常温水が出るウォーターサーバーおすすめ11選|常温機能の違いと選び方【2026年最新】

ウォーターサーバーの冷水は冷たすぎて、朝いちばんや寝る前に飲むと体がひやっとする。かといって温水と冷水を混ぜて温度を調整するのは毎回手間がかかる。そんな悩みから、常温水が出るウォーターサーバーを探している人は少なくありません。

実は、常温水が出るといっても、専用の常温ボタンがある機種、冷水の温度を弱めに設定できる機種、停電時だけ常温で出せる機種など、仕組みは機種によってまったく違います。名前だけで選ぶと、思っていたほどぬるくならなかったという失敗も起こりがちです。

そこでこの記事では、常温水が出る浄水型ウォーターサーバー6機種と、常温に近い水が出る宅配型ウォーターサーバー5機種を、温度設定・月額料金・設置サイズの数値で比較しながら紹介します。常温水のメリット・デメリットや選び方、ペットボトルや汲み置きとのコスト比較、汲んだ常温水の安全な扱い方まで解説するので、ぜひ参考にしてください。

※本記事の料金・仕様・キャンペーン情報は2026年10月時点の調査内容です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

ウォーターサーバーの常温水とは?出てくる水の温度とタイプの違い

まずは、ウォーターサーバーでいう常温水が何度くらいの水なのか、そしてどんな仕組みで常温水を出しているのかを整理しておきましょう。ここを押さえておくと、機種選びで迷いにくくなります。

常温の水は何度?ウォーターサーバーの温度の目安

一般的なウォーターサーバーの冷水はおおむね5〜10℃前後、温水は80〜90℃前後に設定されています。これに対して常温水は、冷やしも温めもしない水のことで、温度は設置している部屋の室温に左右されます。春や秋なら20℃前後、エアコンの効いた夏の室内なら25℃前後、冬は15℃前後になることもあります。

メーカーによっては常温の目安を数値で示しているところもあり、たとえばプレミアムウォーターのAURA Water Serverは約25℃、LoccaのLocca Smartは約25〜30℃と公表しています。一方、エブリィフレシャスやフレシャスのように「室温により異なります」と表記しているメーカーも多く、季節によって飲み心地が少し変わる点は知っておきたいところです。

ちなみに、常温よりもう少し冷たい10〜20℃程度の弱冷水を出せる機種もあります。ふじざくら命水のサーバーの弱冷モードは12〜16℃で、公式でも常温に近い水と案内されています。冷たすぎない水が飲みたいだけなら、この弱冷水でも十分満足できるケースが多いですよ。

水の種類 温度の目安 向いている使い方
冷水 約5〜10℃ 夏場の水分補給、運動後、冷たい飲み物づくり
弱冷水 約10〜20℃(機種により異なる) 冷たすぎない水を日常的に飲みたいとき
常温水 室温と同程度(約15〜30℃) 朝の1杯、薬やサプリメントを飲むとき、料理の下ごしらえ
白湯・ECO温水 約55〜75℃ 白湯、ぬるめのお茶
温水・高温水 約80〜93℃ お茶、コーヒー、カップ麺、調乳

常温専用ボタン・弱冷水モード・電源不要タイプの3種類

常温水が出るウォーターサーバーは、仕組みで大きく3つに分けられます。どのタイプかによって、常温水の出し方や温度の安定感が変わるので、まずは違いを確認しておきましょう。

タイプ 仕組み 主な機種
常温専用ボタン 冷水・温水とは別に常温の出水ボタン(または常温タンク)がある エブリィフレシャス tall、ウォータースタンド ピュアライフ L、ハミングウォーター flows、Locca Smart、フレシャス Slat、AURA Water Server など
弱冷水モード 冷水の温度設定を弱めにして、常温に近い温度で出す コスモウォーター smartプラスNext、ふじざくら命水 AQUAFresh など
電源不要タイプ 冷却・加熱機能を持たず、常温の水だけを出す(コック式・ボトルスタンド型など) 一部の卓上サーバーや非常時用の手動ポンプなど

いちばん使い勝手がよいのは、ボタン1つで常温水が出る常温専用ボタンタイプです。冷水・温水と同じ感覚で使えるので、家族の誰が使っても迷いません。浄水型を中心に搭載機種が増えています。

弱冷水モードは、冷水タンクの設定温度を上げることで冷たすぎない水を出す仕組みです。完全な常温にはなりませんが、一年中ほぼ同じ温度で飲めるのが利点です。電源不要タイプは電気代がかからない反面、冷水や温水は使えないため、常温水しか飲まない人やサブ機向きといえます。

普通のサーバーの電源を切って常温にするのはNG

常温ボタンがないサーバーでも、電源を抜けばいずれ常温になるのでは?と考える人もいるかもしれません。しかし、サーバーの電源を切って常温水を出すのは避けましょう。

多くのウォーターサーバーは、冷却や加熱、内部の温水循環(自動クリーン機能)によってタンク内を衛生的に保っています。電源を切るとこれらの機能が止まり、タンク内の水が室温のまま長時間置かれるため、雑菌が繁殖しやすい状態になります。メーカー各社も、長期不在時以外は電源を入れたまま使うよう案内しているのが一般的です。

また、電源を入れ直したあとは冷水・温水が適温に戻るまで時間がかかり、温水タンクでは空焚きなどの故障リスクもあります。常温の水が日常的に欲しいなら、最初から常温機能を備えた機種を選ぶのがいちばん安全で手間もかかりません。

常温水が出る浄水型ウォーターサーバーおすすめランキング6選

ここからは、常温水が出る浄水型ウォーターサーバーを6機種紹介します。浄水型は水道水を給水タンクに注ぐ(または水道に直結する)タイプで、月額料金が定額なのが特徴です。常温専用ボタンを備えた機種が多く、常温水をメインに使いたい人にまず検討してほしいタイプです。まずは6機種の違いを一覧で比べてみましょう。

機種名 月額料金(税込) 常温水の出し方 設置タイプ 最低利用期間
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
3,300円 常温専用ボタン(6つの温度設定) 床置き・給水タンク式 3年
ウォータースタンド ピュアライフ L
ウォータースタンド ピュアライフ L
2,860円〜3,300円 常温水タンク(1.0L) 床置き・給水タンク式 縛りなし/3年/5年から選択
クリクラ feel free putio
feel free putio
3,140円〜 常温水ボタン 卓上・給水タンク式 プランにより異なる
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
3,410円 常温水の独立ボタン 床置き・給水タンク式 2年
Locca Smart
Locca Smart
3,300円 常温水(約25〜30℃)を含む5温度帯 床置き・給水タンク式 5年
ウォータースタンド ガーディアン
ウォータースタンド ガーディアン
4,400円 常温水の出水ボタン 卓上・水道直結 公式サイトで要確認

