の規定利用期間がある
  • 空ボトルの廃棄の手間がかかる

コスモウォーター smartプラスNextは、12Lボトルをサーバーの足元にセットするタイプの天然水サーバーです。オフィスで宅配型が嫌われる最大の理由は、重いボトルを肩の高さまで持ち上げる交換作業。足元交換なら腰の高さより下で作業できるので、特定の社員に交換を押しつけることがなくなります。

USB充電ポートや、停電時に使える非常用電源ユニットへの対応など、機能面も充実しています。水代は12Lで2,160円と天然水の標準的な価格帯なので、10人前後までのオフィスで来客用の天然水を用意したい会社に向いています。公式サイトには法人さま向けのお見積書ページがあるため、導入前に費用を書面でそろえられるのも総務担当には助かるポイントです。

2位 フレシャス Slat|おしゃれなデザインで来客スペースにもなじむ

フレシャス Slat

水代(税込) 9.3L 1本1,627円(1箱2本単位でお届け)・配送料無料
サーバーレンタル料(税込) 初月無料、2か月目以降は前月3箱以上の利用で無料(0〜2箱は990円)
設置タイプ 床置き・ボトル足元収納(幅290×奥行350×高さ1,110mm)
温度 冷水5〜10℃・温水80〜85℃・常温水
電気代の目安 月約390円から(省エネモード使用時)
注文ノルマ なし(配送サイクルは1〜4週から選択。2か月以上連続で休止すると月1,100円の休止手数料)
メリット

  • グッドデザイン賞受賞のデザインで受付や応接室に映える
  • 9.3Lパックを足元にセットするので交換がラク
  • コーヒーも淹れられるSlat+cafeも選べる
デメリット

  • 1Lあたりの水代は高めで大人数には不向き
  • 月3箱未満だとレンタル料990円がかかる
  • 使用量が少ない月が続くと休止手数料がかかる

フレシャス Slatは、来客の目に触れる場所に置いても見劣りしないデザイン性の高い天然水サーバーです。ボトルは本体下部に収納するため外から見えず、受付や応接室、ショールームなど、会社の印象を左右する場所に置きたいときに選ばれています。冷水・温水に加えて常温水も使え、動作音も静かです。

水は9.3Lパック1本1,627円で、1箱2本単位のお届けです。前月に3箱以上使えばレンタル料が無料になるので、毎月6本(約56L)以上を使う中規模オフィスならレンタル料0円で運用できます。使用量が少ない拠点では月990円のレンタル料がかかる点を見込んでおきましょう。

3位 クリクラFit|オフィス導入実績が多く法人の申し込み窓口がある

クリクラFit(フィット)

水代(税込) 12Lボトル1本1,620円〜(ボトル1本から注文可能)
月額の目安(法人) 3,700円〜(ボトル2本の場合)
サーバーレンタル料 0円(あんしんサポートパック月460円)
入会金・配送料 0円
水の種類 RO水にミネラルを加えた軟水(リターナブルボトル)
支払い方法(法人) クレジットカードまたは請求書払い(販売店により異なる)
法人サポート 複数拠点への配送・拠点ごとの本数調整・支払いの一本化、見積書の無料発行
メリット

  • 法人専用の申し込み窓口があり見積書を無料で発行してもらえる
  • 請求書払いや複数拠点の支払い一本化に対応
  • 年1回のサーバー交換で衛生管理を任せられる
デメリット

  • 空ボトルを回収まで保管するスペースが必要
  • あんしんサポートパック料が毎月かかる
  • 天然水ではないのでミネラル感は控えめ

クリクラFitは、全国の販売店網を持つクリクラの標準サーバーです。クリクラには法人向けの専用ページがあり、オフィスに限らず物流拠点や医療機関など幅広い現場への導入を、地域の販売店がサポートしてくれます。複数拠点への配送や拠点ごとの注文本数の調整、支払いの一本化にも柔軟に対応しているので、支店や営業所が多い会社にも向いています。

支払いはクレジットカードか請求書払いから選べ(販売店により異なります)、見積書も無料で発行してもらえます。ボトルは回収・再利用するリターナブル方式なのでペットボトルごみが出にくく、環境配慮に取り組む企業にも合います。あんしんサポートパックで年1回サーバーを交換してもらえるため、衛生面の管理を外部に任せられるのも安心です。

4位 ワンウェイウォーター smartプラス|水代の安さで人数の多い職場でもコストを抑えやすい

ワンウェイウォーター smartプラス

水代(税込) RO水プラスプレミアム12L 1,350円(月3本以上)・天然水 彩12L 2,052円(月2本から)
サーバーレンタル料 無料(初回出荷手数料1,100円)
設置タイプ 床置き・ボトル足元交換(幅30×奥行34×高さ110cm・約20kg)
主な機能 消費電力を最大60%カットするエコモード・チャイルドロック・Wクリーン機能
契約期間 2年
支払い方法 クレジットカードのみ
メリット

  • RO水なら12L 1,350円と宅配型でトップクラスの安さ
  • 足元交換で重いボトルを持ち上げなくてよい
  • エコモードで電気代を抑えられる
デメリット

  • RO水は月3本以上の注文が必要
  • 支払いはクレジットカードのみで請求書払いには非対応
  • 天然水を選ぶと水代が上がる

ワンウェイウォーター smartプラスは、足元ボトル交換のサーバーを無料でレンタルできる宅配型です。RO水のプラスプレミアムは12Lで1,350円と、同社の天然水(彩・12L 2,052円)の約3分の2の価格で、人数が多くボトルの消費が多い職場ほど差が大きくなります。月3本以上の注文が条件ですが、オフィスなら自然に消化できる量です。

天然水の彩も12L 2,052円で選べるので、来客の多い本社は天然水、作業場はRO水と、拠点ごとに水を使い分けることもできます。グッドデザイン賞を受賞した本体はシンプルで、どんなオフィスにもなじみます。注意点は、支払いがクレジットカードのみなこと。法人カードで経費精算できる会社に向いています。

5位 プレミアムウォーター スリムサーバー4|ロングとショートから設置場所に合わせて選べる

プレミアムウォーター スリムサーバーⅣ

法人プランの月額(税込) 5,280円〜6,160円(機種により異なる。サーバーレンタル料と毎月12.5Lボトル4本を含む)
個人プランの月額(税込) もっとPREMIUMプラン(5年)4,190円・ずっとPREMIUMプラン(3年)4,298円(12.5L×2本)
サイズ ロングタイプ高さ1,294mm・ショートタイプ高さ821mm(いずれも幅270×奥行361mm)
主な機能 ワンタッチ定量出水(約200ml)・傾斜操作パネル・光センサーと時間指定のエコモード・チャイルドロック
法人プランの契約期間 最低利用期間2年(初回登録事務手数料3,300円・沖縄県は対象外)
支払い方法(法人プラン) クレジットカード(手数料無料)・口座振替(1台220円)・請求書払い(送付先1か所330円)
メリット

  • 法人プランは水4本込みの定額で予算を立てやすい
  • 請求書払い・口座振替など法人の支払いに幅広く対応
  • 床置きのロングと卓上のショートから選べる
デメリット

  • 請求書払いと口座振替には手数料がかかる
  • ボトルは上置きのため交換に力がいる
  • 沖縄県では法人プランを利用できない

プレミアムウォーター スリムサーバー4は、天然水宅配大手のプレミアムウォーターのスタンダード機です。床置きのロングタイプと、カウンターに置けるショートタイプの2サイズがあり、同じ機種で設置場所に合わせて高さを選べるのが特徴。約200mlを自動で注げるワンタッチ定量出水は、来客用のコップに注ぐときにも便利です。

法人にとって注目したいのが、法人プランの存在です。サーバーレンタル料と毎月12.5Lボトル4本(50L)が含まれた月額5,280円からの定額制で、支払いはクレジットカードのほか口座振替や請求書払いも選べます。最低利用期間は2年と個人プランより短いので、天然水を法人契約でしっかり使いたい会社の有力候補です。

6位 アクアクララ アクアレグノ|UVクリーン機能とあんしんサポートで衛生管理を任せやすい

アクアクララ アクアレグノ

水代(税込) レギュラー12L 1,620円(2年割)・1,728円(通常)/スリム7L 1,188円(2年割)・1,296円(通常)
あんしんサポート料(月額・税込) 2年割プラン1,650円・通常プラン1,980円
設置タイプ 床置き・上置き(幅270×奥行310×高さ990mm)
主な機能 UVクリーン機能・省エネモード(従来品比約31%の消費電力削減)・再加熱(最大94℃)・チャイルドロック・SIAA認証
契約期間 2年割プランは2年ごとの自動更新
支払い方法(法人) 銀行振込(請求書払い)に対応(販売店により異なる)
法人サポート Web上でPDF見積書を即時発行
メリット

  • UVクリーン機能とSIAA認証で衛生面の安心感が高い
  • 法人は請求書払いに対応しWebで見積書をすぐ出せる
  • 注文ノルマがなく使った分だけ頼める
デメリット

  • あんしんサポート料が月1,650円〜とやや高め
  • ボトルは上置きで交換に力がいる
  • 回収式ボトルの保管スペースが必要

アクアクララ アクアレグノは、アクアクララのラインアップに新しく加わった床置きモデルです。UVクリーン機能に加えて抗菌加工のSIAA認証を取得しており、不特定多数の人が使う職場でも衛生面の不安を減らせるのが強みです。再加熱機能を使えば最大94℃のお湯が出るので、来客用のお茶もおいしく淹れられます。

アクアクララの法人向けページでは、オフィスや物流倉庫、工場、建設現場、クリニックなどでの設置実績が紹介されています。法人は銀行振込(請求書払い)に対応しており、Web上でPDFの見積書を即時発行できるので、稟議用の資料をすぐにそろえられます。あんしんサポート料は月1,650円(2年割)と高めですが、定期メンテナンスを任せられる費用と考えると、衛生管理を重視する職場には納得感があります。