1位 エブリィフレシャス tall|常温専用ボタンつきで温度を細かく選べる

エブリィフレシャス tall

月額料金(税込) 3,300円(サーバーレンタル・フィルター代込み)
温度設定 常温・冷水(5〜10℃)・ECO冷水(約10〜15℃)・温水(80〜85℃)・ECO温水(約70〜75℃)・高温水(約90℃)の6種類
給水方式 水道水を上部タンクに注ぐ給水タンク式(タンク合計8.7L)
サイズ 幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm(床置き)
フィルター交換 1年に1回(月100L程度の使用目安)
初期費用 配送料・出荷手数料・設置工事すべて無料
最低利用期間・解約金 3年・3年未満の解約は40,000円(不課税)
キャンペーン 初月半額(1,650円)、他社からの乗り換えで最大16,500円キャッシュバック(乗り換えサポートは2026年10月25日まで)
メリット

  • 常温を含む6つの温度設定で用途に合わせて選べる
  • ECO冷水で冷たすぎない水も出せる
  • 月額3,300円の定額で水を何杯飲んでも料金が変わらない
  • ボタンが幼児の目線から見えにくい高さに配置されている
デメリット

  • 3年未満で解約すると40,000円の解約金がかかる
  • 給水タンクへの水道水補充は自分で行う必要がある
  • 常温水の温度は室温によって変わる

エブリィフレシャス tallは、天然水サーバーでおなじみのフレシャスが手がける浄水型ウォーターサーバーです。最大の特徴は、常温・冷水・ECO冷水・温水・ECO温水・高温水という6つの温度設定。常温専用のボタンがあるので、朝の1杯は常温、夏の午後は冷水、夜は白湯がわりのECO温水と、時間帯や体調に合わせて温度を選べます。常温水が欲しい人にとって、ここまで細かく温度を使い分けられる機種はそう多くありません。

月額料金は3,300円の定額で、水道水を注ぐだけなので家族で毎日たくさん飲んでも料金は変わりません。フィルター交換は年1回と手間も少なめです。一方で最低利用期間が3年あり、3年未満で解約すると40,000円の解約金がかかる点には注意が必要です。長く使う前提で、常温水を中心に温度の選択肢を広げたい家庭にいちばんおすすめの1台です。

2位 ウォータースタンド ピュアライフ L|常温水も出せる水道水補充式でコスパ重視派に

ウォータースタンド ピュアライフ L

月額料金(税込) 縛りなしプラン3,300円/3年プラン3,080円/5年プラン2,860円
温度設定 冷水(4〜8℃)・常温水・温水(約92℃)
タンク容量 給水タンク4.5L(冷水2.0L・常温水1.0L・温水1.5L)
サイズ 幅260mm×奥行370mm(受け皿使用時422mm)×高さ1,204mm
メンテナンス 9か月ごとに無料でフィルター交換、UV-LEDクリーン機能
電気代の目安 月462円(節電モード使用時の参考値)
解約金 縛りなしプランは0円
メリット

  • 常温水専用タンクがあり、いつでも常温水がすぐ出る
  • 5年プランなら月2,860円と浄水型の中でも安い
  • 縛りなしプランを選べば解約金0円で始められる
  • 故障時の修理や経年劣化による本体交換も月額に含まれる
デメリット

  • 温水は約92℃のみで、白湯のような中間温度は選べない
  • 高さ約120cmの床置きで設置スペースが必要
  • 安いプランほど契約期間が長くなる

ウォータースタンド ピュアライフ Lは、浄水型ウォーターサーバーの専業メーカーとして知られるウォータースタンドの床置きモデルです。冷水・温水に加えて1.0Lの常温水タンクを備えているため、常温ボタンを押せばすぐに常温の水が出てきます。冷水と温水を混ぜて温度を調整する手間がいらないので、常温水を毎日何杯も飲む人にぴったりです。

料金は契約期間で選べる3プラン制で、5年プランなら月2,860円と、ランキングの浄水型6機種の中でもっとも安く使えます。まずは試してみたい人は、解約金0円の縛りなしプラン(月3,300円)を選ぶこともできます。9か月ごとのフィルター交換はスタッフが無料で訪問して行ってくれるので、メンテナンスを自分でするのが不安な人にも安心です。

3位 feel free putio|卓上サイズで常温水・冷水・温水が使える

クリクラ feel free putio

月額料金(税込) お得プラン3,140円(サーバーレンタル2,680円+あんしんサポートパック460円)〜
温度設定 冷水(約5〜10℃)・ECO冷水(約14〜20℃)・常温水・温水(約80〜85℃)・ECO温水(約58〜63℃)・再加熱(約85〜87℃)
タンク容量 給水タンク3L(冷水1L・温水1L)
サイズ 幅240mm×奥行362mm×高さ415mm(卓上)
メンテナンス フィルターは半年に1回交換、サーバーは1年に1回交換
キャンペーン 3か月半額、他社からの乗り換えで15,000円キャッシュバック
メリット

  • 高さ約42cmの卓上サイズでキッチンカウンターに置ける
  • ECO冷水(約14〜20℃)も使えて冷たすぎない水を選べる
  • 1年ごとのサーバー交換で本体を清潔に保ちやすい
  • 3か月半額キャンペーンで始めやすい
デメリット

  • 給水タンクが3Lと小さく、家族が多いと補充回数が増える
  • あんしんサポートパックの月460円が別途かかる
  • 卓上タイプなので置き台やカウンターのスペースが必要

feel free putio(プティオ)は、宅配水のクリクラでおなじみのナックが展開する浄水型ブランドfeel freeの卓上モデルです。高さ約42cmのコンパクトな本体に、冷水・常温水・温水の3つの出水機能と、ECO冷水・ECO温水・再加熱モードを詰め込んでいます。床置きサーバーを置くスペースがない一人暮らしや二人暮らしのキッチンでも、常温水が出るサーバーを導入できるのが大きな魅力です。

ECO冷水は約14〜20℃と、常温よりほんの少しひんやりした温度帯。夏場に常温水がぬるく感じるときはECO冷水に切り替えると、冷たすぎず飲みやすい水になります。サーバー本体は1年ごとに丸ごと交換してもらえるので、内部の汚れが気になる人にも安心です。給水タンクは3Lと小さめなので、1日に飲む量が2〜3L程度までの少人数世帯に向いています。