7位 アルピナウォーター エコサーバー|RO水で水代が安く法人のお客様向け案内がある

アルピナウォーター エコサーバー

水代(税込) 12L 1,436円・18.9L 2,170円・7.6L 1,144円
サーバーレンタル料(税込) 月1,100円(スタンダード・卓上サーバーは月770円)
入会金・設置料 なし
設置タイプ 床置き・上置き(幅31×奥行33×高さ100.5cm)
主な機能 消費電力35%カット・ECOモード・自動クリーニング・二重チャイルドロック(メンテナンスは4年に1度)
注文ノルマ・配送料 ノルマなし・自社配送エリアは配送料無料(宅配便エリアは1箱350円〜600円+税)
支払い方法 クレジットカード・口座振替(法人契約は銀行振込にも対応)
メリット

  • 12L 1,436円と水代が安く18.9Lの大容量ボトルも選べる
  • 注文ノルマがなく必要なときだけ頼める
  • 法人向けの案内ページがあり銀行振込にも対応
デメリット

  • エコサーバーは月1,100円のレンタル料がかかる
  • 自社配送エリア外は配送料がかかる
  • ボトルは上置きで交換に力がいる

アルピナウォーターは、北アルプスの水を逆浸透膜(RO膜)でろ過したピュアウォーターを届ける宅配サービスです。エコサーバーは消費電力を35%カットした省エネモデルで、レンタル料は月1,100円とスタンダードサーバーより高いものの、電気代とメンテナンス頻度(4年に1度)まで含めたトータルコストを抑えやすい機種です。

公式サイトには法人のお客様向けの案内ページがあり、来客対応や社員の健康管理、災害時の備蓄水確保といった導入メリットが紹介されています。18.9Lの大容量ボトルを選べるので、交換回数を減らしたい人数の多い職場にも向いています。支払いはクレジットカードと口座振替に加え、法人契約なら銀行振込にも対応しています。

8位 うるのん Grande(床置型)|富士山の天然水を法人もクレジットカード・口座振替で利用できる

うるのん Grande(床置型)

水代(税込) 12L 2,170円(配送サイクルは2週・3週・4週ごとに2本から選択)
サーバーレンタル料(税込) 月330円
水の種類 静岡県富士宮市で汲み上げた富士山の天然水(硬度29mg/Lの軟水)
設置タイプ 床置き・上置き(横270×奥347×高さ1,032mm)
温度 冷水3〜12℃・温水60〜90℃
契約期間・解約金 2年プランは2年未満の解約で11,000円・3年プランは3年未満で16,500円
支払い方法(法人) クレジットカード決済・口座振替
メリット

  • 法人はクレジットカードと口座振替から支払い方法を選べる
  • 富士山の天然水を来客にも提供できる
  • 6年に1度の無料クリーニング・交換がある
デメリット

  • Grandeは月330円のレンタル料がかかる
  • 12L 2,170円と水代は天然水の中でも高め
  • ボトルは上置きで交換に力がいる

うるのんは、エネルギー事業のTOKAIグループが運営する天然水の宅配サービスです。Grandeはエコモードやライトセンサー、内部クリーン機能を備えた床置き型で、冷水は3〜12℃、温水は60〜90℃の範囲で温度を調整できます。

個人契約はクレジットカード決済のみですが、法人はクレジットカード決済と口座振替から選べるので、カード払いを避けたい会社でも契約しやすいのが特徴です。口座振替の場合は利用月の翌々月8日に引き落とされます。水は硬度29mg/Lのまろやかな軟水で、来客への1杯にも、社員の水分補給にも使いやすい味わいです。

法人でウォーターサーバーを導入するメリット

ウォーターサーバーは単なる飲み物の設備ではなく、総務の手間削減や従業員満足度、BCP(事業継続計画)にまで効く投資です。主なメリットを4つ紹介します。

ペットボトルの買い出しや在庫管理がいらなくなる

ペットボトルの水やお茶を会社で用意している場合、発注や受け取り、冷蔵庫への補充、空き容器の分別と処分まで、意外と多くの手間がかかっています。ウォーターサーバーなら、浄水型は水道水を補充するだけ、宅配型は定期的にボトルが届くだけなので、買い出しと在庫管理の業務そのものがなくなります。

ペットボトルごみの削減は、環境への配慮を社外に示す材料にもなります。とくにリターナブルボトルのクリクラやアクアクララ、ボトルを使わない浄水型は、ごみの量を大きく減らせます。

福利厚生として社員満足度アップにつながる

いつでも冷たい水と温かいお湯が飲める環境は、毎日オフィスで過ごす社員にとってうれしい設備です。自販機やコンビニで飲み物を買う回数が減れば、社員一人ひとりの出費も抑えられます。

また、夏場の熱中症対策としても役立ちます。厚生労働省はSTOP!熱中症 クールワークキャンペーンで、職場での熱中症予防の取り組みを呼びかけており、こまめに水分を補給できる環境を整えることは、会社としての安全配慮の一環にもなります。2026年のキャンペーン期間は5月1日から9月30日まででしたが、水分補給の備えは期間外も欠かせません。

来客時のお茶出しやコーヒーがすぐ用意できる

来客のたびにやかんでお湯を沸かしたり、ペットボトルを冷やしておいたりする必要がなくなります。温水は80℃以上の機種がほとんどなので、お茶もインスタントコーヒーも、来客を待たせずにすぐ出せます。

デザイン性の高いフレシャス Slatや、コーヒー機能付きのエブリィフレシャス tall+cafeを応接スペースに置けば、もてなしの質も上がります。急な来客が多い営業拠点ほど、メリットを実感しやすいでしょう。

災害時の備蓄水としても役立つ

宅配型のボトルは、未開封なら非常用の飲料水として使えます。東京都の東京都帰宅困難者対策条例では、事業者に対して従業員が施設内にとどまれるよう3日分の飲料水や食料などを備蓄する努力義務を定めています。

定期的に届くボトルを使いながら補充する形にすれば、消費期限切れを気にせずに備蓄水を確保できます。停電時にもボトルから水を取り出せる非常用コックや、非常用電源ユニットに対応した機種を選べば、災害時の備えとしてさらに心強くなります。

法人でウォーターサーバーを導入するデメリット

メリットの多いウォーターサーバーですが、導入後に困らないよう、デメリットも把握しておきましょう。

毎月のレンタル代や水代が固定費になる

ウォーターサーバーは、契約している限り毎月の費用が発生します。浄水型なら月3,000円前後、水道直結型なら月4,000〜5,500円程度、宅配型は水代が使った分だけかかるため、社員数が多いほど宅配型の水代は大きくなりがちです。

導入前に社員数と使用量から月額を試算し、浄水型と宅配型のどちらが安くなるかを比べておきましょう。使用量が読めない場合は、縛りなしのプランや初月無料のキャンペーンで実際の消費量を確かめるのがおすすめです。

設置スペースと電源の確保が必要

床置き型は幅30cm前後・奥行35cm前後のスペースに加え、放熱のために壁から少し離して置く必要があります。冷水と温水を作るため、コンセントも1口ふさがります。

水道直結型は蛇口から分岐させるので、給湯室やシンクの近くでないと設置できません。置きたい場所の寸法とコンセント位置を事前に測っておくと、搬入当日に慌てずに済みます。スペースが限られる場合は、卓上型のfeel free putioやLocca littaが候補になります。

最低利用期間内の解約で解約金がかかる

多くのウォーターサーバーには最低利用期間があり、期間内に解約すると解約金やサーバー引取手数料がかかります。たとえばエブリィフレシャスは3年未満で40,000円、ハミングウォーターは2年以内で33,000円です。

オフィス移転や拠点の統廃合の予定がある場合は、縛りなしプランや契約期間の短いプランを選ぶか、移設に対応してもらえるかを確認しておきましょう。ウォータースタンド プライムスタンドのように、引越しによる再設置に移設費用がかからないサービスもあります。解約金そのものを避けたいなら、解約金なしのウォーターサーバーから選ぶ方法もあります。

衛生管理の担当を決めないと放置されやすい

ウォーターサーバーは、給水口や水受けトレイ、給水タンクを定期的に掃除しないと、水垢や雑菌が発生する原因になります。オフィスでは誰もが使う一方で、誰の仕事なのかが曖昧になり、手入れが後回しにされがちです。

導入時に清掃担当と頻度を決めておくか、定期メンテナンスやサーバー交換が月額に含まれるサービスを選ぶと安心です。クリクラやアクアクララ、ウォータースタンドの直結型は、メンテナンスを外部に任せやすいサービスです。

法人・オフィス向けウォーターサーバーの選び方

法人向けウォーターサーバーを選ぶときは、水の調達方法、使用量、支払い方法、拠点数の4つを軸に考えると失敗しにくくなります。ポイントを6つに分けて解説します。

水代を抑えたいなら定額制の浄水型

浄水型は水道水を使うため、何リットル使っても月額は変わりません。社員が多く、1日に何本ものボトルを消費しそうな職場ほど、浄水型のコストメリットが大きくなります。

給水の手間を減らしたいなら、タンクの大きい床置き型(ピュアライフ Lやflows)や、補充が不要な水道直結型(プライムスタンドやピュレスト)を選びましょう。水道直結型は初回設置費がかかりますが、給水担当を置かずに済むので、人数の多いオフィスでは手間の削減効果が大きくなります。水道直結型だけをさらに比較したい場合は、水道直結ウォーターサーバーのおすすめランキングも参考にしてください。

水の味や非常用備蓄を重視するなら宅配型

来客に天然水を出したい、備蓄水を確保したいという会社には宅配型が向いています。天然水はミネラルを含んだまろやかな味わいで、ボトルの在庫はそのまま非常用の飲料水になります。

コストを抑えたいなら、RO水のワンウェイウォーター(12L 1,350円)やアルピナウォーター(12L 1,436円)が候補です。ボトル交換の負担を減らすなら、足元交換のコスモウォーターやワンウェイウォーター、フレシャス Slatを選ぶと、誰でも交換を担当できます。

社員数と1日の使用量に合ったサイズを選ぶ

ウォーターサーバーを選ぶときは、1日にどれくらいの水を使うかを見積もっておくことが大切です。飲み水に加え、お茶やコーヒー、カップ麺にも使うことを考えると、社員1人あたり1日0.5〜1L程度を目安にしておくとよいでしょう。

10人のオフィスなら1日5〜10L。給水タンクが3L前後の卓上型だと1日に何度も補充が必要になるため、床置き型を選ぶか、2台に分けて設置するのが現実的です。20人以上の職場では、水道直結型か18.9Lボトルが選べる宅配型が候補になります。