4位 ハミングウォーター flows|冷水・温水・常温の独立ボタンで迷わない

ハミングウォーター flows

月額料金(税込) 3,410円(初月無料。北海道3,630円・沖縄3,740円)
温度設定 冷水(6〜10℃)・常温水・温水(80〜90℃)+再加熱機能
初期費用 サーバー出荷手数料2,200円(北海道・沖縄は3,300円)
フィルター交換 8か月ごと(月額料金に含まれる)
チャイルドロック 温水ロック・完全ロック・ロックフリーの3モード
節電機能 エコモードで電気代を最大20.6%削減(1日2回使用時・公式調べ)
最低利用期間・解約金 規定利用期間2年・期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円
メリット

  • 冷水・温水・常温がそれぞれ独立したボタンで操作が分かりやすい
  • 初月無料で始められる
  • デザイン性が高く、BRUNO監修モデルも選べる
  • フィルター交換費用は月額に含まれる
デメリット

  • 出荷手数料2,200円がかかる
  • 温水の温度は段階設定できない
  • 2年未満で解約するとサーバー引取手数料33,000円がかかる

ハミングウォーター flowsは、インテリアになじむデザインで人気の浄水型ウォーターサーバーです。冷水・温水・常温がそれぞれ独立したボタンになっているので、どのボタンを押せば何が出るかがひと目で分かります。高齢の家族や子どもでも迷わず常温水を汲めるシンプルさは、毎日使う道具として意外と大切なポイントです。

月額3,410円(本州・四国・九州。北海道3,630円・沖縄3,740円)でフィルター交換費用も含まれ、初月は無料。8か月ごとに届くフィルターを交換するだけで、内部のメンテナンスは基本的に不要です。温水は80〜90℃の固定ですが、再加熱機能を使えば熱いお茶やコーヒーにも対応できます。全5色の通常モデルに加え、ライフスタイルブランドBRUNOが監修したモデルもあり、見た目にもこだわりたい人におすすめです。

5位 Locca Smart|常温と白湯を含む5つの温度帯に対応

Locca Smart

月額料金(税込) 3,300円(サーバーレンタル・配送・カートリッジ交換込み)
温度設定 冷水(約6℃)・常温水(約25〜30℃)・白湯(約55℃)・温水(約80℃)・再加熱(約90℃)の5温度帯
タンク容量 給水タンク4.0L、サブタンク1.0L、冷水タンク2.0L、温水タンク1.8L
サイズ 高さ1,200mm×幅260mm×奥行382mm(床置き)
電気代の目安 約744円/月(エコモード時約609円/月)
メンテナンス カートリッジ交換は12か月に1回、サブタンク・出水口のUV殺菌
最低利用期間 5年(60か月)・期間内の解約は利用期間に応じた解約金あり
初期費用 初回登録事務手数料3,300円(Web申込の初月0円特典で無料)
メリット

  • 常温水の目安が約25〜30℃と数値で明示されている
  • 約55℃の白湯が出せるので常温水と使い分けやすい
  • 出水量を選べる機能があり、1Lの連続出水にも対応
  • サブタンクと出水口のUV殺菌で衛生面にも配慮
デメリット

  • 最低利用期間が5年と長い
  • 電気代の目安は月700円台と浄水型の中ではやや高め
  • 床置きで高さ120cmあり、置き場所を選ぶ

Locca Smartは、プレミアムウォーターグループが展開する浄水型ブランドLocca(ロッカ)の上位モデルです。冷水・常温水・白湯・温水・再加熱の5つの温度帯に対応しており、常温水は約25〜30℃、白湯は約55℃と、それぞれの温度が数値で示されているのが特徴です。常温と白湯の両方をよく飲む人なら、1台でほぼすべての用途をカバーできます。

1Lの連続出水や定量出水など出水量を選べる機能もあり、鍋に水を張るときや麦茶を作るときにも便利です。月額3,300円にはレンタル料・配送料・カートリッジ交換が含まれていますが、最低利用期間が5年と長いため、引っ越しの予定がある人は契約前に解約条件を確認しておきましょう。

6位 ウォータースタンド ガーディアン|水道直結で常温水を汲み放題

ウォータースタンド ガーディアン

月額料金(税込) 4,400円
温度設定 冷水(5〜8℃)・常温水・温水3段階(約93℃・約85℃・約75℃)
給水方式 水道直結(設置時に給水工事が必要)・瞬間冷温水システム
サイズ 幅230mm×奥行230mm(受け皿装着時302mm)×高さ471mm(卓上)
電気代の目安 約150円/月(冷水18L・温水18L使用時)
メンテナンス 交換フィルターが6か月に1度無料で届く(セルフ交換)
メリット

  • 水道直結なので水の補充が不要で常温水を好きなだけ使える
  • 瞬間冷温水システムで電気代が月150円程度と安い
  • 温水を3段階から選べる
  • 幅23cmのスリムな卓上サイズ
デメリット

  • 月額4,400円とランキングの浄水型の中で最も高い
  • 水道直結の工事が必要で、賃貸では管理会社への確認が必要な場合がある
  • フィルター交換は自分で行う

ウォータースタンド ガーディアンは、水道の配管に直結して使う卓上タイプの浄水型サーバーです。給水タンクに水を注ぐ必要がないため、常温水を料理や麦茶づくりにたっぷり使っても補充の手間がゼロ。常温水を飲むだけでなく、米とぎや野菜洗いなどキッチンでの下ごしらえにも惜しみなく使いたい人に向いています。

タンクに冷水・温水をためずに必要なときだけ冷やしたり温めたりする瞬間冷温水システムを採用しており、電気代は月150円程度とかなり安く抑えられます。月額4,400円とやや高めですが、ペットボトルを大量に買っている家庭なら十分元が取れる計算です。設置には水道直結の工事が必要なので、賃貸住宅の場合は事前に管理会社へ確認しておくと安心です。

浄水型ウォーターサーバーの仕組みや、常温機能以外の観点での比較をもっと詳しく知りたい人は、浄水型ウォーターサーバーのおすすめ比較ランキングもあわせて参考にしてください。

常温に近い水が出る宅配型ウォーターサーバーおすすめランキング5選

続いて、天然水などのボトルを届けてもらう宅配型ウォーターサーバーの中から、常温水や常温に近い水が出る5機種を紹介します。宅配型は、常温専用の機能を持つ機種と、冷水の温度を弱めに設定できる機種に分かれます。天然水のおいしさと冷たすぎない水を両立したい人はこちらから選びましょう。