請求書払い・口座振替など法人の支払い方法に対応しているか

会社によっては、クレジットカード払いでは経理処理がしにくく、請求書払いや口座振替が必須という場合もあります。支払い方法は、サービスによって大きく異なります。

サービス名 法人で選べる支払い方法
プレミアムウォーター(法人プラン) クレジットカード・口座振替(1台220円)・請求書払い(送付先1か所330円)
クリクラ クレジットカード・請求書払い(販売店により異なる)
アクアクララ 銀行振込(請求書払い)に対応(販売店により異なる)
ウォータースタンド クレジットカード・銀行振込等
楽水 クレジットカード・銀行口座振替
うるのん クレジットカード・口座振替
アルピナウォーター クレジットカード・口座振替・銀行振込(法人契約)

請求書払いを希望するなら、プレミアムウォーターの法人プランやクリクラ、アクアクララの法人窓口に相談するのが近道です。一方、エブリィフレシャスやワンウェイウォーターのようにクレジットカード払いのみのサービスもあるので、法人カードの有無も含めて確認しておきましょう。

複数拠点への設置やメンテナンス体制を確認する

支店や営業所が複数ある会社は、拠点ごとに別々に契約すると請求書が増え、管理が煩雑になります。クリクラのように複数拠点への配送と支払いの一本化に対応しているサービスなら、本社の総務でまとめて管理できます。

また、各拠点で清掃担当を置けない場合は、定期メンテナンスが月額に含まれるサービスを選ぶのが安心です。ウォータースタンドの直結型は定期メンテナンスとフィルター交換がスタッフ対応、クリクラはあんしんサポートパックで年1回サーバーを交換してもらえます。

コーヒー機能やデザインなど職場に合う機能で選ぶ

休憩スペースに置くならコーヒー機能付き、受付や応接室に置くならデザイン重視、作業現場に置くなら耐久性とメンテナンス重視というように、置き場所によって求められる機能は変わります。

エブリィフレシャス tall+cafeやフレシャス Slat+cafeはコーヒーが淹れられるカフェ機能付き。フレシャス Slatはグッドデザイン賞受賞の外観で来客スペースになじみます。常温水が出せる機種は、薬を飲むときや冷たい水が苦手な社員にも喜ばれます。

社員数別に見る水の使用量と月額コストの目安

ここでは、社員1人あたり1日0.5L・月20営業日使うと仮定して、規模ごとの月額コストの目安を試算します。実際の使用量は季節や業種で変わるので、あくまで比較の目安として参考にしてください。

10人以下の小規模オフィスの場合

10人のオフィスなら、1日5L・月100L程度が目安です。宅配型の12Lボトルに換算すると月8〜9本になります。

サービス 月額の試算(税込) 内訳
エブリィフレシャス tall 3,300円 定額
ハミングウォーター flows 3,410円 定額
アルピナウォーター エコサーバー 約14,000円 12L 1,436円×9本+レンタル料1,100円
コスモウォーター smartプラスNext 約19,400円 12L 2,160円×9本

この規模でも、浄水型と宅配型では月1万円以上の差が出ます。コストを優先するなら浄水型の床置きモデル、来客用に天然水を用意したいなら、浄水型を主力にして応接室だけ宅配型を置く組み合わせも検討できます。

10〜30人規模の会社の場合

30人のオフィスなら1日15L・月300L程度が目安で、12Lボトルなら月25本前後になります。宅配型ではRO水のワンウェイウォーター(12L 1,350円)でも月3万円を超える計算です。

一方、浄水型の給水タンク式では、タンク容量5.7Lのエブリィフレシャス tallで1日3回程度の補充が必要になり、担当者の負担が増えます。この規模なら、補充不要の水道直結型(ピュレストのライトプラン月3,850円やプライムスタンド月5,500円)が、コストと手間の両面で有利です。フロアが分かれている場合は、給水タンク式を2台置く方法もあります。

50人以上の企業・複数フロアの場合

50人規模になると1日25L・月500L以上が見込まれ、宅配型なら12Lボトルで月40本を超えます。ボトルの保管場所や交換作業も無視できなくなるため、各フロアに水道直結型を1台ずつ設置するのが現実的です。

プライムスタンドを2台置いても月11,000円で、宅配型で同じ量をまかなうより大幅に安くなります。設置にあたっては、各フロアの給湯室に蛇口とコンセントがあるかを確認し、まとめて見積もりを依頼しましょう。来客用の天然水は、受付階だけ宅配型を置くといった使い分けも有効です。

ペットボトルを買う場合とのコスト比較

月100L(10人規模)をペットボトルでまかなう場合、2Lペットボトルを1本100円前後で買うと約50本で約5,000円、500mlペットボトルを1本100円で配ると約200本で約2万円かかる計算です。

2Lペットボトルなら宅配型より安く見えますが、買い出しや冷蔵庫への補充、空き容器の処分にかかる人件費や手間は計算に入っていません。浄水型なら月3,300円前後で、冷水と温水がいつでも使え、ごみも出ません。コストと手間の両方を考えると、10人規模でも浄水型のほうが割安になるケースが多いでしょう。

業種・用途別のおすすめウォーターサーバー

オフィス以外の店舗や医療・介護施設、休憩スペースなど、用途によって最適なウォーターサーバーは変わります。業種・用途別におすすめの1台を紹介します。

飲食店・店舗のバックヤードに置くなら業務用の大容量タイプ

飲食店や小売店のバックヤードでは、スタッフが入れ替わり立ち替わり使うため、水の消費量が多くなります。ボトル交換や給水の手間が増えると営業中の負担になるので、補充不要で大容量のフィルターを備えた水道直結型がおすすめです。ここでは、法人向けと公式に案内されているウォータースタンド プライムスタンドを紹介します。

ウォータースタンド プライムスタンド

月額料金(税込) 5,500円(定期メンテナンス・フィルター交換・修理込み)
初回設置費(税込) 9,900円
有効浄水量 7,300L(フィルターは6か月ごとに交換)
温度 冷水5℃・温水約93℃・常温水
バックヤードでのポイント 給水・ボトル交換・在庫置き場が不要
メリット

  • 営業中にボトル交換や給水をしなくてよい
  • ボトルの在庫スペースが不要で狭いバックヤードでも使える
  • メンテナンスをスタッフに任せられる
デメリット

  • 蛇口からの分岐工事が必要
  • 本体の奥行が490mmあり設置場所を選ぶ

飲食店のバックヤードでは、まかないや休憩時の飲み物だけでなく、夏場の厨房スタッフの水分補給にも水を使います。プライムスタンドなら水道から直接給水するので、忙しい時間帯にボトル交換で手が止まることがありません。

冷水は5℃、温水は約93℃まで出せるため、休憩中のお茶やカップスープにもすぐ対応できます。フィルター交換や定期メンテナンスはスタッフが訪問して行うので、店長やスタッフが設備管理に時間を割く必要もありません。

病院・介護施設の待合室に置くなら衛生機能重視のタイプ

病院やクリニック、介護施設の待合室は、体調の優れない人や高齢者が利用する場所です。サーバー本体の衛生管理を施設側だけで担うのは負担が大きいため、定期的にサーバーを交換してもらえるサービスを選ぶと安心です。ここでは、産院での利用実績も多いクリクラFitを紹介します。待合室向けの機種をさらに比較したい場合は、病院・クリニック向けウォーターサーバーのおすすめランキングも参考にしてください。

クリクラFit(フィット)

水代(税込) 12L 1,620円〜
あんしんサポートパック 月460円(年1回のサーバー交換・メンテナンス込み)
水の種類 RO水にミネラルを加えた軟水
法人の支払い クレジットカードまたは請求書払い(販売店により異なる)
施設でのポイント サーバーを丸ごと交換するので施設側の衛生管理の負担が小さい
メリット

  • 年1回のサーバー交換で内部まで清潔に保ちやすい
  • 不純物を除いたRO水で誰にでも出しやすい
  • 請求書払いや見積書発行など法人対応が手厚い
デメリット

  • 空ボトルの保管スペースが必要
  • ボトル交換は施設のスタッフが行う

クリクラは産院での利用数を強みとして打ち出しており、医療・介護の現場でも導入しやすいサービスです。あんしんサポートパックで年1回サーバーを丸ごと交換してもらえるため、施設のスタッフは日常の拭き掃除だけで清潔な状態を保ちやすくなります。

待合室で使う場合は、紙コップの補充や、子どもが温水に触れないようチャイルドロックをかけておくなど、運用ルールもあわせて決めておきましょう。複数の施設を運営している法人なら、支払いの一本化にも対応してもらえます。

コーヒーを社内で楽しみたいならカフェ機能付きタイプ

休憩スペースでコーヒーを飲む社員が多い職場なら、コーヒーメーカーとウォーターサーバーを別々に置くより、カフェ機能付きのサーバー1台にまとめるとスペースも管理の手間も減らせます。水道水を使う定額制で、コーヒーも淹れられるエブリィフレシャス tall+cafeがおすすめです。

エブリィフレシャス tall+cafe

月額料金(税込) 3,850円の定額(サーバーレンタル料・浄水カートリッジ・配送料込み)
カフェ機能 UCCのドリップポッドに対応(コーヒーのほか緑茶・紅茶も)。市販の粉用フィルターホルダーも付属
設置タイプ 床置き・給水タンク式(幅290×奥行363×高さ1,125mm)
浄水性能 除去物質数50種類
温度設定 冷水・温水を含む6段階
メリット

  • ボタン1つでドリップコーヒーが淹れられる
  • コーヒーメーカーを別に置かなくてよい
  • 水は定額で使い放題
デメリット

  • ドリップポッドの費用は別にかかる
  • 3年の契約期間がある

エブリィフレシャス tall+cafeは、浄水型ウォーターサーバーにUCCのドリップポッドで抽出するカフェ機能を組み合わせたモデルです。蒸らしや温度、抽出スピードを自動で制御してくれるので、誰が淹れても同じ味のドリップコーヒーを楽しめます。緑茶や紅茶のポッドも選べるので、来客へのお茶出しにも使えます。

水は定額で使い放題なので、コーヒーを何杯淹れても水代は増えません。ドリップポッドの費用を社員負担にするか福利厚生として会社負担にするかなど、運用ルールを決めておくとトラブルを防げます。