機種名 月額の目安(税込) 常温に近い水の出し方 ボトル交換 サーバーレンタル料
コスモウォーター SmartプラスNEXT
コスモウォーター smartプラスNext
4,320円〜(12L×2本) 冷水3段階の弱モード(10〜20℃) 足元 無料
フレシャス Slat
フレシャス Slat
3,254円〜(9.3L×2箱)+レンタル料 常温水機能 足元 前月3箱以上で無料・2箱以下は990円
プレミアムウォーター AURA
プレミアムウォーター AURA Water Server
4,410円(12.5L×2本) 常温水(約25℃) 足元 月220円(プラン料金に含む)
フレシャス dewo
フレシャス dewoⅱ
4,536円〜(7.2L×4パック) 常温モード 上置き(軽量パック) 前月2箱以上で無料・1箱以下は550円
ふじざくら命水
ふじざくら命水 AQUAFresh
4,012円〜(11.5L×2箱+レンタル880円・3年割プラン) 弱冷モード(12〜16℃) 上置き 月880円

1位 コスモウォーター smartプラスNext|冷水温度を3段階で選べて冷たすぎない水に

コスモウォーター SmartプラスNEXT

月額の目安(税込) 4,320円〜(12Lボトル2,160円×2本、サーバーレンタル無料)
冷水温度 強5〜10℃/中6〜15℃/弱10〜20℃の3段階
温水温度 強80〜90℃/中70〜80℃/弱60〜70℃の3段階
常温水 通常時の常温出水はなし(停電時は非常用電源ユニット接続で常温水を利用可)
ボトル交換 足元でボトルをスライドして入れる下置きタイプ
サイズ 幅30cm×奥行34cm×高さ110cm
電気代の目安 月384円(エコモード1日2回使用・冷水温水弱モード時)
契約条件 規定利用期間3年(期間内の解約はサーバー引取手数料33,000円)・出荷手数料2,200円・注文は2本から・配送料無料
メリット

  • 冷水を弱モード(10〜20℃)にすれば冷たすぎない水が飲める
  • 温水も3段階で白湯に近い温度を選べる
  • 足元ボトル交換で重いボトルを持ち上げなくてよい
  • サーバーレンタル料無料で月額は水代のみ
デメリット

  • 常温専用のボタンはない
  • 弱モードにすると冷水も常温寄りの温度になる
  • 3年未満で解約するとサーバー引取手数料33,000円がかかる

コスモウォーター smartプラスNextは、天然水宅配の人気ブランドコスモウォーターの主力サーバーです。常温専用ボタンこそありませんが、冷水の温度を強・中・弱の3段階で切り替えられ、弱モードなら10〜20℃と常温に近い水が出せます。冷たい水が苦手な家族が多い家庭なら、普段は弱モードにしておき、夏場だけ強モードに切り替えるといった使い方がおすすめです。

温水も60〜90℃の3段階から選べるため、白湯に近いぬるめのお湯から熱いお茶用まで対応できます。12Lボトルは足元にスライドして入れるだけなので、重いボトルを持ち上げる必要もありません。サーバーレンタル料は無料で、水代だけで使える天然水サーバーを探している人に最初に検討してほしい1台です。

2位 フレシャス Slat|常温水とエコ温水を選べる足元ボトル交換の天然水サーバー

フレシャス Slat

水の料金(税込) FRECIOUS富士 9.3L 1,627円(500mLあたり約81円)・2箱単位でお届け
サーバーレンタル料(税込) 初月無料、2か月目以降は前月3箱以上の利用で無料・0〜2箱は990円
温度設定 冷水(5〜10℃)・常温水・温水(80〜85℃)・エコ温水(70〜75℃)・リヒート(約90℃)
ボトル交換 足元に収納する下置きタイプ(使い捨てのクラッシュボトル)
サイズ 幅290mm×奥行350mm×高さ1,110mm
電気代の目安 月約390円から(節電機能をすべて使用した場合)
配送料・ノルマ 配送料は全国無料、注文ノルマなし(配送スキップ可)
メリット

  • 宅配型では数少ない常温水機能つき
  • エコ温水とリヒートで温水の温度も使い分けられる
  • 足元ボトル交換で女性や高齢の人でも扱いやすい
  • 注文ノルマがなく配送スキップもできる
デメリット

  • 前月の利用が2箱以下だとレンタル料990円がかかる
  • 500mLあたり約81円と水代はやや高め
  • 常温水の温度は室温によって変わる

フレシャス Slatは、富士山の天然水を届けるフレシャスの床置きサーバーです。宅配型ウォーターサーバーとしては珍しく常温水の機能を搭載しており、天然水を冷やしも温めもせずに飲めます。温水も通常の80〜85℃に加えてエコ温水(70〜75℃)、リヒート(約90℃)があるので、白湯や赤ちゃんのミルクづくり、コーヒーまで温度を使い分けられます。

ボトルは足元に収納するタイプで、使い捨てのクラッシュボトルなので空きボトルの保管や返却も不要です。前月に3箱以上使えばレンタル料は無料ですが、2箱以下だと990円かかるため、1か月に9.3Lを3箱(約28L)以上飲む家庭だとコスパよく使えます。天然水で常温水を楽しみたいなら、真っ先に候補に入れたい機種です。

3位 プレミアムウォーター AURA Water Server|約25℃の常温水と白湯が出る天然水サーバー

プレミアムウォーター AURA

月額料金(税込) もっとPREMIUMプラン4,410円(12.5L×2本利用時:水代4,190円+レンタル料220円)
温度設定 冷水(約6℃)・常温水(約25℃)・白湯(約60℃)・温水(約85℃)・再加熱(約90℃)
ボトル交換 ボトル下置きタイプ
サイズ 高さ1,105mm×幅300mm×奥行334mm(出水口の高さ約87cm)
電気代の目安 通常時約1,011円/月、エコモード時約798円/月
衛生機能 冷水タンクのUV LED(ON/OFF可)
最低利用期間 5年(期間内の解約は利用期間に応じた契約解除料あり)
メリット

  • 常温水が約25℃と温度の目安がはっきりしている
  • 約60℃の白湯もボタン1つで出せる
  • 出水口が約87cmと高く、かがまずに水を汲める
  • 停電時に使える非常用コックが付属
デメリット

  • 最低利用期間が5年と長い
  • 電気代の目安が月約800〜1,000円と高め
  • 月額4,410円と宅配型の中では高めの価格帯

プレミアムウォーター AURA Water Serverは、天然水宅配大手のプレミアムウォーターが展開する多機能サーバーです。冷水・常温水・白湯・温水・再加熱の5つの温度を出せて、常温水は約25℃、白湯は約60℃と温度の目安が明確。朝は白湯、日中は常温水、夜は冷水と、ボタンを押すだけで好みの温度を選べます。