ウォーターサーバー代を経費にするときの勘定科目

法人で契約したウォーターサーバーの費用は経費として処理できます。ただし、誰のために使うかによって勘定科目が変わるので、代表的な考え方を押さえておきましょう。最終的な処理は顧問税理士に確認してください。

サーバーのレンタル代は賃借料・リース料

ウォーターサーバー本体のレンタル料は、賃借料(またはリース料・支払手数料)として処理するのが一般的です。浄水型のように、レンタル料・カートリッジ代・配送料が一体になった定額料金の場合は、月額をまとめて賃借料や福利厚生費として計上する会社が多いでしょう。

水道直結型の初回設置費は、金額が小さければ支払手数料や消耗品費として処理できます。毎月の処理を同じ科目に統一しておくと、決算時の確認がスムーズです。

社員が飲む水代は福利厚生費

社員が自由に飲めるように設置したウォーターサーバーの水代は、福利厚生費として処理できます。ポイントは、特定の役員や社員だけでなく、全従業員が平等に利用できる状態にしておくことです。

社長室にだけ置くなど、一部の人しか使えない場合は、福利厚生費として認められない可能性があります。休憩スペースや給湯室など、誰もが使える場所に設置しておきましょう。

来客用は会議費・接待交際費、店舗のお客様用は販売費

来客や取引先に出す飲み物は、その目的によって科目が分かれます。国税庁の交際費等の範囲と損金不算入額の計算では、会議に関連して茶菓などを提供するために通常要する費用は交際費等から除かれるとされており、打ち合わせ時のお茶やコーヒーは会議費として処理するのが一般的です。接待の一環として提供する場合は、接待交際費になります。

美容室やクリニックの待合室など、店舗でお客様に提供する水は、販売促進のためのサービスとして販売費(販売促進費)に計上するケースがあります。社員用と来客用を1台で兼ねている場合は、主な用途に合わせて科目を決め、継続して同じ処理をすることが大切です。

導入前に総務担当が決めておきたい社内ルールと手続き

ウォーターサーバーを導入してから困らないように、総務担当が事前に決めておきたいことをまとめました。

稟議に添える費用試算と比較表のまとめ方

稟議を通すには、導入の目的と費用対効果をわかりやすく示すことが大切です。現状のペットボトル購入費や買い出しにかかる時間と、ウォーターサーバー導入後の月額を並べて比較すると、決裁者に伝わりやすくなります。

比較表には、月額料金・初期費用・契約期間・解約金・支払い方法・メンテナンス内容の6項目を入れておくと、後から質問されにくくなります。クリクラやコスモウォーター、アクアクララなどは法人向けの見積書を発行してくれるので、正式な見積書を添付するとさらに説得力が増します。

ボトル交換・フィルター交換・清掃の担当者と頻度

導入後に放置されないよう、日常の手入れの担当者と頻度を決めておきましょう。目安は、給水口と水受けトレイの拭き掃除は週1回程度、給水タンクの洗浄は月1回程度です。宅配型ならボトル交換と空ボトルの処分、浄水型ならフィルター交換の受け取りと交換作業も担当を決めておく必要があります。

当番制にする場合は、サーバーの横にチェック表を貼っておくと、手入れの抜け漏れを防げます。手入れの負担を減らしたいなら、定期メンテナンスが月額に含まれるサービスを選びましょう。

設置場所の床耐荷重とコンセント位置の確認

宅配型のウォーターサーバーは、本体約20kgに12Lボトルを加えると30kgを超えます。さらに予備のボトルを何本も保管する場合は、保管場所の床にかかる重さにも注意が必要です。古いビルや上階のオフィスでは、ビル管理会社に床の耐荷重を確認しておくと安心です。

コンセントは、タコ足配線を避けてサーバー専用に1口確保しましょう。水道直結型の場合は、蛇口の形状によって分岐アダプターが必要になることもあるので、事前に写真を送って確認してもらうとスムーズです。

移転・人数変更時の台数変更や解約の条件

オフィス移転や人員の増減があったとき、サーバーを移設・追加・解約できるかは契約前に確認しておきたいポイントです。たとえばウォータースタンド プライムスタンドは引越しによる再設置で移設費用がかかりませんが、1年未満の撤去・機種変更には6,600円がかかります。

最低利用期間内の解約金は、サービスによって数千円から4万円程度まで幅があります。契約書の解約条件と移設の扱いを稟議資料にも記載しておくと、担当者が変わっても判断に迷いません。

法人向けウォーターサーバーの申し込みから設置までの流れ

法人向けウォーターサーバーの申し込みから設置までは、一般的に次のような流れで進みます。

法人向けウォーターサーバーの申し込みから設置までの流れ

問い合わせと見積もりの依頼

まずは公式サイトの法人窓口や問い合わせフォームから、設置台数や社員数、希望する支払い方法を伝えて見積もりを依頼します。アクアクララのようにWeb上でPDFの見積書を即時発行できるサービスもあれば、クリクラのように地域の販売店から見積書が届くサービスもあります。

2〜3社から見積もりを取って比較すると、料金やサービス内容の違いがはっきりします。見積もり段階で、支払い方法・解約条件・メンテナンス内容も確認しておきましょう。

法人契約に必要な書類と審査

法人契約では、会社名・所在地・代表者名・担当者の連絡先などを申込書に記入します。支払い方法に口座振替を選ぶ場合は、口座振替依頼書の提出が必要です。

サービスによっては、登記事項証明書などの提出を求められることもあります。請求書払いや口座振替は手続きに時間がかかることがあるので、導入希望日から逆算して早めに申し込みましょう。

設置工事・搬入当日の流れ

給水タンク式や宅配型は、配送業者がサーバーを届けるだけで、設置は自分たちで行うケースが一般的です。電源を入れてから冷水・温水ができるまで数時間かかるので、搬入は使い始めたい日の前日までに済ませておきましょう。

水道直結型の場合は、スタッフが訪問して蛇口からの分岐工事と設置を行います。工事は短時間で終わることが多いですが、給湯室が使えない時間ができるため、社内への周知と立ち会い担当者の手配を忘れずに行いましょう。

法人向けウォーターサーバーに関するよくある質問

最後に、法人向けウォーターサーバーの導入を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。

個人事業主でも法人向けプランを申し込める?

個人事業主が法人向けプランや法人の支払い方法を使えるかどうかは、サービスによって異なります。個人名義の契約になる場合は、支払い方法がクレジットカードのみに限られることもあります。

屋号での契約や請求書払いを希望する場合は、申し込み前に各社の窓口へ確認しておきましょう。個人名義で契約した場合でも、事業で使っている分は経費として計上できます。

何人くらいのオフィスなら導入するとお得?

浄水型なら月3,000円前後で使い放題なので、5人程度の小さなオフィスでも、ペットボトルを買うより手間とコストを抑えられることが多いです。

宅配型は使った分だけ水代がかかるため、人数が増えるほど費用も増えます。10人を超えるオフィスでコストを重視するなら浄水型、20〜30人を超えるなら水道直結型を中心に検討すると、無理なく運用できます。

1台で何人分まで使える?

1台で対応できる人数は、タンクの容量と補充の頻度で決まります。たとえばハミングウォーター flowsは1日約10Lの使用を目安としており、社員1人あたり1日0.5Lと考えると、20人程度までが1台の目安です。

水道直結型は補充の必要がないため、1台でより多くの人数に対応できます。ただし、昼休みなどに利用が集中すると冷水・温水が追いつかないことがあるため、50人以上の職場では複数台の設置を検討しましょう。

無料お試しやレンタル期間の短いプランはある?

完全な無料お試しは少ないものの、初月の料金が無料になるキャンペーンは多くのサービスで実施されています。2026年10月時点では、ハミングウォーターは設置後1か月の月額が0円、Locca littaは初月0円、フレシャス Slatは初月のレンタル料が無料です。

契約の縛りが気になるなら、ウォータースタンド ピュアライフ Lの縛りなしプラン(解約金0円)や、プレミアムウォーターの法人プラン(最低利用期間2年)のように契約期間が短いプランを選ぶと安心です。

請求書払いに対応しているウォーターサーバーは?

請求書払いに対応しているのは、プレミアムウォーターの法人プラン(送付先1か所につき330円)、クリクラ、アクアクララ(いずれも販売店により異なる)などです。ウォータースタンドやアルピナウォーターは、法人契約で銀行振込に対応しています。

口座振替でよければ、楽水やうるのん、アルピナウォーターも選べます。詳しくは法人の支払い方法の比較表を参考に、自社の経理ルールに合うサービスを選びましょう。

オフィス移転のときはどうすればいい?

オフィスを移転するときは、まず契約しているサービスに連絡し、移設に対応しているかと費用を確認します。宅配型や給水タンク式は、引越し業者に運んでもらえるケースもありますが、水を抜くなどの準備が必要です。

水道直結型は、取り外しと再設置の工事が必要です。ウォータースタンド プライムスタンドのように移設費用がかからないサービスもあれば、撤去費用がかかるサービスもあります。移転日の1か月前には連絡しておくと、スムーズに手続きを進められます。

まとめ|社員数と水の使い方に合うウォーターサーバーで職場を快適に

法人・オフィス向けウォーターサーバーは、社員数と水の使い方、支払い方法で選ぶのが失敗しないポイントです。

水代を抑えたいなら、人数が増えても料金が変わらない浄水型。少人数ならエブリィフレシャス tallやハミングウォーター flows、人数が多い職場なら水道直結のウォータースタンド プライムスタンドや楽水 ピュレストが候補です。天然水のおいしさや備蓄水を重視するなら宅配型で、ボトル交換がラクなコスモウォーター smartプラスNext、法人プランで請求書払いに対応するプレミアムウォーター スリムサーバー4が選びやすいでしょう。

請求書払いや口座振替が必須の会社は、法人窓口のあるクリクラやアクアクララ、プレミアムウォーターの法人プランから比較するのが近道です。家庭向けも含めて幅広く比較したい場合は、ウォーターサーバーのおすすめランキングもあわせて参考にしてください。

まずは2〜3社から見積もりを取り、自社の規模に合う1台で、社員も来客も快適に過ごせる職場をつくりましょう。

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