ボトルは足元に置くタイプで、出水口の高さが約87cmあるため、腰をかがめずにコップや鍋に水を注げます。停電時には付属の非常用コックで水を取り出せるので、防災用の備えとしても安心です。ただし最低利用期間は5年、電気代の目安も月800〜1,000円程度と高めなので、温度の選択肢と使い勝手を重視する家庭に向いています。

4位 フレシャス dewoⅱ|常温モードつきで上置きパックも軽く交換しやすい

フレシャス dewo

水の料金(税込) 7.2Lパック:FRECIOUS富士1,134円/朝霧高原1,150円/木曽1,150円(4パック単位でお届け)
サーバーレンタル料(税込) 初月無料、2か月目以降は前月2箱以上の利用で無料・0〜1箱は550円
温度設定 冷水(5〜10℃/エコ10〜15℃)・常温・温水(80〜85℃/エコ70〜75℃)・高温水(約90℃)
水パック交換 上置き(7.2Lの軽量パックをのせるとボタン1つで自動セット)
サイズ 幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm
電気代の目安 月420円〜(3つの省エネ機能を使用した場合・公式調べ)
配送料・ノルマ 配送料は全国無料、注文ノルマなし
メリット

  • 常温モードで天然水を冷やさずに飲める
  • エコ冷水(10〜15℃)も選べて冷たすぎない水にできる
  • 7.2Lの軽いパックで上置きでも交換がラク
  • 3種類の天然水から選べる
デメリット

  • 4パック単位の配送で月の水代は4,500円台からになりやすい
  • 前月1箱以下だとレンタル料550円がかかる
  • 常温の温度は室温によって変わる

フレシャス dewoⅱ(デュオツー)は、7.2Lの軽量パックを上部にのせて使う天然水サーバーです。常温モードに加え、エコ冷水(10〜15℃)やエコ温水、高温水まで選べるので、常温水と冷たすぎない水の両方を気分で使い分けられます。

上置きタイプでも、水パックは7.2Lと一般的な12Lボトルの6割ほどの重さ。パックをのせてボタンを押せば自動で針が刺さってセットされるため、力に自信がない人でも交換しやすい設計です。水は富士・朝霧高原・木曽の3種類から選べます。4パック単位でのお届けになるため、月に約29L以上を飲む家庭なら無駄なく使えるでしょう。

5位 ふじざくら命水 AQUAFresh|12〜16℃の弱冷モードで常温に近い水が飲める

ふじざくら命水

水の料金(税込) ベーシックプラン:11.5L 1,728円/9L 1,485円、3年割プラン:11.5L 1,566円/9L 1,404円
サーバーレンタル料(税込) 月880円(子育てプランは660円)
温度設定 冷水(6〜12℃)・弱冷水(12〜16℃)、温水はエコ運転を含めて3段階
注文単位 2箱1セットから
配送料 東北・関東・甲信越・北陸・東海は無料(その他地域は別料金)
衛生機能 85℃の高温水が7日に1回循環する自動クリーン機能
契約期間 ベーシックプラン2年/3年割プラン3年(申込から3か月以内の解約は解約金0円)
メリット

  • 12〜16℃の弱冷モードで一年中ほぼ一定の冷たすぎない水が飲める
  • 自動クリーン機能で内部のメンテナンスの手間が少ない
  • 3か月以内の解約なら解約金0円で試しやすい
  • 富士山の天然水をリーズナブルに飲める
デメリット

  • 常温専用ボタンはなく、完全な常温にはならない
  • サーバーレンタル料880円が毎月かかる
  • 配送料無料のエリアが限られる

ふじざくら命水は、富士山麓で採水した天然水を届けるウォーターサーバーです。サーバーAQUAFreshは冷水を2段階で切り替えられ、弱冷水は12〜16℃と、公式でも常温に近い温度と案内されています。室温に左右される常温水と違い、真夏でも真冬でもほぼ同じ温度で飲めるのは弱冷モードならではの利点です。

85℃の高温水が7日に1回サーバー内を循環する自動クリーン機能を備えており、内部の衛生管理を任せられるのも魅力。3年割プランなら11.5Lが1,566円と、天然水としては手ごろな価格で続けられます。申込から3か月以内なら解約金がかからないので、弱冷水で満足できるか試してから決めたい人にも向いています。

常温機能にこだわらず、料金や水の種類も含めて幅広く比べたい人は、ウォーターサーバーのおすすめ人気ランキングも参考にしてください。

常温水が出るウォーターサーバーの料金・温度機能の比較一覧

ここでは、紹介した11機種の月額料金と温度機能を、浄水型と宅配型に分けて一覧で比較します。常温水の出し方と、月々いくらかかるかを並べて見ると、自分に合う機種が絞り込みやすくなります。

常温水が出るウォーターサーバーの料金・温度機能の比較一覧

浄水型6機種の月額料金と常温機能の比較

浄水型は月額料金が定額なので、水をたくさん使うほど1Lあたりのコストが下がります。違いが出やすいのは、温度の選択肢・設置サイズ・最低利用期間です。

機種名 月額(税込) 常温水 冷水 温水・白湯 設置 最低利用期間
エブリィフレシャス tall 3,300円 常温ボタン(室温) 5〜10℃/ECO約10〜15℃ 80〜85℃/ECO約70〜75℃/高温約90℃ 床置き 3年
ウォータースタンド ピュアライフ L 2,860〜3,300円 常温タンク1.0L(室温) 4〜8℃ 約92℃ 床置き なし/3年/5年
feel free putio 3,140円〜 常温ボタン(室温) 約5〜10℃/ECO約14〜20℃ 約80〜85℃/ECO約58〜63℃/再加熱約85〜87℃ 卓上 プランにより異なる
ハミングウォーター flows 3,410円 常温ボタン(室温) 6〜10℃ 80〜90℃+再加熱 床置き 2年
Locca Smart 3,300円 約25〜30℃ 約6℃ 約80℃/白湯約55℃/再加熱約90℃ 床置き 5年
ウォータースタンド ガーディアン 4,400円 常温ボタン(室温) 5〜8℃ 約93℃/約85℃/約75℃ 卓上・水道直結 公式サイトで要確認

料金の安さで選ぶならピュアライフ Lの5年プラン(月2,860円)、温度の選択肢で選ぶならエブリィフレシャス tallやLocca Smart、置き場所の狭さを優先するならfeel free putioやガーディアンの卓上タイプが候補になります。常温水の温度を数値で把握したい人は、目安温度を公表しているLocca Smartが分かりやすいでしょう。

宅配型5機種の月額料金と弱冷水・常温機能の比較

宅配型は水の使用量によって月額が変わります。下の表は、各社の最低注文単位で計算した月額の目安です。実際には家族の人数や飲む量に応じて本数が増える点に注意してください。

機種名 月額の目安(税込) 常温に近い水 冷水 温水・白湯 ボトル交換 電気代の目安
コスモウォーター smartプラスNext 4,320円〜 弱モード10〜20℃ 強5〜10℃/中6〜15℃ 60〜90℃の3段階 足元 月384円〜
フレシャス Slat 3,254円〜+レンタル料 常温水(室温) 5〜10℃ 80〜85℃/エコ70〜75℃/約90℃ 足元 月約390円〜
プレミアムウォーター AURA Water Server 4,410円 常温水約25℃ 約6℃ 約85℃/白湯約60℃/約90℃ 足元 月約798〜1,011円
フレシャス dewoⅱ 4,536円〜 常温モード(室温) 5〜10℃/エコ10〜15℃ 80〜85℃/エコ70〜75℃/約90℃ 上置き(7.2L) 月420円〜
ふじざくら命水 AQUAFresh 4,012円〜 弱冷水12〜16℃ 6〜12℃ エコ運転を含む3段階 上置き 公式サイトで要確認

宅配型で室温と同じ常温水が欲しいならフレシャス Slat・dewoⅱ・AURA Water Server、一年中安定した冷たすぎない水が欲しいならコスモウォーター smartプラスNextの弱モードやふじざくら命水の弱冷モードが向いています。宅配型は1日に飲む量で月額が大きく変わるため、後半の「1日2リットル飲む家庭の月額コストの目安」もあわせて確認してください。

常温水が出るウォーターサーバーのメリット

常温水が出るウォーターサーバーには、冷水と温水しか出ないサーバーにはない便利さがあります。代表的な4つのメリットを見ていきましょう。

体を冷やさず胃腸にやさしい水をすぐ飲める

冷たい水を一気に飲むと、お腹がひやっとして落ち着かないという人は少なくありません。常温水なら体温との差が小さいため、冷たい水が苦手な人や、朝起きてすぐの1杯でも飲みやすいのが大きなメリットです。

とくに冬場やエアコンの効いた室内では、冷水よりも常温水のほうが抵抗なく量を飲めるという声も多く聞かれます。環境省の「健康のため水を飲もう」推進運動では、のどが渇く前にこまめに水分をとることがすすめられています。飲みやすい温度の水がボタン1つで出てくる環境は、こまめな水分補給の習慣づくりに役立ちます。

なお、冷たい水が体調に与える影響には個人差があります。胃腸の不調が続くなど気になる症状がある場合は、水の温度だけで判断せず医師に相談しましょう。

薬やサプリメントを飲むときにちょうどいい

飲み薬は、コップ1杯程度の水かぬるま湯で飲むのが基本とされています。冷水だと冷たくてたくさん飲みにくく、温水だと熱すぎてすぐには飲めません。常温水ならそのまま必要な量を飲めるので、服薬のタイミングを逃しにくくなります。

毎朝のサプリメントや、寝る前に薬を飲む習慣がある家庭では、常温ボタンの便利さを実感しやすいはずです。冷水と温水を混ぜて温度を調整する手間もなくなり、高齢の家族が一人で服薬するときにも扱いやすくなります。薬の飲み方に指示がある場合は、医師や薬剤師の指示に従ってください。

白湯づくりや料理の下ごしらえにも使いやすい

常温水は飲むだけでなく、キッチンでも活躍します。たとえば米とぎ、乾物の戻し、だし取り、麦茶やコーヒーの水出しなど、冷やす必要も温める必要もない場面は意外と多いものです。

白湯をつくるときも、常温水を電子レンジや電気ケトルで温めれば、冷水から温めるよりも早く仕上がります。AURA Water ServerやLocca Smartのように白湯(約55〜60℃)を直接出せる機種なら、常温水と白湯をボタン1つで切り替えられて便利です。ガーディアンのような水道直結タイプなら補充の手間もないので、料理に常温水をたっぷり使いたい家庭に向いています。

冷水・温水と使い分けられて家族の好みに合わせやすい

家族の中には、キンキンに冷えた水が好きな人もいれば、冷たい水が苦手な人もいます。常温水が出るサーバーなら、冷水・常温水・温水を1台で使い分けられるので、家族全員の好みに対応できます。

子どもには冷たすぎない常温水、仕事帰りの大人には冷水、高齢の家族には白湯といったように、それぞれが好きな温度をすぐに選べるのは大きな利点です。冷水と温水を混ぜて温度を調整する必要がないため、コップに注いだ水の温度がばらつくこともありません。

常温水が出るウォーターサーバーのデメリット

便利な常温水機能ですが、選ぶ前に知っておきたい注意点もあります。代表的な3つのデメリットを確認しておきましょう。

常温ボタンつきの機種は浄水型に偏っていて選択肢が少ない

常温専用ボタンや常温タンクを備えた機種は、エブリィフレシャス tall、ウォータースタンド ピュアライフ L、ハミングウォーター flowsなど浄水型に多く、宅配型の天然水サーバーでは限られます。天然水が飲みたいけれど常温ボタンも欲しいという場合、選べる機種はフレシャス Slat、dewoⅱ、AURA Water Serverなどに絞られます。

また、同じブランドでも機種によって常温機能の有無が異なります。たとえばエブリィフレシャスでもtallには常温ボタンがありますが、liteやminiにはありません。ブランド名だけで判断せず、申し込む機種の仕様表で常温水の有無を必ず確認しましょう。

宅配型は弱冷水止まりで完全な常温にならない機種が多い

宅配型の多くは、冷水の温度を弱めに設定する弱冷水モードで冷たすぎない水を実現しています。コスモウォーター smartプラスNextの弱モードは10〜20℃、ふじざくら命水の弱冷モードは12〜16℃で、室温と同じ常温水にはならない点に注意が必要です。

弱冷水は一年中ほぼ同じ温度で飲めるという利点がある一方、真冬に常温の水を飲みたいときは少し冷たく感じるかもしれません。また、冷水タンクの設定を変える仕組みの機種では、弱モードにしている間は冷たい水が出せなくなります。冷水と常温水を同時に使いたい場合は、常温専用の出水機能がある機種を選びましょう。

多機能モデルは月額料金が高めになりやすい

常温水に加えて白湯や再加熱など多くの温度帯に対応したモデルは、そのぶん月額料金や電気代が高くなる傾向があります。たとえばAURA Water Serverは月額4,410円、電気代の目安は月約800〜1,000円、水道直結のガーディアンは月額4,400円です。

一方、ウォータースタンド ピュアライフ Lは5年プランなら月2,860円と、常温タンクつきでも料金を抑えられます。常温水さえ出れば十分という人は、多機能モデルにこだわらず、必要な温度帯に絞って選ぶとトータルコストを下げられます。

失敗しない常温水ウォーターサーバーの選び方

常温水が出るウォーターサーバーを選ぶときに、チェックしておきたいポイントは4つです。

常温専用ボタンか弱冷水モードかを確認する

最初に確認したいのは、常温水の出し方です。室温と同じ温度の水が欲しいなら常温専用ボタン(常温タンク)つき、冷たすぎない水で十分なら弱冷水モードつきが目安になります。

常温専用ボタンなら冷水・温水と同時に使えるので、家族で温度の好みが分かれている家庭向きです。弱冷水モードは季節を問わず一定の温度で飲める一方、モード切り替え中は冷水が使えない機種もあります。公式サイトの仕様表で、常温水の温度の目安や切り替え方法まで確認しておくと失敗しません。

浄水型か宅配型か水の補充方法で選ぶ

次に、水道水を使う浄水型か、天然水などを届けてもらう宅配型かを決めましょう。

比較項目 浄水型 宅配型
月額料金 定額(約2,800〜4,400円) 水の使用量に応じて変動(最低注文で約3,200〜5,000円)
水の種類 水道水をろ過した水 天然水・RO水など
補充方法 タンクに水道水を注ぐ(直結型は不要) ボトルやパックを交換
ボトルの受け取り・保管 不要 必要
常温専用ボタンつき機種 多い 少ない(弱冷水モードが中心)

常温水をたくさん使いたい、料理にも使いたいという人は、定額で使い放題の浄水型がおすすめです。天然水の味にこだわりたい人や、断水・災害時の備蓄も兼ねたい人は宅配型を選ぶとよいでしょう。

卓上か床置きか置き場所に合うサイズを選ぶ

ウォーターサーバーは一度設置すると簡単には動かせないため、置き場所に合うサイズ選びも大切です。床置きタイプは高さ110〜120cm前後、幅26〜30cm前後が一般的で、本体の奥行きに加えて背面に放熱用のすき間も必要になります。

キッチンが狭い場合は、高さ約42cmのfeel free putioや、幅23cmのウォータースタンド ガーディアンのような卓上タイプが候補になります(卓上ウォーターサーバーの比較記事もあわせてどうぞ)。ただし卓上タイプは置き台やカウンターの耐荷重と、子どもの手が届く高さにならないかも確認しておきましょう。

チャイルドロックと自動クリーン機能をチェックする

小さな子どもがいる家庭では、温水のチャイルドロックは必須の機能です。東京都の調査(ウォーターサーバーの安全性に関する調査)では、3歳の幼児がチャイルドロックを短時間で解除できてしまった機種があったことが報告されています。ロックの解除が2段階以上の操作になっているか、全操作ロックがあるかを確認し、ロックを解除する様子を子どもに見せないことも大切です。

あわせて、自動クリーンやUV殺菌などの衛生機能もチェックしましょう。常温水は冷水や温水に比べて雑菌が繁殖しやすい温度帯のため、サーバー内部を清潔に保つ機能があると安心です。ふじざくら命水の高温水循環、Locca SmartやピュアライフLのUV機能などが代表例です。

常温水の手に入れ方で比べる毎月のコストと手間

常温の水を飲む方法は、ウォーターサーバー以外にもいくつかあります。ここでは代表的な3つの方法を、毎月のコストと手間で比べてみましょう。

常温モードつきサーバーを使う場合

常温モードつきのサーバーなら、ボタンを押すだけで必要な量の常温水がすぐに手に入ります。手間はもっとも少なく、水の温度も一定です。

コストは浄水型なら月額約2,860〜4,400円の定額、宅配型なら水の使用量に応じて月4,000円前後から。浄水型は水道代が少しかかるものの、たくさん飲むほど1Lあたりの単価が下がります。電気代は機種によって月150〜1,000円程度と幅があるため、仕様表の目安も確認しておきましょう。

冷水を汲み置きして常温に戻す場合

今使っているサーバーの冷水や水道水をピッチャーに汲み置きし、室温に戻してから飲む方法もあります。追加の費用はかかりませんが、汲み置きの手間と衛生面には注意が必要です。

練馬区が東京都水道局の情報をもとに案内している水道水のくみ置きの方法によると、水道水を飲用に保存できる目安は、直射日光を避けた涼しい場所で3日程度、冷蔵庫で10日程度です。これは消毒用の塩素が効いている水道水の場合で、浄水器やサーバーを通して塩素を取り除いた水は、さらに傷みやすくなります。サーバーの水を汲み置く場合は、その日のうちに飲みきるのが基本です。

常温のペットボトル水を買い続ける場合

スーパーやドラッグストアで常温のペットボトル水を買う方法は、初期費用がかからず手軽です。ただし、重い水を買って運ぶ手間と、空きボトルのゴミ出しが毎週のように発生します。

2Lペットボトルを1本100円で買うと仮定すると、1日2L飲む家庭で月約3,000円。価格だけ見ればサーバーより安く見えますが、買い出しの手間や保管スペース、ゴミ出しの負担まで含めて考えると、毎日たくさん飲む家庭ほどサーバーのほうが快適です。

1日2リットル飲む家庭の月額コストの目安

1日2L(1か月約60L)を飲む家庭を想定して、方法ごとの月額コストを比べてみました。サーバーの電気代や水道代は除いた目安です。

方法 月額コストの目安(税込) 手間
浄水型サーバー(ピュアライフ L 5年プラン) 2,860円(定額) タンクへの水道水補充のみ
浄水型サーバー(エブリィフレシャス tall) 3,300円(定額) タンクへの水道水補充のみ
宅配型サーバー(コスモウォーター 12L×5本) 10,800円 ボトル交換・受け取り
宅配型サーバー(フレシャス Slat 9.3L×6箱) 9,762円(レンタル料無料) ボトル交換・受け取り
ペットボトル(2L×30本・1本100円と仮定) 約3,000円 買い出し・運搬・ゴミ出し
水道水の汲み置き ほぼ0円(水道代のみ) 汲み置き・容器の洗浄

1日2L以上飲む家庭なら、定額の浄水型サーバーがコストと手間のバランスで最も優れていることが分かります。宅配型は天然水を楽しめる反面、たくさん飲むほど水代がかさむため、飲む量が多い家庭では浄水型との費用差を意識して選びましょう。

汲んだ常温水を安全に飲むためのポイント

常温水は冷水よりも雑菌が増えやすい温度帯です。サーバーから汲んだあとの扱い方にも気を配りましょう。

コップに汲んだ常温水はその日のうちに飲みきる

浄水型サーバーの水や天然水には、水道水のような消毒用の塩素がほとんど含まれていません。そのため、コップに汲んで常温で置いた水は、空気中の雑菌が入って傷みやすい状態です。

コップに汲んだ水は数時間以内、遅くともその日のうちに飲みきりましょう。口をつけたコップの水は、唾液から雑菌が入るためさらに傷みやすくなります。飲み残しは長く置かず、こまめに捨てて新しい水を汲むのが安心です。

保存容器に移すときは冷蔵庫で保管する

麦茶づくりや外出用の水筒など、汲んだ水を保存容器に移して取っておきたい場合は、清潔でふたのできる容器に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。

保存容器は使うたびに洗って乾かし、口元までいっぱいに水を入れると空気に触れる面が減って傷みにくくなります。塩素を含まない水は水道水よりも日持ちしないため、冷蔵庫に入れても1〜2日を目安に早めに使いきるのがおすすめです。常温に戻して飲みたいときは、飲む分だけ取り出してしばらく置いておきましょう。

ウォーターサーバーの常温水に関するよくある質問

最後に、常温水が出るウォーターサーバーについてよくある質問に答えます。

常温水と白湯はどう違う?

常温水は冷やしも温めもしない室温程度(約15〜30℃)の水、白湯は一度沸かした水を飲みやすい温度まで冷ましたもので、一般的には50〜60℃前後が目安とされています。

ウォーターサーバーでは、AURA Water Server(白湯約60℃)やLocca Smart(白湯約55℃)のように白湯モードを備えた機種もあります。常温水と白湯の両方をよく飲む人は、この2つを1台で出せる機種を選ぶと便利です。

常温ボタンがないサーバーでも常温の水を飲む方法はある?

あります。もっとも手軽なのは、冷水と温水をコップの中で混ぜて温度を調整する方法です。目安として冷水2:温水1くらいの割合で混ぜると、常温に近いぬるめの水になります。熱い温水を扱うので、やけどには十分注意してください。

冷水の温度設定を弱められる機種なら、弱モードに切り替えるのもひとつの方法です。冷水をコップに汲んでしばらく置いておく方法もありますが、その場合はその日のうちに飲みきりましょう。なお、電源を切って常温にする方法は衛生面からおすすめできません。

常温水を赤ちゃんのミルクに使ってもいい?

粉ミルクを溶かすときに、常温水だけで調乳するのは避けましょう。厚生労働省が公表している乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインでは、調乳には70℃以上のお湯を使うことが推奨されています。粉ミルクに混入する可能性のある細菌を減らすためです。

常温水が活躍するのは、70℃以上のお湯で溶かしたミルクを人肌まで冷ますときです。哺乳びんの外側を流水や常温水で冷ます、または湯冷ましとして少量足すといった使い方なら便利に使えます。調乳方法は粉ミルクのメーカーの案内に従ってください。調乳に向くウォーターサーバーをもっと知りたい人は、赤ちゃんの調乳におすすめのウォーターサーバーランキングも参考にしてください。

常温水モードを使うと電気代は安くなる?

常温水そのものは冷却も加熱もしないため、常温水を出すことで電気代が増えることはほとんどありません。ただし、冷水と温水のタンクは常に適温を保っているため、常温水をよく使っても電気代が大きく下がるわけではありません。

電気代を抑えたいなら、エコモードやスリープ機能を活用しましょう。たとえばコスモウォーター smartプラスNextはエコモード使用時に月384円、Locca Smartはエコモードで月約609円が目安とされています。水道直結で瞬間冷温水システムのガーディアンは月約150円と、さらに低く抑えられます。機種ごとの電気代をさらに詳しく比較したい人は、ウォーターサーバーの電気代比較ランキングも確認してみてください。

今使っているサーバーから常温水が出る機種に乗り換えられる?

乗り換えは可能です。ただし、今のサーバーの最低利用期間内に解約すると、解約金やサーバー引取手数料がかかることがあるため、まずは契約内容を確認しましょう。

エブリィフレシャス(最大16,500円)やfeel free putio(15,000円)のように、他社からの乗り換えでキャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施しているメーカーもあり、解約金の負担を軽減できる場合があります。国民生活センターもウォーターサーバーの勧誘・解約トラブルについて注意を呼びかけているので、新しい機種の契約期間と解約条件も事前にしっかり確認しておきましょう。

夏場でも常温水はぬるく感じない?

常温水の温度は室温とほぼ同じになるため、エアコンを使わない真夏の室内では30℃近くになり、ぬるく感じることがあります。

夏場に常温水がぬるいと感じたら、エブリィフレシャス tallのECO冷水(約10〜15℃)やfeel free putioのECO冷水(約14〜20℃)のように、冷たすぎない冷水モードに切り替えるのがおすすめです。季節によって常温水と弱冷水を使い分けられる機種を選んでおくと、一年中快適に飲めます。

まとめ|常温水が出るウォーターサーバーで体にやさしい水分補給を

常温水が出るウォーターサーバーは、冷たい水が苦手な人や、薬やサプリメントを飲む機会が多い人、料理に常温の水を使いたい人にぴったりです。ただし、常温水の出し方は機種によって大きく違うため、選ぶ前に仕組みを確認しておきましょう。

室温と同じ常温水をボタン1つで出したいなら、常温専用ボタンを備えた浄水型がおすすめです。温度の選択肢を重視するならエブリィフレシャス tall、料金を抑えるならウォータースタンド ピュアライフ L、狭いキッチンならfeel free putioが候補になります。天然水を飲みたいなら、常温水機能つきのフレシャス Slatや、約25℃の常温水と白湯が出るAURA Water Server、冷たすぎない弱冷水が使えるコスモウォーター smartプラスNextを選ぶとよいでしょう。

月額料金や最低利用期間、設置サイズまで比較して、家族のライフスタイルに合う1台を見つけてください。毎日の水分補給が、もっと手軽で心地よいものになるはずです。

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